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成人女性が行きやすいっぽいアイドル現場の紹介(リリカルスクール編)

成人女性が行きやすいっぽいアイドル現場のご紹介。

最初から身もふたもないことを書くと、好きな現場をお勧めしたいだけの案内です。
「アイドル現場に行ってみたいけど勇気がいる女性向けのガイド」とかでも「今アイドル現場がアツくて逆におしゃれ!女の子も多いから行ってみなよ!」というようなものでも、「アイドル現場の女性ならではの楽しみ方をガイドするよ!」というような意図もないです。人によっては肌に合うかもしれないのでなんとなく予定が合ったら見てみるのもいいかもしれませんね、参考までにご紹介しますね、というような感じです。
男女比とかは完全に主観です。ライブハウスと無銭インストアとかでもだいぶ変わります。
よくわかんないオタク用語みたいなのがあったら検索してください。

第一弾は私の本現場、リリスクです。
Lyrical school(リリカルスクール)

http://lyricalschool.com

メジャー(キングレコード)所属です。
ヒップホップをやるアイドルです。
ギャングスタみはなくて、生活に寄り添ってくれるような音楽です。

現場基本情報など
●無銭イベント:主にリリース時に都内近郊で行われる
●ワンマン最大キャパ:Zepp divercity
●2ショットチェキの価格目安:2千円(シングル2枚)基本サインなし
●客の男女比:8対2くらい
●ピンチケ率:ほぼゼロ
●光る棒:基本振らない
●MIX:あまり入らない
●オタクの総称:ヘッズ
●成人女性に受けそうなポイント:アートワークやグッズがかわいい

◆さんざん現場に行っている私が説明するより先に、私の周りのアイドルオタクではない成人女性を現場に連れていったり、音源を配布した際の感想を羅列してみましょう。
「メンバーがかわいい」「ラップがうまいね」「グッズがかわいい」「曲が良い」
「イルリメとかトーフとかAxSxEさんが曲作ってるのか」
「思っていたアイドル像と違ったから怖くなかった」「大部さんってすごいやばいオタクだと思ってたけどものすごくかわいいんだね?」
「オタク、想像していたのより見た目が普通」「別に臭くないんだね?」
オタクの感想になってる後半は置いておいて、普通にすごく好評ですね。

◆私という成人女性が現場に通うようになった経緯
私が初めて単独イベントに行ったのは、2013年ごろ、当時住んでいた仙台で行われたインストアイベントでした。それまで曲は聴いていて好きだったけど、ある程度自分の中で音源だけで完結してしまうくらい普通にいい音楽として扱っていて、頑張って東京までライブ見に遠征するまでの興味はなくて、TIFとかに遠征してタイミングが合ったりしたらライブちょっと見るとかTシャツかわいいから買っておこう、くらいの感じ。超ライト。
これは地方ヲタあるあるだと思うんですが、近くにアイドル来るなら行ってみようかの気持ちでカジュアルに行ったら、「うわー好きな曲目の前でやってる!生で見たらすごくかわいい好き」と生来のチョロさを発揮して即好きになり、遠征ヘッズも物珍しい地元民のオタクに優しくしてくれ、メンバーも集合ショットを撮る際「スカート履いてるから(前列でしゃがまずに)後列においでー」って女子らしい優しい気遣いをしてくれて後は「リリスク…カワイイ…イイコタチ…イイニオイ…スキ…」になるしかなかった。
その後東京に引っ越したら現場に気軽に行けるようになったので、「普通にCD欲しいしせっかくだからライブ見られるしリリイベで買うわ特典券もつくし」という気持ちで現場に行っていたら推しもでき、どんどんチェキ帳は埋まりリリース週の予定はリリスクで埋まりCDは数十枚単位で増えていきTシャツは自宅に山と積まれた
※ポイント:メンバーはやさしくてかわいくて気遣いの出来る子たち
※地方インストアはオタクのその後の生活に多大な影響を及ぼす事例もある

