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【嗚呼、人生 vol.36】 オーストラリアで落とし物をした②

前回は、定期入れを落としたことについて書きました。
そして今回、一番恐れていたもの、iPhoneを落としました。

それはオーストラリアのスーパーに寄ったときのこと。こちらのスーパーでは毎週特売商品が変わるので、その日の朝に今週のチラシをオンラインでチェックして帰りに目当ての商品を買って帰ることを楽しみにしていました。

その日は私が大好きなイタリア産のチョコレートとハニーソイチキン味のポテトチップス、朝ご飯の美味しいパンがセール中だったので、るんるん気分で無人レジに持っていきました。

そしてレジでスキャンし終えスーパーを出てインスタを開こうとしたとき、携帯がないことに気づきました。

そのとき私はBluetoothイヤホンで音楽を聴いていたのですが、不思議なことにその音楽が途切れることはありません。それならばリュックサックに間違えて入れてしまったに違いないと思い、中にあるものを全て出して探しました。それでも、見つけることができません。こんなことは考えたくないけれど、誰かに盗られてしまったのだろうか?もし盗られてしまったとしても、音楽がまだ聴こえているから盗った人はすぐ近くにいるに違いない。そう確信して恐る恐る周りを見渡します。でもそれらしき人は見当たりません。スーパーにもう一度入って歩いた場所を確認したい衝動に駆られましたが、一度入ったらまた何かしら買わないと出られない恐ろしきスーパー。仕方なく、近くにいた店員さんに聞いてみました。店員さんは、どんなケースか確認したあと、サービスカウンターで預かっているとのことを教えてくれました。

ありがとう、オーストラリア!!!

おそらく無人レジでスキャンをしているときに台に置いたまま置き忘れてしまったのでしょう。それでも、iPhoneを落としたのにそれが無事に返ってきたことに驚きを隠せませんでした。改めてiPhoneを見ると、首からかけるためにの紐がついていることを思い出しました。日本でもよく起き忘れていたから、紛失防止のためにパートナーが買ってくれたんです。

これからは、どこかに置こうとするときにはこの紐を活用しよう。

そう強く決心した一日でした。

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