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T型あるある「人の気持ちがわからん」について

noteを始めてからというものの、ちょっとした空き時間に、16タイプについて論じている人たちの記事を拝見するのが、日課となっている。

そこで思うのは、「本当にタイプによって人それぞれ悩みが違うよなぁ」ということ。

例えば、INF×だったら、「周りの人に意地悪されて悲しい」とか「過去のトラウマ」みたいな投稿が多いのに対し、J型とかだと「計画しない奴やる気あんのか!?マジメにやれ!」みたいな投稿が多い気がする。


その中でもよく見るのが、T型の人が言う「人の気持ちがわからない」というものだ。

私はTもある程度あるが、メインはF型なので、「もうちょい配慮しろ」とか「人の気持ちを考えろ」みたいな怒られ方はされたことがない。

(そのようなことを言う人は大抵F型だ)

これはおそらく心理機能でいうFiが強く働いているためだと思われ、「なんとなくこの人はこんな気持ちなのかなぁ」と推測するのが比較的得意であるためかもしれない。

そこで今回はF型の私が、「人の気持ちを考えろ!」と言ってくるF型の人との付き合い方について考えていこうと思う。

(あくまで個人の主観で根拠があるわけでもないので、全く的外れだったり、「とっくにやってるけど、うまくいかねぇから悩んでんだよ!」と思われた方はスルーしてくださいませ)
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まず大前提、全ての人の気持ちがわかる、という人はこの世に存在しないと思う。

F型の私だってもちろん、全員の気持ちがわかるわけではない。

特にST型。
おそらくNF型よりはシンプルな思考回路だと思うのだが、彼らの得意なことや好きなことが、ことごとく私の苦手なものであるため、全く理解できないことが多い。

そういうとき、彼らの気持ちになって考えようと思っても、的外れなものになることがあるだろう。


だが、それ以外のタイプの人は、なんとなくわかる気がする。
少なくとも相手の気持ちを害した経験はなく、衝突しても言い分を聞けば納得できるものが多かった。

立場や年齢、経験などから一概にはいえないのは当然だが、NF型は割と自分と同じような思考回路であるからわかりやすい。

SF型は、正直言って共感できないことも多いが、同じF型というだけあって地雷を回避することはできる。(ESFPとかは関わりが少ないのでわからんが)

NT型も人によっては理解できない人もいるが、彼らの言っていることは割と正論であることが多いため、話し合えば理解することができる。(ENTJはサンプルが少ないので、なんともいえないが)



結局は人口比率の問題だと思う。

男性はT型も多いが、人口的にはSF型が一番多いと思われるので、SF型の気持ちが理解できるかどうかが、「人の気持ちがわかる」ということになるのだろう。
(もちろん職場や環境によってどのタイプが多いかは変わると思うので、これまた一概には言えないが)

私の場合、NF型であり、頑張ればTに寄せることも可能な比率なので、それと隣接しているタイプはある程度わかるのだと思われる。


だからST型はNF型の気持ちはわからなくてもSF型の気持ちは少し理解できるかもしれないし、NT型もST型や人によってはNF型の気持ちもわかるかもしれない。



また私の場合、INF×の例に漏れず、元のメンタルは弱い分類だ。

もちろん、学生時代の部活動や体育会系の強い職場での経験、メンタルコントロールスキルの学習などから、人並みの耐性はついているが、やはり元の繊細さは自覚している。

元のメンタルが弱いからこそ、人より傷つく範囲が広いため、「私はその言葉で傷つかないが、他の人に言ったら傷つく」というシチュエーションがほとんどないのだ。

はっきり言って、センスというか先天的なものも半分くらいは入っていると思う。

(普段TeやSeの不足で苦しんでいるので、これくらいの長所はあってもいいだろう、、?)

だから、元のメンタルが強いが故に人の気持ちを逆撫でしてしまう人に対して、「もっと人の気持ちを考えて!」というのはかなり無理があるようにも思う。


、、と、そろそろ勿体ぶらずに、そのようなことを言うF型との付き合い方について述べようと思う。


結論から言うと、
発言の前もしくは後に
「私はあなたの敵ではないし、傷つけるつもりで言っているわけではない」
という語を入れることだ。



T型からしたら無駄としか思えない単語をいちいち言うのは面倒以外の何物でもないかもしれないが、F型に対してこのワードは結構重要だと思う。


私であれば、ある程度信頼関係ができている人なら問題ないが、悪意がなくとも強い口調で質問攻めされたり、理詰めされたりしたら、警戒心を持ってしまうし、失礼だと感じることもあるかもしれない。

これまた主観的で申し訳ないのだが、私が上記のようなセリフを言うときは、かなり怒っている時だ。

だからこそ、そのようなことを言われると、「何か怒っているのか?もしくは私に対して敵対的な感情を持っているのか?」と思ってしまう。

別に怒って言ってるつもりではないのに、勝手に怒っている認定をされ、「失礼な奴だ」などと言われるのは、T型の人からしたらたまってものではないだろうが、実際そう考えるF型の人は一定程度いると思われる。


だから面倒かもしれないがF型の人と対峙する時は、「あなたの人格を否定するわけではないけど、ここはこう思うよ」とか「あなたの意見は尊重するけど私は違う意見だね」と言ってもらえるとありがたい。

持論を勢いよく畳み掛けてしまった場合は「ちょっと言い方キツかったかな?」みたいなセリフを後から言ってフォローしてもいいと思う。

そしてこの言葉を言ってもらうことによってF型は、「この人は私のことを嫌ってて言っているわけではなく、純粋な疑問や反対意見を言いたいから言っているんだ」と了解できる。

そこでようやくF型は、はじめて相手の意見を受け入れる体制ができるのだ。


また、これらの語はディベートや営業場面ではマイナスに働くかもしれないが、日常生活であれば言い過ぎて損することはない。
F型だったら「ありがとう。傷ついてないから大丈夫よ〜」と言って元の本題に戻れるだろう。

これで少しは「人の気持ちがわからん奴だ」などと小言を言われる可能性は減らせると思う。


T型の人からしたら、「こんなことをいちいち言うのは面倒だなぁ」と思うかもしれない。

一方F型はF型でストレートな言葉に対して、傷つきやすい傾向にある。


結局は互いの歩みよりしかないだろう。


T型が気をつけるように、もちろんF型はF型で「勝手に傷つき、すぐに人を敵認定しないこと」が大切だ。
(もちろん自戒を込めて)


個人的にT/F軸やI/E軸はS/NやJ/Pと比べて歩み寄りがあれば、理解し乗り越えやすいところだと思っている。
(たぶんS/Nは一生かかっても無理な気がする)

だからこそ、今回の投稿がどなたかの参考になれば幸いだ。


最後に、最近「読書メーター」というアプリを再開させました。
今後はこちらにも読んだ本を投稿していこうと思うので、もし使っていて「ALVAのアカウントフォローしたってもええで」と言う方はコメントください。

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