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蟲神器デッキ紹介🔰「必殺!カウンターアグロ」
こんにちは。
静岡県で蟲神器を遊んでいる、公認サポーターのベランダと申します。
先日、初心者向けのデッキ紹介記事を書かせていただきました。
今回は、その中で紹介したカウンターアグロについて詳しく書いていこうと思います。
戦術や構築等について、初心者向け🔰に解説できたらと思います。(仮想敵のデッキタイプについての説明は省略しますので、前回の記事を読んでから、今回の記事を読むことをおすすめします。)
今回もわかりやすさ重視&完全な私見ですので、ベテラン蟲主さんは大目に見ていただけると幸いです。
後輩蟲主🔰の助けになれば嬉しいです😆
↓note1弾も読んでみてね!
デッキ画像提供: 蟲神器ゲート
↓デッキを組んだり、カードについて調べるのに大変便利なサイトです。
1. どうしてカウンターアグロなの?
私がカウンターアグロをおすすめしたい理由はいくつかありますが、大きな3つを挙げるとするなら、
①LRを使わず、構築の自由度が高いから。
(しかも殆どが1弾の虫で構成されます。)
②大会を優勝できる位のパワーがあるから。
③自身の上達が感じられるデッキだから。
です。
お金に余裕のある方であれば欲しいLRが出るまでパックを剥いたり、LRに数千円使ったりしてデッキを組むことも可能かもしれませんが、始めたばかりの方や小中学生には厳しいことでしょう。(いくら単価が安い蟲神器だとしても…。)
しかし、カードゲームをやるからには「勝ちたい」という気持ちが湧いてくるのも当然です。
そこで、組みやすくて、デッキパワーもあるカウンターアグロについて紹介したいと思います。
2. カウンターアグロって何?
では、早速本題です。
カウンターアグロとは、小型虫を展開して相手を押し切ってしまうデッキタイプです。
しかし、アグロ(速攻)と言っても、1ターン目から虫を出して攻撃することはせずに、適度に相手の縄張りを削りながら、エサと手札を貯めて、相手を倒せるタイミングで一気に1コスト虫を展開して勝負を決めにいきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135498041/picture_pc_f765959e6e62fbc8b1c0215a443428b0.png?width=800)
↑は私が実際に使っているカウンターアグロです。(ガンスリンガーイベント7連勝で優勝した時のもの。運だけとか言わないの!)
「グンジョウオオコブハムシ」や「エダナナフシ」などの2、3コストの虫を起点に攻めていきます。
相手の動きに合わせて柔軟に対応していく必要がありますが、「貯めて、展開」の基本の動かし方は同じです。一気に展開するまでに2、3枚の縄張りを削っておくのがポイントです。
3. デッキ構築のすゝめ
ここからは、カウンターアグロのデッキの組み方を解説していきたいと思います。
(例の如く、わかりやすさ重視です。御愛嬌。)
最初は下記のベースを元に組んでいくのをおすすめします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135501377/picture_pc_963162dc5fe50cbbd945c31f47566115.png?width=800)
それでは、採用理由について解説です。
⭐︎モンシロチョウ&モンキチョウ
2種類揃えることでそれぞれの攻撃力が400となり、1コストでは破格の攻撃力を誇ります。基本戦術として、手札を貯めてから展開するため、2種類手札に揃うことが多いです。今流行りの〈水生昆虫〉も、タガメ以外は一撃で屠ることができます。
⭐︎クロヤマアリ
モンシロ&モンキと肩を並べる、カウンターアグロのメインウェポンです。
アリの大群(自分の場の虫の数×100のダメージを与える。)の攻撃ができます。
場に一気に虫を展開する戦術で戦いますので、攻撃力が400以上になることも珍しくありません。
⭐︎グンジョウオオコブハムシ
〈宝石昆虫〉これが虫の攻撃により破壊されたとき、この虫をエサ場に置く。
の能力を持つ、2コストの虫です。手札に来たら、この虫から攻撃を始めましょう。相手が虫の攻撃で倒してくれたなら、エサが増えて試合を有利に進めることができます。(この虫だけは代用が利かないので、何とか手に入れてください。)
⭐︎エダナナフシ
〈擬態〉これは場に出た次の相手ターンに攻撃を受けない。※これ以外に虫がいないとき、直接攻撃を受ける。
の能力を持つ、3コストの虫です。体力は200と頼りないですが、攻撃力が500もあります。これは、「ゴライアスオオツノハナムグリ」やセミ科デッキの軸となる「エゾゼミ」&「テイオウゼミ」、水生昆虫で採用されるアグロの天敵「タイコウチ」を一撃で倒すことができるスタッツです。〈擬態〉で場に残りやすく、相手の〈とびだす〉をケアできる非常に優秀な虫です。
「エダナナフシ」が足りなければ、スターターデッキで手に入る「ナナフシモドキ」でも代用可能です。(攻撃力は400になりますが、ゴライアスは突破できます。)
また、3コスト〈擬態〉はすぐに出すのではなく、相手の様子を見ながら使うのがポイントです。
⭐︎また、この他にもう2枚、1コスト虫を採用するのをおすすめします。
特に理由がなければ緑の1コストを2枚採用すると相手の虫の弱点を突きやすいです。
「ベニツチカメムシ」や「プラチナコガネ」、「マメコガネ」辺りが無難です。
「ベニツチカメムシ」は100ダメージを分配してから攻撃できるのですごく小回りが利きますし、「プラチナコガネ」は相手のエサをひっくり返すことができます。
