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ときめき先生 ~2022年没作品倉庫~


はじめに

 2022年のボツ作品全集です。
 この年にロヂベーで読まれたメールの半数近くがときめき先生でした。
 人生で一番ときめいていた時期だと思います。なわけ。
 それではどうぞ。

本編ここから

1/10

ある冬の夜の日のこと。
雷が激しく鳴り響いていて…

パチッ!
彼女「きゃあっ!て、停電…?」
彼氏「弱ったなあ…ライトあったっけ…何にも見えないな」
彼女「ねぇ…暗いよ…怖いよ…どこにいるの…?」
彼氏「ここにいるよ」
彼女「そんなこと言われてもわかんない!ねぇ、どこなの?君が居なきゃやだぁ…!」
彼氏「だから、ほら、ここだよ。ちゅっ」
彼女「んっ…!?キス!?」
彼氏「そうだよ。俺はここにいる。どんなに暗くても、お前だけは分かるんだよ。」
彼女「嬉しい…だいすき。ちゅっ」

どんなに暗くても、彼は絶対に彼女を見つけ出して口づけする。
それは、「暗チュー模索」。


クラスメイトの彼に告白したいけど、不安でしょうがないヒロインは、
告白のセリフを口ずさみながら、学校からの帰り道を歩いている。
彼女の少し後ろには、その彼がいたわけで…。

彼女「キミノコトガ、スキデス…。ダイスキデス…」
彼氏「…おい、どうした?」
彼女「はうっ!?えっ!?…ビックリした…」
彼氏「ビックリしたのはこっちだよ」
彼女「…ごめん」
彼氏「…で、あれなんなの?スキスキ呟いてたけど」
彼女「えっ、それは…なんでも…ない…」
彼氏「なわけねーだろ、言うまで離さないぞ」
彼女「うう…それは…キミだよ…。キミのことが大好き!!!」
彼氏「へへ、マジか…嬉しいな。ちゅっ」
彼女「えっ…キス…?」
彼氏「そうだよ。好きな人にしかしないよ。両片思い、だったんだな…」

お互い、好きだと言い出せなかった二人が、今想いを伝え、キスをする。
それは、「意チューの人」。


今日は大雪で外に出られないので、しっぽりと家呑みをする2人。
お酒が弱い彼女だけど、彼の飲むお酒に興味があるようで…

彼女「ねぇ、それ飲んでいい?」
彼氏「いいのか?これ強いんだぞ?お前には無理だな」
彼女「えー!そんなわけない!わたしだって飲めるもん…」
彼氏「…しょうがないな。じゃあ、ちょっとだけな」
彼女「わーい!ごくっ…あ、甘くておいしい…」
彼氏「だろ?でも飲みすぎんなよ…?…って、おい!」
彼女「ふにゃあ…わたしよっちゃったのかなあ…なんかほわほわするよぉ…」
彼氏「言わんこっちゃない…強い酒なんだから…」
彼女「…えへへ、だいすき…ちゅっ…うへへ…」
彼氏「はぁ…ホントに酔ってるなあ…でも、かわいい…」

酒に弱い彼女を、一瞬でべろべろに酔わせちゃった強いお酒。
それは、「芋焼チュー」。


今日は待ちに待ったデートの日。
そんな中、ちょっとしたハプニングが起きて…。

彼女「あれ?この先行き止まり?」
彼氏「うわマジかぁ、遠回りするしかないか…予定狂うなぁ、」
彼女「そんなときもあるよ」
彼氏「ありがと。じゃあ…そっちの裏道行こうか」

~しばらくして~
彼氏「…今日は、ごめんね」
彼女「いいよ、遠回りした分、キミと長くいられたもん」
彼氏「…ありがと。優しいな」
彼女「えへへ照れる。…ねぇ、ここ、誰もいないでしょ?」
彼氏「それがどうした?」
彼女「ちゅっ…えへへ、ちゅーできる場所、探してたんだ」
彼氏「なんだよいきなり…かわいい…」

遠回りしたおかげで、二人はキスする場所を見つけられた。
それは、「工事チュー」。


いたずら好きの彼女に手を焼いている彼氏。
実は悪い気はしていないけど、たまには仕返ししようとしていて…

彼女「ねーねー、ねーねー」
彼氏「なんだよ、どうした?」
彼女「いいからこっち向いて!」
彼氏「うん?…またかよ!ほっぺ突っつくなよ!」
彼女「いひひー。また引っかかったー」
彼氏「はぁ…ホントにいたずら好きなんだな。じゃあこっちも…ちゅっ」
彼女「えっ…?」
彼氏「あんまりいたずらするから、こっちもお返ししちゃった」
彼女「もう…いきなり、ずるいよぉ…」

彼女のいたずらに、彼はキスでお仕置きをした。
それは、「天チュー」。(天誅)


二人は付き合いたて。
彼女が突然、彼氏に変わったことを切り出したわけで…

彼女「ねえ、私たちって、前世では兄弟だったのかな…?」
彼氏「な、なんだよ、急に…?」
彼女「だってさ、好きなこととかものとか、趣味とか、全部同じじゃん」
彼氏「まぁ…うん」
彼女「それに…なんだか君といるときが、一番心地いいんだ」
彼氏「俺も。お前といるときが、一番楽しいな」
彼女「えへへ…嬉しい。ぎゅーっ」
彼氏「おいおい…どうしたんだよ」
彼女「だって嬉しいんだもん、キミから離れたくない」
彼氏「うん、俺もだよ。ぎゅ。」

気持ちの合うふたりが出会って、お互いを好きになり、抱き合う。
その姿はまるで、「ハグるま」。(歯車)


1/17

今日は二人で焼肉屋さんに来ている。
お酒で寄ってきちゃった彼女が、店の中なのにやたらと甘えてきて…

彼女「ねー、ちゅーしたぁい…」
彼氏「どうした?お腹膨れたのか?」
彼女「そんなのどーだっていいじゃん、えへへ」
彼氏「よくねーよ…焼肉食ってんだから、口臭いよ?」
彼女「いーもん、キミなら、ぜんぶきれいだよ…」
彼氏「へへ、そうか、じゃあ…ちゅっ…どう?」
彼女「なんかいつもと違う…」
彼氏「ほら言ったじゃん、臭いよって」
彼女「ちがう、なんか辛いけど、甘かった…ねぇもっとしたい…」
彼氏「分かったよ、でも、続きは帰ってからな…」

焼肉を食べた後のキスは、どこか甘辛い味がした。
それは、「コ"チュ"ジャン」。


毎朝一緒に登校する約束をしているふたり。
そんなふたりは、あるルーティンがあって…。

彼氏「おはよ、じゃあ、行こうか」
彼女「うん…ふぁぁあ…」
彼氏「…お前、毎朝眠そうだな」
彼女「だってぇ、もっと寝たいもん…元気ない…」
彼氏「はぁ…しょうがないな。いつもの、やる?」
彼女「うん…おねがぁい…」
彼氏「ちゅっ…これでいい?」
彼女「えへへ、今日も行ってきますのちゅー、しちゃったね…」
彼氏「だな。ま、俺も、行ってきますなんだけどな…」

行ってきますのちゅーで、1日が始まる。
お互いに、1日分のパワーを、「チュー入」して。


彼女が、きれいな花が咲いた鉢植えをベランダに置いた。
それを興味深そうに見つめる彼。

彼氏「めっちゃ綺麗だね」
彼女「でしょでしょ?わたし、この花が大好きなんだ」
彼氏「へぇ~…いろんな色があって、いいね」
彼女「うん。でも…わたしが好きな理由は、それだけじゃない」
彼氏「なんで?」
彼女「だって…キミみたいなんだもん」
彼氏「…え?どゆこと?」
彼女「花言葉がね、『あなたと一緒なら心が安らぐ』なんだ。わたしも、キミといると、安心しちゃうな…」
彼氏「へへ、嬉しい。それは、俺も一緒だよ」
彼女「ほんと?」
彼氏「ほんとだよ」
彼女「嬉しい…ちゅっ」

心の安らぎをもたらす花の前で二人はキスをする。
それは、「ペ"チュ"ニア」。


今日は彼女がクッキーを作ってくれた。
そのクッキーに、彼女は何やら仕掛けを用意したらしく…

彼氏「え、これ食べていいの?」
彼女「いいよー!あ、でも…その、ハート形のクッキーから食べてほしいな」
彼氏「分かったよ…。あ、おいしい…ん?え、すごい、なんか入ってる!」
彼女「えへへ気づいた?それ、開いてみて。」
彼氏「えーっと…『だいすき』…?」
彼女「へへ、直接言うの、なんか恥ずかしくて…」
彼氏「嬉しい…じゃあさ、こっち向いて?ちゅっ…」
彼女「え…?」
彼氏「俺も直接言うのは恥ずかしいから、ちゅーしちゃった。大好きだよ。」
彼女「わたしも…ちゅっ」

彼に「好き」を伝えたクッキーは、二人のキスを呼び寄せる。
それは、「フォー"チュ"ンクッキー」。


夜、部屋の電気を消して、二人はベッドの中で語らう。
本当に好きでいてくれるのか、彼女は彼を試そうとしていて…

彼女「ねぇ、わたしのこと、ホントに好き?」
彼氏「あたりめーだろ?それがどうした?」
彼女「じゃあさ…好きなアーティスト、知ってる?」
彼氏「髭男だろ」
彼女「好きな食べ物も知ってる?」
彼氏「フィレオフィッシュだろ」
彼女「明日、私何するか知ってる?」
彼氏「ゼミ発表、がんばれ」
彼女「…今何が欲しいか、分かる」
彼氏「分かるに決まってんだろ…ちゅっ…あたり?」
彼女「…うん。あたり。嬉しい…」

