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【四季を生きる vol.2】

あらゆる所でススキを目にする季節になりましたね〜🌾
昨日はお父さんの運転する子供乗せ自転車の後ろにちょこんと座ってヘルメットをしっかりかぶった小さな子どもが、ススキを片手にフリフリして喜んでいるのを見て微笑ましくなりました〜

トップの写真は私の元気がないときに好きな人が連れて行ってくれた箱根でみた、仙石原ススキ草原です。
箱根には何回か行ったことがありますが、この場所に惹かれたのはあの時が初めてで、両脇でススキがスースーいっているのを聞きながら向こうから優しく吹く風がすごく心地良かったのを覚えています。牛乳が供給過多になっている時期で、ホットミルクが信じられないくらい安売りされててそれを片手に歩いたなあ。
今度行くときは向こうまで一緒に歩きたいなあ。今の時期にいったら、また違った色を見せてくれるんだろうなあ。なんてことを思いながら出来るだけ丁寧に半年前の記憶を思い出しています。

過ごしやすい気候になってきてからは、『ことばの歳時記』の9月のページをパラパラと読んでいました。
すると9月27日のページに「ススキ」という題を見つけ、ススキが昔から屋根を葺く材料として重用され、炭俵の材料としても使われていたことを知りました。
昨日道に生えてるのを見つけて触ってみたら、たしかに頑丈そうでなるほどと思いました。

また、

ススキの語源ははっきりしないが、サーサー音がする植物をササというところを見ると、スースー生えている感じをススキといったのかもしれない。

とも書いてありました。

この写真のススキの生えている感じを見ると納得する感じがしますが、目をつぶって好きな人と歩いたときの情景を脳裏に描いてみると、スースーと音がしたからじゃないかなあ、なんて思えてきました。
それを確かめるためにも、やっぱりもう一度行きたいなあ。

📷 March, 2020

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