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例の親友について(INFJ徹底比較)


フォロワー様が自身のご友人を紹介している記事に刺激を受け、自分も書いてみたい!と思い、執筆。

テーマはタイトルにもある通り、たびたび私のnoteに登場する例の親友についてだ。
(もちろん本人には無許可でnoteに書いてる笑)

「例の親友、例の親友」と連呼するが、「果たして例の親友って何者やねん」というツッコミがそろそろ来そうなので(来ないと思うが)、今回は彼について紹介し、私との違いについて比較していきたい。

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そもそも彼とは同じ大学のサークルで出会い、今でも2ヶ月に1回くらいの頻度で遊ぶ仲となっている。

学部が違い、3.4年時はコロナ全盛期で学校生活が送れなかった代なので、彼とは学内での接点が多い方ではなかったにも関わらず、会うと必ず深い話になり、よく一緒に遊びに行き、その関係が今でも続いているという感じだ。


まず前提として、彼も私も16タイプ的にはINFJなのだが、性格が少々異なる。

一言で言うと、例の親友はガチのINFJという感じで、私はINFPがベースにありつつ少々捻くれたINFJという感じだ。(なんやそれ)


そんな彼との会話は独特なものとなっている。

挨拶もほどほどに、会って5分で互いの近況報告をし合い、今抱えている悩みや不安を共有し合う。

そこから過去のトラウマの話や将来に対する漠然とした不安、自分で立てた高い理想に到達できない己の未熟さ、弱さ、絶望を語り合い、最後には「これからも共に頑張ろうぜ」と言って別れる。

初めは近況報告だったものが、いつの間にか小学校時代の話や数十年後の未来の話へと横断的に展開され、それを相互に共感し合いながら、Nの強い私が得意の抽象化で、「結局こういうことなんだね」とまとめ上げる。

おそらくNF型以外のタイプはパーセンテージにもよるが、中々ついていくのはしんどい世界線だと思われる。


それではここから、親友と私との違いについて述べていきたいと思う。



相違点1
心の温かさ


当然といえば当然だが、ガチのINFJである親友の方が、捻くれた私よりも心は綺麗で温かい。

もちろん、私も少々捻くれているが一応INFJなので、比較的温かい方だと思ってはいる。

しかし、彼の方が温かさは数段上だ。

心理機能でいうところのFiとFeで表したらわかりやすいだろうか。


私はINFJながらFiが強い。
常に自分らしさを考えているし、自分が幸せになるために日々生きたいと思っている。

自分の価値観を大事にしているので、その分人の大切にしている価値観もある程度尊重できるから、他者から見たら寛容な人に見えるかもしれない。

しかし、あくまで向かっているベクトルは自分自身。
その価値観が合わない人に対しては無関心だし、価値観が合わなくなったと感じたら、今まで仲良くしていても容赦なく切り捨てる。

自分が幸せになるために、自分の好きな人に対しては優しいが、興味のない人、一緒にいて得られるものが何もない人に対しては対応が塩になる。

結構わがままだ。


一方親友の優しさはFe的だ。

内向的だが、穏やかで誠実で誰に対しても思いやりを持って接している。

集団内での動き方においても、私の場合はその集団のことをよく思っていなかったら一気にやる気がなくなるのに対し、彼は好き嫌いに関わらずしっかりと自分の役割を責任持って果たそうとする。

大学時代のサークルも、私はつまらなくなって途中でやめたが、彼は最後まで続けていた。

高校時代の文化祭などでも、なんだかんだ遅くまで残って作業をしたようだし、クラスの仲間と楽しめたと言っていた。
「文化祭などくだらん」と言って隅の方で友達と喋っていた私とは大きな違いだ。

おそらく誰かの役に立つことが好きなのだろう。

人を疑うことなく、自分の損得に関わらず、純粋な心でコミュニケーションをとることができる彼のことをカッケェと思っている。



相違点2
アクティブさ


超インドアな私に対して親友はかなりアクティブだ。

野球観戦、旅行、音楽ライブ、読書、グルメ、お笑い、ドラマ鑑賞などなど、インドアからアウトドアまで豊富な趣味を持っており、それらをかなり高いレベルで極めている。

彼は休暇のたびにドライブに出掛け、一人で色々なところを巡り、長期休暇ができたら必ず海外旅行に行っている。

3連休などあろうものなら全日予定をパンパンに詰め、西へ東へ動く彼を見て、どこからそんなエネルギーが湧いてくるのかと感心する。


おそらく基礎的な体力の量が元から違うのだろう。

食事に対しても、私は栄養補給としか捉えておらず、頻繁に食欲不振に陥る。
だからなのか、完全に健康な日というものがほとんど存在せず、慢性的に体調不良を訴えている。(その割には命に関わるほどの大きな怪我や病気はしたことがなく、中々にしぶといが)