大好きな彼女のことなら、彼は何でも知っている。
彼は彼女の、「エ"キス"パート」。


1/24

もう何回もデートしてるのに、いまだに緊張でガチガチな彼氏。
そんな姿に、彼女は思うことがあるわけで…

彼女「も~、緊張しなくていいんだよ?」
彼氏「…ありがと…でも…」
彼女「どーしたの?」
彼氏「そ、その、慣れなくて、さ…」
彼女「ふふっ、かわいい」
彼氏「どこがだよ…」
彼女「なんか、そんな姿がかわいい!」
彼氏「やめろ恥ずかしい…」
彼女「へへ、こっち向いて、ちゅっ」
彼氏「いきなり何すんだよ…」
彼女「緊張、ほぐれた?…ほら、照れちゃってー!かわいい!」

まだまだ恋愛素人な彼にしちゃったキス。
それは、「アマ"チュ"ア」。


彼女の家に遊びに来ている彼氏。
どことなく、彼氏は不満そうで…。

彼女「…どうしたの?そんな怒った顔して?」
彼氏「許せねーもん」
彼女「え…?わたし、なんかした?」
彼氏「だって、俺がいるのにさー、ワンちゃんばっかり構ってさー」
彼女「…いつも寄ってくるんだ。でもかわいいでしょ?」
彼氏「かわいいけどさー…嫌なんだよ…!」
彼女「え…?」
彼氏「もっと俺にも構ってくれなきゃ、寂しいだろ…!」
彼女「ごめん…でも信じて?わたし、キミが一番好き。」
彼氏「ほんと…?」
彼女「ほんとだよ。」
彼氏「…俺も好きだよ。もう離さない。ちゅっ…」

彼女の飼い犬に嫉妬しちゃった彼のキス。
それは、「ミニ"チュ"アダックスフンド」。


欲しいもののために、一緒に貯金する約束をした二人。
いよいよ、お金も随分溜まってきて…。

彼氏「やっと車買えたなー、長かったなー」
彼女「ほんと…夢叶ったね!嬉しい!」
彼氏「まぁ、ちょっと古いのしか買えなかったけどね…」
彼女「いーじゃん!わたしは満足だよ!」
彼氏「…ほんとに?」
彼女「ほんとだよ。これで、キミとどこででも行けるんだもん!」
彼氏「嬉しい…ちゅっ…」
彼女「…え?いきなりどうしたの…?」
彼氏「…嬉しすぎて、心のブレーキ、かからなくなっちゃったじゃん…」
彼女「やだ…照れる…」

一生懸命お金を貯めた二人のキス。
それは、「チュー古車」。


演劇部に所属する二人は恋人同士。
二人っきりで、何か特別な練習を始めたようで…

彼女「ねえ…もしセリフ飛んじゃったらどうしよう…」
彼氏「アドリブしてみたら?ちょっと練習する?」
彼女「いまから!?」
彼氏「俺、クラスメイトの男やるから、そっちは女子やって?」
彼女「…分かった、じゃ、3,2,1,はい」
彼氏「…俺、言いたいことあるんだけど」
彼女「え、なに?」
彼氏「…好きです」
彼女「え?…もっかい言って?」
彼氏「君のことが…好きです…!!!」
彼女「…わたしもだよ、ちゅっ…へへ、すごいアドリブしちゃった…」
彼氏「やめろよ…恥ずかしいな…」

即興劇の練習で、いきなり仕掛けられたキス。
それは、「エ"チュ"ード」。


ディズニーデートをしている二人。
彼女が、何かおいしそうなものを買ってきた。

彼女「買ってきたよー!やっぱディズニーと言えばこれだよね!」
彼氏「わ~ありがと!…あれ?1本だけ?半分こするの?」
彼女「ちがうー、それじゃフツーじゃん。ほら、あーんして?」
彼氏「え…こう?もぐもぐ…」
彼女「うん、じゃ、私こっちから食べるね。もぐもぐもぐ…」
彼氏「ん!?んっ…!?」
彼女「ふふっ、ちゅっ…!おいしかった?」
彼氏「恥ずかしいだろこんなとこで…それがしたかったのか?」
彼女「へへ…キスも、いつもより甘くておいしかった…」
彼氏「くっそ…かわいいな…」

二人で一緒のものを食べてしちゃうキス。
それは、「"チュ"ロス」。


1/31

今日は電車に乗ってデートの日。
彼女が、ちょっと変わった提案をしたようで…

彼氏「え!?次で降りるの?!」
彼女「そうだよ?どうかした?」
彼氏「いやだって…目的地そこじゃないし…何にもない駅だし…」
彼女「いいから!あ、着いたよ!」
彼氏「お、おい待てって!…どういうことだよ?」
彼女「もう…キミは鈍感だなあ…ほら、こっち向いて。ちゅっ」
彼氏「…おい、ちゅーなんて、ここじゃなくてもできるだろ」
彼女「でも、ここなら誰もいないよ?せっかくだし、キミと二人きりになりたかったんだ♪」
彼氏「参ったな…でも、かわいいなぁ…」

誰もいない駅で一回降りて、二人きりでしちゃうキス。
それは、「途チュー下車」。


春休み。二人は沖縄に旅行に行っている。
ずっと行きたかった、あの場所に行ってきたようで…

彼女「わー見て!ジンベエザメ、おっきーい!」
彼氏「すごいなー…いっぱいお魚いるんだなあ…」
彼女「あ、ほら!近づいてきたよ!」
彼氏「ほんとだ~」
彼女「ねぇ…!いま、ジンベエザメさん、私のとこに来てくれたよ!」
彼氏「それがどうしたんだ?」
彼女「その…多分…水槽越しにちゅーしちゃった…」
彼氏「何言ってんだ…?」
彼女「変かな…?」
彼氏「変に決まってんだろ…それに…ちゅーしていいの、俺だけだから。ちゅっ」
彼女「やだぁ…照れるよぉ…」

ジンベエザメに嫉妬しちゃった彼は、水族館デートで彼女にキスをする。
それは、「”チュ”ら海水族館」。


このところ色々と我慢していた二人。
そんな二人が久々に、居酒屋に向かったわけで…

彼氏「…久々のお酒、どう?」
彼女「おいしい、なんか…ふわふわしてる」
彼氏「ふわふわ?」
彼女「なんかね、お酒飲んだら、ふわーってするの」
彼氏「よくわかんないけど…かわいいな…」
彼女「てへへ照れる…ねえ、今日はさ、ちゅーしていい?」
彼氏「えぇ…?酔ってんなあ…」
彼女「いーじゃん、ずっとマスク越しでがまんしてきたんじゃん…」
彼氏「そっか。…いいよ。ちゅっ」
彼女「えへへ、好き。ちゅっ」

彼女はあるお酒を飲んで、久々にマスクを取って、直接彼とキスをする。
それは、「生チュー」。


帰る時間が同じで、一緒に下校する仲になった二人。
帰る回数を重ねるごとに、恋人っぽいことをしてみたいと、
お互いに思っていたようで…

彼女「…ねえ、ちょっといい?」
彼氏「なんだ?」
彼女「そのさ…手、つないでいい?」
彼氏「…いいよ、じゃあ…あそこ通り過ぎたら繋ご?」
彼女「うん…」

手をつなごうとしたその瞬間、彼は物陰で彼女に壁ドンをする。
彼女「なんで…?聞いてないよ…?」
彼氏「ごめん、でももう無理…好きになっちゃっちゃんだよ、キミのことが」
彼女「なんで…?」
彼氏「…笑った顔とかやさしいとことか…大好きになった」
彼女「なんで、意味わかんない」
彼氏「なぁ…俺のこと、好きになってよ」
彼女「…意味わかんない、でも…わたしも好き。」
彼氏「…嬉しい。ちゅっ…」

あの場所を通りすぎれば手をつなぐはずが、キスになってしまう。
それは、「電チュー」。


机の上に「夢占い」の本が置いてあるのに気づいた彼氏。
ちょっと手に取って読んでみたところを、彼女が見つけたわけで…。

彼女「ちょっと!勝手に読まないでよ!」
彼氏「あ、みつかっちゃった!ごめん…!で…夢占い?」
彼女「うん…なんか、最近興味あるんだ」
彼氏「へえ~。なんかあったの?」
彼女「最近、キスされる夢見るの。それって、どんな意味なのかなーって…」
彼氏「だからここにしおり挟んでたんだ…こっち向いて。ちゅっ」
彼女「…え?いきなり…」
彼氏「愛されたいって夢、正夢にしてあげた。俺がいるじゃん。愛してるよ…」
彼女「やだ照れるよぉ…わたしも愛してる。ちゅっ…」

あの日見た夢が現実になって、二人はキスをする。
それは、「スピリ"チュ"アル」。


試験週間真っただ中のふたり。
彼女はどうも、授業で分からなかったところがいっぱいだったようで…

彼女「ねぇ、ここってどういうこと…?」
彼氏「あー、これ?青いリトマス紙が赤になったって書いてあるでしょ?」
彼女「うん…そうだよね」
彼氏「そう、だからこれは酸性ってこと」
彼女「あー…なるほどね…」
彼氏「やっぱ、理科って苦手?」
彼女「めっちゃ苦手。だから教えてほしいな…」
彼氏「いいよ別に」
彼女「やったー!今だけ、キミは私の先生だね!」
彼氏「そういうこと…?」
彼女「そだよ!教えてくれてありがと!ちゅっ!」
彼氏「おいおい…照れるなあ…」