1コストが6枚のままですと展開力に欠けますから、8、9枚あると安心です。「クロヤマアリ」や「モンシロ&モンキ」を持っていない場合には、火力は落ちますが、とりあえず他の1コスト虫を入れておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135506571/picture_pc_b4d8fa6c80ed8f43a2b6c52dee8e3343.png?width=800)
とりあえず、ブースターパック1弾で手に入るマメコガネを入れてみました。
先述の通り、カウンターアグロはかなり自由度の高いデッキタイプですので、正直、残り8枚は何を入れても大丈夫です。システムに沿って、自分の持っているカードの中で試行錯誤してみてください。必要数縄張りを削って、一気に詰められればどんな構築でもいいんです。
おすすめカードを下記にまとめておきます。
色々組み替えて遊んでみて下さいね。
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攻撃力UPの術があると、突破力が上がる
また、自由枠があるので派生デッキも組みやすいです。「蜉蝣の閃き」と大型虫を採用する人や、「オオコノハムシ」を使いこなすベテラン蟲主もいるそうです。
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基本戦術はカウンターアグロと同じ
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構築の自由度が高く制限を満たすのも容易
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このように、人によって、環境によって姿を変えながら戦えるのがカウンターアグロです。私自身も2弾の時からマイナーチェンジを重ねて遊んでいます。
4. 各デッキタイプとの所見
繰り返しになりますが、1ターン目から虫を出して攻撃するのではなく、1コスト虫は手札に取っておいて、後半に大量展開を狙うのが基本の動きです。その過程の中で、2、3コストの虫で縄張りを削ったり、時には1コスト虫も利用して相手の虫を倒したりしながら、一気に勝負を決められるタイミングを伺います。基本は待ちの姿勢です。
カウンターアグロに限らず蟲神器全般に言える事ですが、相手の手札が自分の縄張りの枚数と同じになる時は要注意です。(自分が倒されないラインを見極めながら戦えると、ぐっと勝率が上がります。)
場合によっては、何もしない(エサも置かない)ターンがあっても良いんです。
カウンターアグロは強力なデッキですが万能ではありません。各デッキタイプとの相性や立ち回りについて、簡単に書きたいと思います。
VSワンショット
いきなりですが、はっきり言って超不利です。カウンターアグロの最大の天敵で、勝率はかなり低め。
〈擬態〉中に「ニセハナマオウカマキリ」の2連撃を喰らったり、採用している全ての1コスト虫は「ニセハナマオウカマキリ」や「テナガカミキリ」にまとめて倒されたりします。
相手の手札が揃わないようにお祈りしながら、最低限の攻撃で倒せるよう意識しましょう。
VSコントロール(ランプ)
有利です。相手の虫を一撃で倒せるように手札を調整しながら大量展開を狙いましょう。4〜5体虫を並べると、相手はどうしようもなくなることが多いです。セオリー通りでOKです。
VS純アグロ
五分五分〜若干不利位です。殴り合いましょう。
相手はエサをあまり貯めずに戦ってくると思いますので、相手のエサ以上の数の虫を場に残せると有利に立ち回れます。
〈とびだす〉を多めにするなど、構築によっては有利かもしれません。
VSミッドレンジ
微不利です。「ジグモ」や「カレハバッタ」等に攻撃を透かされて、時雨からの連撃を喰らうことがあります。お互いトドメを刺されないように手札の枚数を管理し合う、睨み合いになるかと思います。
VS水生
大会に出ると避けては通れない相手でですが、意外と勝てたりします。
除去を積んでいない水生は「グンジョウオオコブハムシ」も虫の攻撃で倒してくれるのでエサも伸びますし、「エダナナフシ」も最大限活用できるので有利に戦えます。
除去を積んでいる水生も、水生自体がアグロを苦手な傾向にあるので、勝てる時は勝てます。
こうしてみると「本当に勝てるのか?」と心配になりそうですが、いつもお互い100%の手札で戦える訳ではありませんから、経験値とプレイングで勝ちを引き寄せましょう。不利対面、相手のデッキがわかっている際にはセオリー度外視で突っ込む事も。(この辺は慣れてきたらで大丈夫です。)
5. 最後に
カウンターアグロは他の好きなデッキを組むまでの繋ぎや、1人回しの調整相手なんかにも丁度良いデッキだと思っています。もちろん、カウンターアグロを極めるも良し。もしめちゃくちゃ強いデッキが完成したら教えてください。パクります。私は色々なデッキを持っていますが、交流会やサイドイベントの際にはいつもカウンターアグロを使用しています。使っていて楽しいし、大量展開は結構盛り上がります。
おさらいですが、
◎1コスト8枚以上、グンジョウ2枚、ナナフシ2枚をベースに組んでみる。
◎相手の縄張りを適度に削ったら、一気に1コスト虫を展開して倒す。
の2点を押さえていれば、ベテラン蟲主にも一矢報いることができるかもしれません。
手持ちのカードと相談しやすいデッキですから、是非アレンジして使ってみてくださいね!
それでは良い蟲主ライフを!🪲
※4/5追記↓
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1ターン目から殴ることもできるし、カウンター戦術も取れる擬態アグロです。アグロ対策していないデッキには厳しい。