一方彼は、よく食べるし、体調が悪いと言っているのを見たことがない。

もちろん気を遣って体調不良でもわざわざ言わないだけかもしれないが、仕事もプライベートもバリバリこなしているので、健康面にはあまり課題を抱えていないのだろう。


家に引きこもって自己問答している私とアクティブに動き回る親友。

そこに優劣はないが、自分の知らない世界をたくさん知っている点で、尊敬せずにはいられない。


相違点3
NJ度


彼と私の最大の違いは16タイプのNとJのパーセンテージにあると思われる。

一言で言うと私はNPに近く、彼はSJに近い。

私は対外的にはマジメちゃんを装っているが、実際のところは割と適当だ。

日によって言ってることややっていることがコロコロ変わるし、周囲に迷惑をかけないのなら、多少のルール無視くらいはバレなければ問題ないと考えている。

「もうこれくらいいいじゃん、これでいこうよ」などと言うので、周囲からは「ALVAくんって几帳面な子かと思ってたけど、意外と雑だよね」とよく言われる。

悪い意味でのギャップだろう号泣。


一方親友の方は、計画的で行動の一つ一つが丁寧だ。

旅行に行く際もきっちり計画を立てるし、ルール遵守の意識も強い。

責任感があるし、途中で仕事を投げ出すこともない。

だからおのずと彼の周りには人が集まるし、多くの人から信頼されているのだと思う。


このように日常単位でのきっちり度は彼の圧勝だが、とはいえ私も提唱者としての意地がある。(提唱者としての意地ってなんやねん)

というのも、1日単位のミクロレベルでは完全にPだが、マクロレベルではJが強くなるのだ。

例えば仕事のモチベだ。
親友は、仕事のモチベを来週の野球観戦やお盆休みの海外旅行に見出しているのに対し、私は5年後の資産額に見出している。

流石に死の間際から逆算することはしないが、5年後、10年後の自分を想像し、理想の自分になるために足りないものをできる範囲で埋めようと長期的に計画する。

「将来お金に困る人生を送りたくない」
「ということは5年後これくらいの貯金額が欲しいなぁ」
「だったら、取れそうな資格とって上司にアピールするか」
「いや、そもそもこの仕事でいいのか?転職してより安定したところに勤める方がベストでは?」
「このままじゃ5年後理想の自分にはなれない。先月遊びすぎたから今月は服買うの我慢しよ。帰りに菓子パン買っちゃうけど」

理想の貯金額にするために頑張るにも関わらず、今日は菓子パンを買うあたりストイックさは足りないが、このように長期視点で物事を捉え、地道に継続していくのが私のスタイルだ。

この傾向は、大学入試の勉強のスタイルにも表れているだろう。

1.2年は部活に全力投球し、3年生になってから鬼のように勉強し、妥協することなく机に向かい続け、一般入試で合格した親友。

直前にラッシュをかけることができないタイプなので、1年のうちから志望校を定め、毎日23時すぎには就寝しながらも、ゆっくりコツコツ勉強し、推薦で合格した私。

目の前のことに集中し、ストイックに努力を続ける彼はSJ的だし、数年先のことを常に考え、時々サボりながらもコツコツ取り組む私はNP的である。


なお親友は私のようにお金に対してがめつくないし、将来的にはマイホームでパートナーと子どもたちと温かな家庭を持つことを夢見ている。

新しい交友関係も職場でつくるし、お金に対しては一生懸命仕事を頑張ることで解決しようというスタンスなので、非常に現実志向で地に足がついている。

貯金のために節約しよう!不要な物は全て捨てて身軽でいよう!でもそんなことしてると友達が減るから社会人サークルに入ったり、SNSでオンライン上の友達を作ろう!などと幸せになるために手段を問わないアウトローさは私の方が強い。

これもP寄りのJと強めのJとの違いだろうか?



以上が例の親友と私との違いとなる。

互いに内向的で、纏っている雰囲気も同じであると思われるため、よく知らない人から私たちを見れば、同じような人種であると思うだろう。

実際に同じINFJだし、定期的に遊び今でも関係が続いているのだから相性自体はかなり良い。

とはいえ、同じ性格タイプでも同じ人間など一人として存在しない。

純粋で利他的、なんでも器用にこなしながらも日々己と葛藤しているガチ提唱者の親友。

少々捻くれており、利己的で不器用な分あらゆる手段を使い、長期的に計画を立て、日々自分らしさを考え続ける私。


一言でINFJと言っても、それぞれ性格は違うよなぁと書きながら改めて思った。

最後に、私と親友の今後の幸せを願い、結びとしたい。

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