今だけ、彼が先生で、彼女が生徒な二人のキス。
それは、「ス"チュー"デント」。


2/7

教室の片隅で言い合いになるふたり。
そこに、お調子者のクラスの男子がやってくる。

男子「おいおい~、なんで喧嘩してんだよ」
彼女「だって…!彼ね、最近全然構ってくれないの!」
彼氏「…学校でいちゃつくの恥ずかしいだろ!」
彼女「いいじゃん!むー!」
男子「…い、いやぁ…仲いいね君たち…」
彼女「ちょっと!!」
彼氏「やめろってお前!」
男子「はいはい…、もうこうしちゃえよ!えい!」
彼女「わ、わ、押さないでよ…って…んん…?!」
彼氏「…おい、唇ぶつかっただろ…」
男子「え?キスして仲直りだよ!じゃーねー!」
彼氏「はぁ…やれやれ…」
彼女「…その、さっきはごめん。もう1回、キスやり直そ?」
彼氏「…いいよ。ちゅっ」

クラスの男子の仕掛けのおかげで、仲直りのキスをする。
それは、「チュー裁」。


彼女はとってもぐーたらで、そのくせあざとい。
彼はそんな彼女にイライラしつつも、やっぱり好きになっちゃうようで…

彼氏「おい、ちょっと…」
彼女「え~?なぁに~?」
彼氏「言ったよなあ?脱いだ服はかごに入れとけって…」
彼女「え~?めんどくさ~い!」
彼氏「…あー!また漫画出しっぱなしだし…皿置きっぱだし…」
彼女「え~いいじゃ~ん…」
彼氏「ダメだよ。そこは約束だろ?」
彼女「はーい…ごめんね…許してにゃ~ん♪」
彼氏「…ったくいっつもいっつも…反省してんのか?」
彼女「してるよ~、にへへ。ちゅっ」
彼氏「くっそ…かわいいんだよなあ…」

ちゅーをしてくるあざとい彼女を、彼はついつい許しちゃう。
それは、「反省チュー」。


おやつタイムを楽しむ二人。
今日は彼女が、ちょっとしたお願いをしたようで…

彼氏「いいのか?ブラック、苦いんだよ?」
彼女「いいもん!わたし大人だもん!」
彼氏「そこまで言うんなら…はい」
彼女「ありがと…ごくり……うっ…にが~い…」
彼氏「ほら言っただろ、砂糖入れる?」
彼女「いらない!わたし大人だし!ごくっ…ううう~…」
彼氏「おいおい…大丈夫かホントに」
彼女「…大丈夫じゃない。だからちゅーする」
彼氏「え…?なんで?」
彼女「いいから!…ちゅっ…やっぱわたし、甘いのが好き」
彼氏「なんだよ…かわいいな…」

コーヒーの苦みを、大好きな彼との甘いキスで打ち消す。
それは、「チュー和」。


今日は恋人同士になってから初めてのデート。
移動にバスを使うことにした二人は…。

彼氏「あと3分ちょいで来るよ」
彼女「うん、わかった…あ!来たよ!」
彼氏「よし、じゃ、乗ろうか」
彼女「今日、空いてるね」
彼氏「…じゃあ、俺はここにする」
彼女「わかった、よいしょっと」
彼氏「え…隣座るの?」
彼女「あったりまえじゃん!だめ?」
彼氏「だめ…じゃないけどさ…こんなん…初めてで…」
彼女「もー!そんなんでドキドキしちゃって!かわいいなぁ…」
彼氏「やめろよ…はずいんだよ…」

ここで一句。
「話せない 君が隣に いるだけで」


何かを伝えようとする彼女。
彼女の意志を、彼は読み取れないようで…

彼女「んー…」
彼氏「なんだよさっきから、ずっとつんつんしてきて」
彼女「ん!」
彼氏「…今度は手を広げてどうした?わかんないよ…」
彼女「んー!んー!」
彼氏「…だから何だってんだよ…」
彼女「…もう!キミって鈍感なんだから!ぎゅー!!」
彼氏「はわっ、いきなりなんだよ…」
彼女「わたしのして欲しいこともわからないキミは、こうしてやる!ちゅっ!」
彼氏「…ったく、強引だな…分かったよ…もっかい、ちゃんとやろ?ちゅっ…」

身振り手振りが分からない彼に、しびれを切らしてしちゃうキス。
それは、「ジェスチュア」。(ジェスチャー)


彼はサークルの飲み会に参加していたが、
途中で彼は帰ることにしていた。
店を出ると、目の前には彼女がもう待っていて…。

彼女「もう!遅いよ!」
彼氏「ごめんごめん、待っててくれてありがと」
彼女「寒い中ずっと待ってたんだからね!」
彼氏「嬉しいよ、じゃあ、行こうか」
彼女「うん…、でも、せっかく友達との飲み会だったもんね、ごめん…わがままで」
彼氏「いいんだよ、一番大事なのは君だから」
彼女「…嬉しいな。大好き。ちゅっ…」
彼氏「俺も…ちゅっ…」

大好きな彼女のために、飲み会を途中で抜けて、キスをする。
それは、「チュー座」。


2/14

いつもは別々の部屋で寝ている二人。
突然彼の部屋に、彼女が入ってきて…。

彼氏「わ!びっくりした!どうしたの…?」
彼女「怖い夢見て、眠れないの…」
彼氏「そっか…でもどうしてここに?」
彼女「キミと一緒だったら、眠れるかなあ…って」
彼氏「なるほどね…ちょっとそこで待ってて」
彼女「いいけど…どうして?」
彼氏「…はい、ホットミルク。これ飲んだら変わるかも」
彼女「ありがと……おいしい…」
彼氏「さ、おいで。今日はずっと隣にいるからね」
彼女「ありがと…おやすみ…ぎゅー…」

ホットミルクを飲んで落ち着いた彼女は、彼を抱きしめて眠る。
それは、「ギュー乳」。


彼女は今夜は彼氏と家でいちゃつくつもりだったのに、
バイトの店長からヘルプを頼まれてしまったわけで…

彼女「やだ…バイト行きたくない…」
彼氏「分かるよ、だるいよね…」
彼女「でも、わたし、断れなくて…ごめんね…せっかく一緒にいられたのに…」
彼氏「いいよ、そうやって引き受けられるの、凄いよ」
彼女「ありがと…でも…やだ…」
彼氏「ほら、こっち向いて。ぎゅっ。」
彼女「…えっ?どうしてハグしてくれたの?」
彼氏「だって元気あげたかったから。…頑張れる?帰ってきたらまたしてあげる」
彼女「…大丈夫。頑張る。ありがとう…好き。ぎゅっ。」

彼のハグのおかげで、普通じゃない日の仕事も頑張れる彼女。
それは、「イレ"ギュ"ラー」。


毎日冷え込む日々。
二人は今日、一緒に温かいものを食べることにしたようで…。

彼女「わーい!ずっとこれ、食べたかったんだ!」
彼氏「あんまり食べたことなかったの?」
彼女「うん。ずっと実家じゃ、しゃぶしゃぶだった」
彼氏「なるほどね…じゃあ、作ってよかったかな」
彼女「…あ!おいしい!…これ、何のお肉だっけ?」
彼氏「え、牛肉だけど…」
彼女「え、牛肉?ぎゅう…にく…へへ、ぎゅーっ!」
彼氏「ちょ、いきなり何するんだよ…!」
彼女「へへ、お鍋もあったかいけど、ぎゅーしたらもっとあったかいなぁ…」
彼氏「なんだよぉ…可愛すぎだろ…大好き…」

ハグして温まる二人が食べたお肉、それは「ギュー肉」。
そして、そんな二人が食べた料紙、それは、「"好き"焼き」。


夏祭りに行く約束をした2人。
待ち合わせ場所、時間をしっかり決めたのに、
2人は肝心なことを決め忘れていて…

彼女「あれ!?浴衣じゃないの!?」
彼氏「ごめん…合わせてくればよかったね」
彼女「ううん、いいよ。どんな服にするか話してなかったし」
彼氏「こっちこそごめん、浮いてるよね…ちぐはぐじゃん…」
彼女「…ね、今なんて言った?」
彼氏「ちぐはぐ…だけど?」
彼女「言ったね?ぎゅーっ!」
彼氏「へへ…やめろよ〜!」
彼女「えへへ、服が違ったって、キミはキミ。だーいすきっ!ちゅっ!」
彼氏「俺も大好き。ちゅっ…」

和服と洋服で食い違っちゃった2人は抱き合う。
それは、「ちぐ“ハグ”」。
そしてそんなふたりのキスは、「和洋折チュー」。


テスト直前。
ふたりは一緒に向かい合って勉強をしているが…

彼女「どうしたの?元気ないの?」
彼氏「いやー…?なんでこんなこと聞くの?」
彼女「だって全然鉛筆動いてないよ?」
彼氏「いやだってさ、今日初めて一緒に勉強するじゃん?」
彼女「そうだよね」
彼氏「なんか…キミと一緒だとドキドキして勉強できないっつーか…」
彼女「なるほどね…じゃあ、こうしちゃえ!えいっ!」
彼氏「おい…いきなりそんな近づいて何すんだよ…!」
彼女「ここで気が済むまでイチャイチャしよ?…そしたらもう気にならないよ」
彼氏「なんだよそれ…」
彼女「えへへ、照れててかわいい。ちゅっ…」