◆現場の感じ
インストアとワンマンでも違うのですが、お決まりコールもMIXもさほどなく、みんな踊ったり声出したり地蔵したりケチャしたりプチャヘンザしたり好きにやっています。特に「お約束!これやらないやつ素人!」みたいなのはないです。ただ、前方で初めて「プチャヘンザ!」などが始まったときはみんな低めの姿勢でケチャしながら前方に集まったり(圧縮までいかない)するからちょっとびっくりするかもしれない。ヘッズたちは沸くときは沸きますし人によってはジャージャーもしますが、平均年齢が高めなのもあるのか、ピンチケ皆無ですし落ち着いている印象です。ご夫婦や親子連れもいらっしゃいます。あとこれは主観ですけど、新規古参うんぬんみたいなよくある現場のあれがない気がします。ひと
りでもくもく通っていた頃も新規おいてけぼり感みたいなものは別に感じてなかった記憶がある。
ライブ映像も何本かソフト化されてるので見てみるのもいいかもしれません(2015年のツアーdate spotのDVD辺りが入手しやすいのでいいです)。

◆メンバー簡易紹介
みんなたちはツイッターに「リリスク」と書いたら本人たちから「いいね!」が来たことはあるかな?全員ツイッターをやっているので、気になったらフォローしてみようね!

Ayaka:(青の子)「アイドルのキモオタの大部さん」として一部で有名な奇跡の26歳。
「アイドルヲタアイドル」が溢れる昨今、他とは一線を画す業の深さを感じる。
グラビアが素晴らしいセクシーくちびるの持ち主。最近見た目が10代。優しい。

Mei:(赤の子)この子が元気にステージを駆け回る姿が本当に楽しそうで、いつもいてくれてありがとうという気持ちになる。ちょっとポンコツで誤字と言い間違いが多くてかわいい。誰よりもステージからオタクを見てくれている印象。私がエモまって爆泣きしてると真っ先に気づいてくれる。優しい。

Ami:(オレンジの子)アシメのオン眉前髪が最高にかわいい、まっすぐな努力家でグループのバランサー。気遣いの人。浮かない顔をしたりしているとすぐ気づいてくれる。メンバーと行くバスツアーではヘッズみんなに手作りお菓子と手書きのカードをくれたり、一人でいるヘッズにそっとかまってくれたり、すごく優しいしかもさりげない。

Minan:(紫の子)長身、明るい髪色だけじゃなくて、ラップでも歌でも目立つスキルがあって、どんどん華やかになっていくかっこいい女の子。企業の内定を蹴ってリリスクに入った、意志の強さと覚悟のある子。MPCを叩いて歌えるスキルまであるよ!(動画検索してください、すごいよ)握手とかでは気さくにいじってくれる。優しい。

Hime:(緑の子)一番若いのに(JK!)一番しっかりしているのこの子じゃないか、とよく思う。賢くて、オタクがしてほしいことどうしてそんなにわかるの…という小悪魔さも持ってる。オタクがよく釣られて幸せそうにしてる。私もしてる。尊い。ラップのスキルの伸びしろがありすぎる。他推しのオタクに推しのいい話とかそっと教えてくれる。優しい。

私は今年脱退してしまったYumiちゃんを推していました。(この話は書くと長くなるうえに泣くので割愛しますが、今でも大好きです愛しています)なので今は箱推しとして現場にいます。

◆おわりに
11/16にメジャーファーストフルアルバム(いいアルバム!)が発売されて、これからリリスクは全国ツアーがはじまります。いろんな地方にたくさんいきます。お近くの方は行ってみてください。生活に好きや大好きが増えたりするかもしれません。アイドルの現場だけど、気負いはいらないです。後ろでゆっくり見ても、好きに踊ってもいいです。グッズもかわいいです。
アイドルの紹介ワードで「いいから1回見てみて!」にあまり意味がないことを私は知っているし、どんなに人に「いいよ!」とすすめられても興味を持つかどうかは自分の気分しだいだってことも知っています。なので、怪人とかいうキモヲタがなんかすごい推してたなー、くらいで記憶にとどめていただいて、タイミングが合ったらYouTubeとかで検索するなりしてみてください。

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