ドキドキして勉強に身が入らない彼のために、彼女が仕掛けたキス。
それは、「集チュー」。


2/21

高校生の彼女はテスト直前。
大学生の彼氏に、分からない問題を聞いているようで…

彼女「これさ…どうやって求めればいいかな?」
彼氏「それ、円の問題でしょ?円周率使うんだよ」
彼女「π(パイ)…だっけ?」
彼氏「それそれ。思い出した?」
彼女「…思い出した。小学生の頃は3.14使わなくちゃいけなくて、面倒だったな…」
彼氏「分かるよ…でも、今の俺は3.14の方が好きかな」
彼女「どうして?」
彼氏「だって…今の俺たち、そんな感じだろ?…ずっと、ずっと大好きだよ」
彼女「…わかっちゃった。なんか照れる…」

円周率3.14と、お互いに惹かれ合うふたりの恋。
それはどちらも、「ずっと続くもの」。


ある高校のサッカー部はいよいよ大会間近で。きつい練習が続く。
猛烈に頑張るキャプテンの男子を、マネの女子はずっと見ていたわけで…。

女子「おつかれさまです!」
男子「おつかれー。…まじ筋肉痛キツイんだけど…」
女子「そうですよね…練習大変ですもんね…」
男子「ま、勝ちたいし…これで引退だし…」
女子「先輩…その…無理しないでください…」
男子「分かってる。ちょっと、足冷やしてもらえる?」
女子「わ、分かりました…」
男子「てかどうした?さっきから顔赤くして」
女子「ふぇっ!?そ、その…わたし…なんでもないですっ!!氷取ってきます…」

先輩の長引く筋肉痛、そしてマネージャーが言いたい「好き」の気持ち。
それはどちらも、「なかなかいえない」。(癒えない/言えない)


年上の彼氏はついに就職が決まった。
そんな彼に、彼女はあるプレゼントを考えていて…

彼女「はい、これ!」
彼氏「なにこれ…ハンカチ?」
彼女「そうだよ!いよいよ社会人だから、これ使ってほしいなって!」
彼氏「ありがと…この色、綺麗で好き」
彼女「でしょ?キミに似合うと思ったんだ」
彼氏「嬉しいな…」
彼女「仕事でつらい時も、これ見ていつでも私を思い出してね」
彼氏「もちろんだよ、頑張るよ」

プレゼントのハンカチの色と、彼女がそのプレゼントに込めたもの。
それは、「あい」。(藍/愛)


二人はテニス部きっかけで付き合っている。
冬のテニス部はオフシーズンで、室内練習が続いていて…

彼氏「おつかれ、筋トレ、きつくない?」
彼女「きついけど慣れたよ、そっちもおつかれ」
彼氏「ありがと…そろそろ、またラケット振りたいな」
彼女「わたしもだよ」
彼氏「…今日さ、寒いな」
彼女「…手袋、持ってないの?」
彼氏「忘れてきちゃったんだ。だからさ…手、つないでいい?」
彼女「…いいよ。でも、恥ずかしいから…こっそり…ね?」
彼氏「大丈夫だよ。そっちのほうがあったかいし」
彼女「ふぇぇ…好きぃ…」

あの場所でテニスをしたい二人は、暖かい袖の下で手をつなぐ。
それは、「コート」。(テニスコート/上着のコート)


お昼休み。教室の片隅でウトウトしている彼女。
そんな彼女を見て、彼氏がこっそり近寄ってくる。

彼氏「おい、起きろ、そろそろお昼休み終わるぞ?」
彼女「すう…すう…」
彼氏「起きろってー。おーい?」
彼女「すう…」
彼氏「ったくもう…悪いのはそっちだぞ?こうしてやる!ぎゅー!」
彼女「はぅうっ!?ふぇ、はえ…?ちょっと!」
彼氏「おはよ、そろそろ5限だよ?」
彼女「ちょっと…いきなりびっくりさせないでよ…」
彼氏「だって起きねーし。こんなの、キミにしかしないかんね?」
彼女「やだ…ドキドキして、授業どころじゃないよぉ…!」

彼女の無防備なところがかわいくて、彼はついついいたずらしちゃう。
それは、「すきがある」から。(隙/好き)


2/28

ふたりは付き合っているのに、お互いに忙しく全然会えなかった。
そんな二人は偶然、駅前でばったり会ってしまったようで…

彼女「えっ…なんでここにいるの!?」
彼氏「今日はこの辺でバイトなんだ…そっちは?」
彼女「ちょっと買い物に来ただけなんだけど…なんかびっくり」
彼氏「だよね、ずっと会えなかったもんね」
彼女「うん…会えて嬉しい…」
彼氏「俺もだよ…なんかめっちゃ幸せ」
彼女「わたしも。会えないときも、ずっと好きでいてくれた?」
彼氏「あたりめーだろ、いつもキミのことを考えてた」
彼女「やだあ…照れる…幸せ…」

ばったり出会った二人は、どちらも幸せ。
それは、「はちあわせ」。(4あわせ+4あわせ=8あわせ)


彼女の誕生日にデートをすることにした二人。
そんな特別な日のために、彼は本気を出したようで…

彼女「素敵な店だね。ありがとう…!」
彼氏「だっていつもデートは君任せじゃん。今日は俺に任せて」
彼女「えへへ照れる」
彼氏「あっそうだ…渡したいものがあって…はい」
彼女「え!開けていい?」
彼氏「いいよ!」
彼女「…わ!このペンダント欲しかった!嬉しい!ありがとう!」
彼氏「よかった!…もう1個の方も、見てくれる?」
彼女「どれどれ…え、今日の日付の…本?」
彼氏「バースデーブックだよ。頑張ってメッセージ書いたんだ…」
彼女「嬉しい…もっと好きになっちゃったよぉ…」

今日は彼がデートを「仕切って」、世界に一冊だけの「本」を渡す。
それはどちらも、「リード」する。(Lead/Read)


付き合いはじめてしばらくたった2人。
二人は、あることをしたいと思っているが…

彼氏「あの…そのさ…」
彼女「な、何…?」
彼氏「付き合ってそこそこ経ったからさ…そろそろ、キスしていい?」
彼女「無理だよ…恥ずかしいよぉ…」
彼氏「なんだよ…そう言われても、俺はしちゃうよ?」
彼女「分かったよ…もう、好きにしていいよ?」
彼氏「じゃあ、いくよ?…あーもう!やっぱ無理…恥ずかしい…」
彼女「なんでー!?ねえ、ほんとに私のこと好きなの?」
彼氏「ほんとだよ…。でも…好きすぎて…ちゅーできないんだよ…」

お互いに照れ屋な二人は、好きすぎてキスが全然できない。
それは、「素でキス出来んほど本気で好きです」。
(すできすできんほどほんきですきです←回文)


ある春の晴れた日に初デートをすることにした二人。
初めてのデートに、彼氏の方が緊張していたようで…

彼氏「…今日は、よろしくね」
彼女「そんな緊張しないで!今日は楽しもう!」
彼氏「うん…じゃあ…ど、どこ行こっか…」
彼女「もう~、固いな~。ちょっとその辺のカフェで落ち着こ?」
彼氏「わ、分かったよ…」
彼女「わたし、いいとこ知って…く、くちゅん!」
彼氏「え、だ、大丈夫?」
彼女「ごめんね…わたし花粉症で…この時期は大変なんだ…」
彼氏「そうなんだ…いやなんかさ…くしゃみ、かわいいんだね…」
彼女「そんなこと思ってたの?!恥ずかしい…」
彼氏「ごめん…でも、緊張ほぐれたよ…」

彼女の「くしゃみ」で、彼は「緊張しなくなった」。
それはどちらも「はなたれる」。(緊張から放たれる/くしゃみで鼻垂れる)


3/7

何事もいつも全力な彼女と、それをそっと見守っていた彼氏。
そんな二人は今日、卒業式を迎えたわけで…

彼女「…お別れ、寂しい」
彼氏「俺も。でも、また絶対会えるからさ」
彼女「うん…ねえ、わたしと付き合ってて、嫌じゃなかった?」
彼氏「嫌なわけないじゃん。いつも1位を目指す姿、カッコいいよ」
彼女「へへ…ありがと。でも…今日は、1番って気分じゃない」
彼氏「どういうこと…?」
彼女「今日は…キミの、2番目が欲しいな…」
彼氏「…そういうことか。どんなに離れても、心は一緒だよ」
彼女「うん…ずっと大好きだよ…」

彼にとっての一番でありたい彼女が、彼から受け取ったもの。
それは、「第二ボタン」。


卒業式が終わり、早く春休みが来た二人は、
卒業デートと言うことで遊園地に来ていて…

彼氏「じゃあ、次、ジェットコースター乗っちゃう?」
彼女「え!?無理無理!怖い!!」
彼氏「絶対面白いから!一回やってみよ?」

その後。
彼氏「なんだよ~、そんな泣かないでよ」
彼女「やだあ"あ"あ"~、ごわがっだよお”~、ぐすっ」
彼氏「ごめんって~。でも…なんか、卒業式より泣いてない?」
彼女「そ、そんなこと言わないで!恥ずかしい…最低っ!うぅ…」

彼女は「卒業式」でも、「ジェットコースター」でも、あるところで号泣した。
それは、「こうかの後」。(校歌/降下)


農業科の高校で知り合った二人。
ある日、彼女は、畑に彼氏を呼び出した。

彼女「はい、これ持って!」
彼氏「収穫にはまだ早いよ…」
彼女「そうじゃないよー!ここにいいもの隠したから、探してみて!」
彼氏「え~…まあいいけど…よいしょっと」
彼女「…あ!見えてきた!これ!」
彼氏「なにこれ?手紙…?」
彼女「そう…開いて…読んでみてくれるかな…」
彼氏「どれどれ…そういうことか…。俺も同じ気持ちだよ」
彼女「やだ…気づいた?嬉しいよぉ…」

彼女が「埋めたもの」を、彼は「農具」で引き寄せる。
彼も彼女も持っているもの、それは「すき」。(鋤/好き)
そんな二人はお互いに、「ほれちゃった」。(掘れちゃった/惚れちゃった)


お互い、別々の大学に進学する二人。
彼女は、彼のあるものを欲しがっているようで…

彼女「ねぇ…最後に、欲しいものがあるの」
彼氏「え、第2ボタンかな…?」
彼女「違う…その…名札、欲しいんだ…」
彼氏「名札!?いいけどさ…でも、ボタンじゃなくていいの?」
彼女「だって、はっきり君の名前があるんだもん」
彼氏「…そうか、じゃあ…大事にしてね」
彼女「ありがとう…いつか、もう1回もらいに来るから」

それから10年後。
夫「じゃあ、仕事行ってくるね!」
妻「気をつけてね!行ってらっしゃい!」

あの日、彼の名札を貰った彼女が、もう1回彼からもらったもの。
それは、「彼の名字」。


3/14

彼女は超絶機械オンチ。
今日も彼に助けを求めてきたようで…

彼女「ねぇ~、助けてよぉー!」
彼氏「どうしたんだよ…落ち着けよ」
彼女「なんか、画面の矢印が動かないの!壊れた!?ねえ、壊しちゃった!?」
彼氏「え~?あ、USB抜けちゃってんじゃん。挿せば大丈夫だよ」
彼女「あ…!動いた…ありがと…!」
彼氏「いいよ全然」
彼女「へへ、これ、お礼。ちゅっ」
彼氏「おい…ちょ、どういうことだよ」
彼女「だって、何でも知ってるキミ、カッコいいもん♪」
彼氏「なんだよこのくらいで…恥ずかしいなあ…」

彼氏が直したものは、「パソコンの道具」。
そして彼女は彼氏に「口付け」をする。
それは、「マウス」。(パソコンのマウス/口のマウス)


付き合って何年か経ち、お互い稼ぎも増えてきた二人。
今日は彼女の誕生日なので、高級レストランの個室を予約したようで…

彼女「ねぇ、今日はほんとにありがとう」
彼氏「いいんだよ、今日は特別な日だから」
彼女「…なんか、この時間、ずっと続いてほしい…」
彼氏「だよね…いい場所だもんね」
彼女「ちーがーう!その…キミと一緒の時間が、ずーっと続けばいいのにな…」
彼氏「…そ、そんなこと言われたら…ごめん、もう我慢できない…ちゅーっ…」
彼女「…ん、んんっ…!?ねえ、今日、激し…」
彼氏「…だって…好きすぎるんだもん…一生離したくない」
彼女「…もう…照れるよぉ…」

「美味しい料理」を食べる至福の時を過ごす二人は、
愛が高ぶるあまり、「激しくキス」をする。
それは、「フレンチ」。(フレンチ料理/フレンチキス)


冬物の服をしまい、春物の服を出そうとする彼女。
そこを彼が通りがかり、彼は彼女に声をかける…。

彼氏「なに、やってるの?」
彼女「冬服しまってるんだ。それで、お薬置いてる」
彼氏「薬…?そんなのいるの?」
彼女「だって、タンスに置いてる間に、虫がついたら嫌じゃん?」
彼氏「そうだね…なるほどね。じゃあ、俺も考えた。こっち向いて?」
彼女「え、なーに?」
彼氏「へへ、かわいい。ちゅっ」
彼女「えっ…いきなり…どうして?」
彼氏「ちゅーのお薬、あげちゃった。キミに変な虫がついたらどうするの」
彼女「なに、もう、照れちゃうよぉ…」

服に、そして可愛い彼女に、虫がつかないようにしちゃうキス。
それは、「防チュー剤」。


今日は彼の家に遊びに来ている彼女。
今まで、ただ付き合っているだけの2人だったが、
彼はなにやら大胆なことを考えているようで…

彼氏「…ねぇ、ちょっとこっち向いて?」
彼女「え、いいけど…どうして?」
彼氏「ちゅっ…ふふ、びっくりした?」
彼女「…当たり前じゃん…!なんで、いきなり…」
彼氏「だって好きだもん」
彼女「でもさ…もっとやることあるじゃん!手繋いだりとか、ぎゅーとか…」
彼氏「だから好きなんだよ…!そういう順序、飛ばしちゃうくらいには」
彼女「なにそれ…恥ずかしいよぅ…じゃあ次は、ぎゅーしてくれる?」
彼氏「いいよ、大好き。ぎゅっ…」

彼女が好きすぎて、途中全てをすっ飛ばして、いきなりキスしちゃう彼。
それは、「チュー略」。


唇のお手入れに気を遣っている彼女。
そんな彼女に、彼はあるものをプレゼントしたわけで…

彼氏「これ、使ってよ」
彼女「…リップクリーム?嬉しい!いいの?」
彼氏「うん。ちゃんとお手入れしてるの、えらいなって思って」
彼女「えへへ嬉しい。…さっそく使っていい?」
彼氏「いいよ!試してみてよ」
彼女「…すごくいい匂い!ありがと…!」
彼氏「よかった…。自分も匂い、知りたいな」
彼女「嗅いでみる?」
彼氏「うん…そのままでいてね…ちゅっ…」
彼女「…え…ちゅーで分かる?」
彼氏「もちろんだよ。いい匂いだし…あと、おいしかった」
彼女「やだ…照れる…」

「リップクリーム」を使った彼女の唇に、彼は「おいしかった」と言った。
それは、「かんそう」。「乾燥/感想」


3/21

今日は彼女にとって大事な国家試験の合格発表。
二人でドキドキしながら、発表のサイトにアクセスする。

彼女「あ~!やっとつながった…」
彼氏「アクセス集中するもんね…ドキドキだね…」
彼女「んーと…んーと…あ!あったぁ!」
彼氏「マジ!?受かった!?おめでとう!!」
彼女「よかった、よかったよぉ…」
彼氏「ずっと頑張ってたもんね…えらいよ…」
彼女「ふぇええん…嬉しい…ぎゅーっ…」
彼氏「わ…!めっちゃ抱きしめてくんじゃん…!」
彼女「だって…キミのおかげだもん…ぐすっ」
彼氏「ほんとに…よかったね…」

「試験に受かった」彼女は、彼を「びっくりするくらい」強く抱きしめた。
それは、「しかく」。(資格/死角)


家で桃太郎電鉄をしている二人。
サイコロを3個振る「特急カード」をお互いに手に入れたようで…

彼氏「よし!4,3,6で…13!一気に進んだぞ!」
彼女「あーもう!ズルいー!」
彼氏「そっちも特急カード、持ってるでしょ?」
彼女「分かってる…えい!4,3,6…あれ!?一緒!?」
彼氏「ほんとだ…何もかも一緒だ…」
彼女「こんなことあるんだ…すごいね…」
彼氏「そうだね…でも、なんでずっとこっち見てんの?」
彼女「だって凄すぎて…わたし、運命感じちゃった…」
彼氏「運命って今更…俺らずっと付き合ってんじゃんばーか」
彼女「やだ…好き…」

「サイコロ」の出た数が同じで運命を感じた二人は、
ずっとお互いのことを「見つめ合った」。
それは、「目が合う」。(サイコロの目が合う/目と目が合う)


ある朝目覚めた彼。何やら変な重みを感じたようで…

彼氏「ん~…よく寝たなあ…でもなんか重いな…」
彼女「すぅ…すぅ…」
彼氏「い、いつの間にこっち来てたんだよ…あ、朝だよ…」
彼女「すぅ…好きぃ…むにゃむにゃ…」
彼氏「…もしかして、起きてんの?」
彼女「…すきぃ…にゃー…すぴー…」
彼氏「どんだけいい夢見てんだ…はぁ…俺ももっかい寝よ…俺も…好きだよ…」

彼を抱きしめながら「幸せな夢」を見ている彼女を見て、
彼は尚更、彼女に「愛」が芽生えた。
それは、「さめない」。(冷めない/覚めない)


今日は彼氏の誕生日だというのに、
彼女は元気のない表情をしているようで…

彼氏「なんで今日、元気ないの?」
彼女「だってわたし、ダメな子だもん…」
彼氏「え…なんでそんなこと言うの?」
彼女「だって…今日、キミの誕生日なのに…何にもしてあげられなかった…」
彼氏「…いいんだよ、嬉しいよ」
彼女「…ホントにそう思ってる?」
彼氏「当たり前じゃん。こっちこそ、悩ませちゃってごめん」
彼女「…キミは悪くないよ!」
彼氏「ううん、ありがと、そんなに考えてくれて。大好きだよ。ぎゅっ」
彼女「やだ…わたしも好き…一緒にいい一年にしようね…」

「誕生日」を迎えた彼は、悩む「彼女」を、グッと抱きしめた。
それは、「めでたい」。(目出度い/愛でたい)
そしてならちゃん。お誕生日、おめでとうございます。


とある事情で部活を休むことになった彼。
彼女と一緒にいられる時間が増えたけど、どうにも落ち着かないようで…

彼氏「あー…もう、暇でだりぃよ…」
彼女「ダメだよ。今はケガ、治さなきゃ」
彼氏「だな…まさか打撲するなんてな…」
彼女「それだけ空手、頑張ってるからじゃん」
彼氏「俺、頑張れてるのかな…」
彼女「そうだよ。えらいよ…ぎゅっ」
彼氏「なんだよいきなり、抱きついちゃって…」
彼女「だって、頑張るキミが好きだもん…」
彼氏「ありがと…まいっちゃうなあ…」

「空手」を頑張る彼に、彼女は「あたたかく接した」。
それは、「いたわり」。(板割り/労わり)


3/28

このところ忙しすぎて、元気がなさそうな彼を、
彼女はひそかに心配しているようで…

彼氏「あーもう…疲れた…」
彼女「大丈夫?最近すごくつらそうだけど…」
彼氏「年度末だもん、しょうがない、今が一番忙しいからさ」
彼女「でも…わたし、なんか無理してるように見える」
彼氏「そうか…心配させてごめん」
彼女「いいんだよ…。たまには息抜きもしてよね」
彼氏「ありがとう…」
彼女「ねえ、お酒、一緒に飲も?発泡酒しかないけど…いい?」
彼氏「用意してくれてたの…嬉しい…好き…」

「疲れ果てている彼」のために、彼女は「発泡酒」を用意した。
それは、「ちょっとやすめ」。(ちょっと休め/ちょっと安め)


今日は学校でボランティア活動の日。
めんどくさがる彼氏を、彼女がなだめているようで…。

彼氏「は~めんど~、なんで休みの日にこんなんしなきゃなんだよ…」
彼女「もうちょっとで終わるよ、がんばろ!」
彼氏「でもさ~、ゴミ拾いマジ疲れる…だりぃ…」
彼女「…じゃあ、一回手に持ってるもの、おろしてもらっていい?」
彼氏「…いいけど、どうするつもり?」
彼女「いくよ、ぎゅーっ…!ほら、元気出た?」
彼氏「…ちょっとはね。だからさ…終わったら、もっかいやってくれる?」
彼女「…えへへ照れる。…もちろんだよ」

「ゴミ拾い」で疲れた彼を彼女が抱きしめて、「疲れ」が吹っ飛んだ。
それは、「ひろうかん」。(拾う缶/疲労感)


甘えん坊さんな彼女が今日も今日とてすり寄ってくるようで…

彼女「ねー、あそぼー?」
彼氏「ん~、ちょっと待って、やることあるし」
彼女「やだ~!待てない~!ねぇ、ねぇってば~!」
彼氏「そうやっていつも甘えてくるじゃん、その手には乗らねーぞ?」
彼女「むー。いじわるー。だったらこうしちゃえ!ちゅっ!」
彼氏「…なんだよいきなり、強引だなあ…」
彼女「だって構ってくれないんだもん…キミが悪いんだからね…?」
彼氏「はぁ、しょうがないなあ…かわいい…」

彼女の強引なアタックに「ひれ伏す」彼だけど、
そんな彼女といられて、「幸せ」を感じていた。
それは、「こうふく」。(降伏/幸福)


一緒に下校している二人。
いつもは、途中にあるコンビニでバイバイするのだが…

彼氏「うわ、最悪…」
彼女「どうしたの…え、パンク!?」
彼氏「最悪じゃんもう…自転車乗れないよ…どうしよ…」
彼女「ん~…じゃ、キミの家までついていっていい?」
彼氏「え…なんで?…時間大丈夫?」
彼女「だって…こんな雰囲気でバイバイしたくないもん。歩きながら喋ろ?」
彼氏「…優しいね」
彼女「…ほら、これさっき、コンビニで買ってきた。半分こしよ?」
彼氏「ありがとう…なんか、パンクしてよかったかも、キミといれるし」
彼女「やだぁ、恥ずかしいよぅ…」

自転車が「パンク」して、ついてない彼だけど、
彼女と一緒に時間を過ごせて、「あるもの」を半分こしてもらえた。
それは、「たいやきにする」。(タイヤ気にする/鯛焼きにする)


午後3時。おやつタイムを楽しもうとしているようだが…

彼氏「ドーナツ、食べる?」
彼女「わたしはいいや」
彼氏「え、なんで?どうしたの?」
彼女「…なんかそんな気がしなくてさ」
彼氏「珍しいね、もしかして、何か嫌なことでもあったの?」
彼女「…クラスの子に、ちょっと太った?って言われたんだよね…」
彼氏「ふ~ん…そんなことない気もするけどな…」
彼女「そうかなあ…?」
彼氏「俺は今のままが好き。抱きしめたいもん。ぎゅーっ…」
彼女「ふぇえ照れる…ドーナツ、食べちゃお…」

彼女を抱きしめた時のあの「やわらかさ」が好きな彼氏。
そんな二人はまた、いつもの「おやつ」タイムを楽しむ。
それは、「かんしょく」。(間食/感触)


4/4

もう春だというのに、今日は季節外れの大雪。
そんな日は、彼女にとっては最悪な日なようで…。

彼女「うぅ…寒いよぅ…」
彼氏「ほら、毛布使いなよ、かけてあげる」
彼女「ありがと…もう…寒いのやだぁ…」
彼氏「ほんとだよね…どう?あったかい?」
彼女「うん…でも、まだ足りない」
彼氏「なんで?じゃあ、どうして欲しいの?」
彼女「一緒にくるまってほしい…あと、ちゅーしてほしい…」
彼氏「めっちゃ欲張りじゃん…」
彼女「だって、キミのぬくもりが足りないもん…来てよ…」
彼氏「しょうがねえなあ…ほら、あったまろ?ちゅっ…」
彼女「ふぇえ…キミって、あったかぁい…」

「雪が吹き荒れる」寒い日に、「毛布」の中で愛を暖め合うふたり。
それは、「もうふぶき」。(猛吹雪/毛布武器)


なんだか不機嫌な彼女に、彼氏は声をかけてみる…。

彼女「知らない!もう!」
彼氏「なんだよ…俺、なんかした?」
彼女「…わかんないの!?ねえ!」
彼氏「…ごめん、わかんない。なんで怒ってるの?」
彼女「…そろそろかまってよ…!最近全然いちゃいちゃしてくんない!」
彼氏「ごめん。分かったよ…今日はずーっといちゃいちゃしよ?」
彼女「にへへ、嬉しい。ねえ、ぎゅーして?」
彼氏「いいよ…ぎゅーっ…ぎゅーっ…むにゅっ…」
彼女「…ちょっと…どこ触ってんの…」
彼氏「…なんか、愛おしくなっちゃって」
彼女「やだぁ恥ずかしい…もっと触って…?」

「いざこざ」はあったけど、イチャイチャしちゃう二人。
そして彼は、彼女の「やわらかい所」に手をかけた。
それは、「すったもんだ」。(すったもんだ/吸った揉んだ)


コンプレックスでずっと悩んでいる彼女だが、
思い切って彼にそれを打ち明けてみることにしたようで…

彼女「ねぇ、ちょっと変なこと聞いていい?」
彼氏「変なこと…?いいけど…」
彼女「…わたしのこと、かわいいって思う?」
彼氏「当たり前だろ…だから好きなんだぞ?でも、なんで?」
彼女「わたし…あんまり自分の唇、好きじゃなくて…」
彼氏「そういう事ね…じゃあ、こっち向いて?ちゅっ…」
彼女「…そ、そんな、いきなり…」
彼氏「すっごく柔らかかった。…俺は好きだな…」
彼女「…照れる。なんか、嬉しい…」

彼女のコンプレックスだった「唇」に、
彼氏が「キス」をしたおかげで、コンプレックスが自信に変わる。
それは、「あつい」。(熱いキス/厚い唇)


4/11

今日が誕生日の彼に、彼女はプレゼントを渡したようで…。

彼氏「いいの?もらっちゃって?」
彼女「いいよ、開けてみて。キミに似合うの、選んできたんだ。」
彼氏「どれどれ…ネクタイ!?嬉しい!」
彼女「この色、好きって言ってたよね…?」
彼氏「うん…!ありがとう!大切に使うね!」
彼女「…あのさ、今度、またデートするじゃん」
彼氏「そうだね、どうしたの?」
彼女「…そのネクタイ、つけてきてほしいな…キミってわかるから…」
彼氏「…そんなの、当たり前だろ?」
彼女「ふぇえ…嬉しい…」

彼女は、彼に、ある思いを込めてネクタイをプレゼントした。
それは、「いつもあいたい」。(It's my tie/いつも会いたい)


いつも一緒にいるのに、いまだ恋人同士ではない二人。
そんな状況に、彼の方がしびれを切らしたようで…。

男子「なあ、はっきりしてくれよ!」
女子「はっきりって…なにを?!」
男子「…ずーっと一緒なのにさ…なんで付き合わないんだよ!?」
女子「キミこそ、なんでそんなに急ぐの…!?」
男子「だって好きだから…もしかして、俺のこと嫌い?」
女子「違う!でも…付き合うの…よくわかんなくて、怖い…」
男子「そんなことかよ…大丈夫だよ」
女子「え、なんで?」
男子「絶対嫌いにならないし、不安にさせない。俺がキミを守るから」
女子「なにそれ…照れるよぉ…」
男子「付き合ってくれる…?」
女子「もちろんだよ…」

お互い気持ちを「打ち明けて」、これから「恋人同士」になる二人。
それは、「いいあいになる」。(言い合いになる/いい愛になる)


春休みを利用して免許合宿に参加している二人。
その日の夜、ホテルの彼の部屋に彼女がやってきて…

彼氏「おつかれー。…どうしたの?」
彼女「…先生に怒られた」
彼氏「え~、なんで?今日は何やったの?」
彼女「車庫入れと縦列駐車だったんだけど…うまくいかなくて…」
彼氏「まぁ、あれはムズイよ。でも、そんなに怒られたの?」
彼女「怖かった…すごい怒鳴られた…むり…」
彼氏「…そっか、頑張ったね。よしよし。きっとできるようになるよ」
彼女「…ありがと、でも…まだつらい。ねぇ…今日、ずーっと抱いて?」
彼氏「こんなとこまで来てやるのか…しょうがねえな。今日は寝かさないぞ…」

「苦手な運転」のせいで落ち込む彼女を、彼は夜通し「慰めた」。
それは、「バック」。(車のバック/体位のバック)


4/18

猫を飼っている彼女に、なぜか彼は不満を抱いているようで…

彼女「ほら、もふもふしてみる?」
彼氏「…別にいい」
彼女「ほら、エサもあげてみてよ、かわいいよ!」
彼氏「…やだ」
彼女「…ねぇ、なんで機嫌悪いの?猫嫌いなの?」
彼氏「ちげーよ…でも、俺のやりたいことはそれじゃない」
彼女「…じゃあ、何?」
彼氏「エサよりももっといいのを、キミにあげたいんだ…ほら、ちゅっ…」
彼女「えっ…ちゅー…だよね?」
彼氏「そだよ、意味、分かった?」
彼女「分かっちゃった…照れる…にゃん」
彼氏「なんだよ…かわいいな、俺の大事な子猫ちゃん…」

彼女は猫にエサをあげて、彼は彼女に愛を込めたキスをあげちゃう。
それは、「ちゃお"ちゅ~"る」。


彼女は、新しいオシャレに挑戦したようで…

彼氏「あれ…なんか、匂い変わった?」
彼女「香水変えてみたの、どう…?」
彼氏「なんか…すごく甘い香りだね」
彼女「へへ、いいでしょ…大人っぽい香水、ほしかったんだ」
彼氏「…ちょっとさ、変なこと言っていい?」
彼女「なぁに…?」
彼氏「なんかさ…匂いのせいなのかな…ムラムラしてきた…」
彼女「…だと思ったよ。そういう香りだもん」
彼氏「もう我慢できない…ちゅーする…ちゅーっ…」
彼女「そんな…舌まで入れて…激し…」
彼氏「こんな色っぽいの、初めてだよ…ねぇ、もっかいしよ…?」
彼女「やだぁもう…好き…」

その香りは、男を惑わす、甘く官能的な香り。
その香水の花の名は、「"チュー"ベローズ」。


今日はデートの日。彼女は言われた待ち合わせ場所に向かってみると…。

彼女「…待たせちゃった…?」
彼氏「ぜーんぜん。気にしないで」
彼女「でも…キミの方が先に来てるなんて思わなかった」
彼氏「楽しみすぎてさ、早く着きすぎちゃったんだ」
彼女「やっぱ待たせちゃったんだね…ごめんね…」
彼氏「…キミのためならずーっと待てるよ」
彼女「やだ…照れる…」
彼氏「それにさ…待ってた方が、会えた時にもっと嬉しくなるじゃん」
彼女「…わたしも、今日会えて嬉しいな」
彼氏「えへへ…大好きだよ…ちゅっ…嬉しすぎて、ちゅーしちゃった」
彼女「…こんなところで、やめてよぉ…」

待ち合わせ場所でずっと待っていた彼が、彼女にキスをする。
その待ち合わせ場所は、「チュー犬ハチ公前」。


4/25

地元に残った主人公と、都会で働くことにした彼女。
そんな遠距離恋愛をしていた2人だが、彼女が地元に戻ってきたようで…

彼氏「戻ってきたの…!?どうしたの…?」
彼女「家を継ぐことにしたんだ。なり手がいないし」
彼氏「そうだったんだ…でも、偉いね」
彼女「ぜんぜん。でも…不安だな。わたしにできるかな…」
彼氏「大丈夫。これからは俺がいるじゃん 」
彼女「うん…」
彼氏「冷たい海に浸かったあとは、俺が暖めてあげるよ、こんな風に。ぎゅっ…」
彼女「やだぁ…照れるよぉ…大好き…」
彼氏「俺もだよ…ちゅっ…」

「家業」を継ぐために地元に戻った彼女。
そんな彼女が大好きな彼がしちゃうキス。
それは、「あまいちゅう」。(海女、意中/甘いチュウ)


何やらじーっと見つめてくる彼氏に、彼女は声をかけてみる…

彼女「なーに?さっきから、どうしたの?」
彼氏「なんか美味しそうなだな~って。飴?」
彼女「へへ、そだよ。これ、JKの間で流行ってるんだよ♪」
彼氏「へーいいなぁ、俺にもちょうだいよ」
彼女「いいよ、えーと…もう一本あった、はい!」
彼氏「…わかってねぇなあ」
彼女「え…?欲しかったんでしょ?」
彼氏「そうだよ…欲しかったんだよ、ほら…ちゅっ…」
彼女「えっ…ちゅー?どういうつもり?」
彼氏「キミと一緒に味わいたかったんだ…甘かった。ごちそうさま…」
彼女「やだぁ、恥ずかしいよぉ…」

彼女が味わっていた「飴」の味が欲しくて、彼は彼女にキスをする。
それは、「"チュッ"パチャップス」。


お互いラブラブのふたりは、とある「違い」に気づいたようで…

彼女「あついー。アイスないー?」
彼氏「んーと…待ってね…あ、あった…これ、半分こしようね」
彼女「あ!パッキンアイス!嬉しいな、キミと半分こ出来るの…」
彼氏「パッキンアイス…?その言い方、初めて聞いた」
彼女「うそ!?うちだけ?!」
彼氏「俺んとこは、チューチューアイスって言ってた」
彼女「…いいこと聞いちゃった。へへ、ちゅーっ…」
彼氏「…なにすんだよ、いきなり…」
彼女「えへへ、キミを、チューチュー、愛す♡」
彼氏「なんだよ…かわいいじゃねえかよ…」

地域によって呼び方が違うアイスを食べてキスをする二人。
ちなみに、正式名称は、「"チュー"ペット」。


ある日ヒロインは、LINEで気になっていた男子から告白される。
でも、彼女はすぐにはOKせず、ある条件を出したわけで…。

男子「…なんで呼びだしたの?」
女子「まだ信じてないもん…」
男子「どういうこと…?あのLINE、ほんとのことだよ?」
女子「だったらさ…ちゃんと私の目を見て言って?」
男子「…目を見て?」
女子「文字だけじゃわかんないんだもん…ねぇ、ほんとに好き?」
男子「…当たり前だろ!大好きだよ!本気だよ!」
女子「…嬉しい。伝わったよ」
男子「ほんとに…?」
女子「へへ、わたしも大好きだよ!ちゅっ!」

「文字だけ」じゃ伝わらない気持ちを、直接伝えあった二人のキス。
それは、「テ"キス"ト」。


(あと1作品はあまりにも下品、R18なので、封印とします)


5/2

主人公は、定食屋さんでアルバイトをしている。
今日は珍しく、自分と同い年くらいの可憐な女性が来店した。
多くのメニューに圧倒されていそうなその女性に、主人公は声をかける。

主人公「いらっしゃいませ…何かお探しですか?」
女 性「…おすすめってありますか?」
主人公「おすすめですか…肉野菜炒めですね…」
女 性「わたし、たくさん食べられないんですけど…」
主人公「大丈夫ですよ。ライスは小にもできますよ」
女 性「よかった!気になってたんです。じゃあそれにしますね」
主人公「ありがとうございます!食券買ってお待ちください」

以後、その女性は、よくこの店に来てくれるようになった。
主人公はいまだに知らない。
この女性が、「しょうらいすきになるひと」だということを…。
(小ライス気になる人/将来好きになる人)


俳優の駆け出しとして頑張る彼と、それを支える彼女。
そんな彼は、悩みながらも、彼女に思いを打ち明ける…

彼女「…なにか、悩んでる?」
彼氏「俺…本当に役者向いてるのかなぁ…」
彼女「らしくないね…何かあったの?」
彼氏「先輩とかからさ、下手だ下手だってずーっと言われてて…」
彼女「そっかー…厳しいね…」
彼氏「俺…キミを幸せにできる自信ない…」
彼女「そんなことない…!わたし、頑張ってるの分かってるから…!!」
彼氏「…嬉しいよ、そこまで言ってくれて…」
彼女「ずっと、私のヒーローでいてね…だからキミを選んだんだよ」
彼氏「ありがとう…絶対見返す。絶対幸せにするから…」

下手だと言われている役者は、愛する人のために全力で見返す。
それは、「大根役者は、婚約者」。(だい"こんやくしゃ")


彼氏と一緒にスタバに行ったヒロインは、
その時の写真をインスタにアップするのに夢中なようで…

彼氏「ねえ、聞いてる?」
彼女「うん」
彼氏「こっち見てよ」
彼女「忙しいからあとでー」
彼氏「ったく、なんなんだよ…じゃあこうしてやるっ!」
彼女「うわっ!何するの…?急に前に立って…ぶつかるじゃん!」
彼氏「ずーっとスマホ見てるからだよ、気をつけろよ」
彼女「…ごめんね」
彼氏「それにさ、もっと見るもんがあるだろ…ちゅっ…」
彼女「ふぇっ…いきなりちゅーするの?」
彼氏「油断してるからだよ。ずーっと、俺を見ててほしいな…」
彼女「なにそれ…恥ずかしいよぉ…」

スマホ操作に夢中な彼女に、彼氏が仕掛けたキス。
それは、「ある"きス"マホ」。


5/9

彼女の耳が痛くなってしまい、しばらくはその治療をすることになったようで…

彼女「…しばらくは大きい声はやめてね?」
彼氏「分かったよ。早く治るといいね。」
彼女「ごめんね、面倒かけちゃって…」
彼氏「いいんだよ…こうやって、ささやくのもいいな」
彼女「なんだかドキドキしちゃう…」
彼氏「もっとささやいてあげる…好き…大好き…愛してる…」
彼女「やだ、恥ずかしいからやめてよぉ…」
彼氏「だーめ、こっち向いて。ちゅっ…今日はちゅーの音も、よく聞こえるね…」
彼女「なにそれぇ…やだぁ…好きぃ…」

彼女の耳のために、ささやきながらしちゃうキス。
それは、「チュー耳炎」。


電気を消してベッドに入った彼。そこに突然彼女が入ってきて…

彼氏「わ、何すんだよ…今から寝ようってのに…」
彼女「えへへ、いーじゃん」
彼氏「しかも…なに?ライトなんて持って」
彼女「いいでしょ…なんか洞窟の中を冒険してるみたい♪」
彼氏「それがあっちゃ眠れねえんだよ…暗くして…」
彼女「わたしだって眠れないもん…!いっしょにねんねして?」
彼氏「なんだよ…最初からそう言えって…かわいいな…ちゅっ…」
彼女「なぁに、恥ずかしい…おやすみ…ちゅっ…」

彼と一緒に寝たい彼女が持ち込んできたキス。
それは、「懐チュー電灯」。


いつもいちゃいちゃしてる二人だが、
今日は、彼女の様子が少しおかしいようで…

彼氏「ねー、ちゅーしよ?」
彼女「やーだ」
彼氏「えーなんで…?どうしたの?」
彼女「いつもと一緒じゃつまんない…もっとすごいことしたい」
彼氏「すごいこと…って?」
彼女「あのね…大人のキス、って言うんだけど…いい?」
彼氏「よくわかんないけど…いいよ?」
彼女「へへ、いくよ…ちゅっ…んぐっ…じゅるっ…はぁ…はぁ…」
彼氏「はぁ…はぁ…これが…大人のキス…?」
彼女「そうだよ…疲れるね…でも、キミの口の中、おいしかった…」
彼氏「恥ずかしいだろ…でも、くせになりそう。ねえ、もっかいやろ…?」

お互いの口の中をむさぼり、唾液を交わし合った二人の深いキス。
その唾液は、ふたりの、「エ"キス"」。


デートの待ち合わせをしている彼女のもとに、見知らぬ男が現れる…

ナンパ男「暇?飲みに行かない?」
彼  女「いえ、結構です…」
ナンパ男「そんなこと言わないでさぁ~!遊ぼうぜ~?」
彼  女「やめて下さい…そんな…」
彼  氏「お待たせ…俺の彼女になんか用でも?」
ナンパ男「あ、いやその…えっと…すいませ~ん!」(走り去る)
彼  氏「ごめん…もっと早く来てたら、変な奴に捕まらなかったよね…」
彼  女「ううん…怖くなかったし大丈夫。ありがとう…」
彼  氏「あんな奴には指一本触れさせねえからな…お前は俺のものなんだから…」
彼  女「ふぇえ照れるよぉ…わたしも、キミだけが好き…ちゅっ…」

ふたりはナンパ男には屈しない。お互いのことだけが好きだから。
そんな二人のキスは、「アウトオブ眼チュー」。


5/16

今日は彼女がいつも以上に甘えてくるようで…

彼女「ねぇ~、好きぃ~…スリスリ♪」
彼氏「…いつにもまして甘えてくるなあ…」
彼女「だって~…好きにゃんだもん♪」
彼氏「にゃん…?あれ?猫耳…生えてない…?」
彼女「ふぇぇ?!ほ、ほんとだにゃ…」
彼氏「だからそんなに甘えてきたのか…ま、かわいいからいいけどさ…」
彼女「にへへ…ちゅっ…ぺろぺろ…」
彼氏「なんだよ~…ちゅーしてくる上に舐めてくるの?」
彼女「だって~、ネコちゃんになったから、毛づくろいしたくなっちゃったにゃん♪」
彼氏「なんだよ…かわいいなぁ…いっぱいエサ、あげるからね…」

猫になった彼女が、甘えながらしてくるキス。
そんな猫の好物は、「ちゃお”ちゅ~”る」。


ふたりはデートで焼肉屋に来ている。彼女がちょっと強がっているようで…。

彼女「お肉、これにつけて食べてみるね!」
彼氏「大丈夫?多分辛いと思うけど…」
彼女「へーきだよ!もぐもぐ…うっ…か、からいよ…」
彼氏「ほら言わんこっちゃない…はい、お水」
彼女「うぅ…ありがとう…でもまだからいよぅ…」
彼氏「はぁ…しょうがねぇなぁ…こっち向いて?ちゅーっ…くちゅっ…」
彼女「はぁ…はぁ…こんなとこで…そんな深いキス、恥ずかしい…」
彼氏「だって前、キミのキスって甘いねって言ってくれたじゃん?」
彼女「言ったよ、言ったけどぉ…やだぁ、好きぃ…」

口の中が辛くなってしまった彼女に、彼は甘い口づけをする。
それは、「コ"チュ"ジャン」。


ふたりは、初めてベッドの上で、そういう夜を迎えようとしていて…

彼女「ど、どうすればいいの…?」
彼氏「もしかして、初めてだったの…?」
彼女「そうなの…でも、初めてはキミがよかったから」
彼氏「ったく…かわいいな…いいよ、教えてあげるよ、手取り足取り」
彼女「…ありがとう…で、何すればいいの?」
彼氏「まずは、こっち向いて?…ちゅっ…」
彼女「わぁ…キスって、こんな感じなんだね…」
彼氏「それも初めてだったんだ…今日は、真っ白なキミを、俺で染めてあげる。」
彼女「なにそれぇ…恥ずかしいよぅ…」

ふたりは一晩中、唇と体を重ねあった。
何もかもが初めてな彼女に、まずは彼はキスから教えてあげた。
そのキスは、「"チュー"トリアル」。


5/30

隣の部屋のキッチンからのおいしそうな匂いで、彼女は目覚めたようで…

彼女「お、おはよ~…」
彼氏「やっと起きてきたの?もう正午前だよ?」
彼女「ほぇっ…?うそ…うわ、ほんとだ…ねぇ、なんで起こしてくれないの…」
彼氏「だって、無理に起こしたくなかったし…それに、寝顔、可愛すぎて…」
彼女「やだぁ、恥ずかしいこと言わないでよぉ…」
彼氏「へへ、可愛いな、お寝坊さん♪ ちゅっ…ほら、目、覚めた?」
彼女「さっきから覚めてるよ…ずっとドキドキしてるもん…」
彼氏「可愛すぎだろ…さ、もう昼だけど…朝ごはんにしよっか…」
彼女「うん…ありがと、大好き…」

お昼ご飯の時間に起きてきた彼女にしちゃうキス。
それは、「チュー食」。(昼食)


彼女の性格は、無邪気でかまってちゃんであざとかわいい。
そんな彼女は、彼氏に今日もじゃれてくるようで…

彼女「ねーねー、一緒にあそぼ~!」
彼氏「へへ、いいよ…いっつもじゃれてきて、かわいいな…」
彼女「だって一緒にいたいんだもん…ぎゅー!」
彼氏「おいおい…急に抱きしめちゃ、びっくりだろ…」
彼女「ダメなの…?もうぎゅーしちゃダメ…?しゅん…」
彼氏「…もっとしていいよ。ほんっと、かわいいな。なでなで。」
彼女「ふぇぇ…嬉しい…大好き…!ちゅっ…ぺろぺろ…」
彼氏「なんだよ、舐めてきちゃって…なんだかまるで、犬みたいだな」
彼女「えへへ…愛してる…わん♪」

小柄で愛くるしい「犬系彼女」が、彼氏に甘えながらしちゃうキス。
それは、「ミニ"チュ"アダックスフンド」。


付き合って1周年記念に、2人は手巻き寿司パーティーを開くことにしたようで…

彼氏「こんな感じで…いいかな?」
彼女「そんな感じだよ!すっごくうまいね!」
彼氏「ありがと…道具の使い方とか、コツとか調べてたんだ」
彼女「さっすが~!楽しみにしてくれてたんだね…」
彼氏「当たり前だろ?だって1周年じゃん?」
彼女「ふぇぇ嬉しいよぉ、ぎゅーっ…」
彼氏「おいおい、なんだよいきなり抱きしめちゃって…」
彼女「わたしもキミのこと、巻いてあげたくなっちゃった…♪」
彼氏「なんだよ…じゃあ、俺も仕返しだ!ちゅっ…」
彼女「やだぁ…お寿司どころじゃないよぉ…」

手巻き寿司のように、彼に巻き付いた彼女にしちゃうキス。
それは、「巻"きす"」。(巻くときに使う竹製の道具のこと)


今日は彼女の誕生日。そんな彼は、彼女に欲しいものを聞いたようで…

彼女「いいの!?…じゃあ、キ…いや、ケーキがいいな!」
彼氏「じゃあ、いつものケーキ屋さんのにするか!」
彼女「わーい!ありがとう…!」
彼氏「ところで、さっき言いかけた、キって何?」
彼女「…え?なんでもないよ…!」
彼氏「遠慮しないでよ、誕生日だろ?」
彼女「じゃあ…えいっ…!」
彼氏「なんだよ押し倒して…動けないじゃん」
彼女「キミが欲しかったんだ…獲物、捕まえちゃった…いただきます…ちゅっ…」
彼氏「はぁ…なにすんだよ…ケーキ買いに行けないじゃん…」
彼女「いいじゃん…これでキミは、わたしのもの…」

彼が欲しくてたまらない彼女は、カマキリのように彼を押さえつけてキスをする。
それは、「昆チュー」。


6/7

すっかり暑くなり、汗ばむ季節がやってきた。
そんな日にふたりは、外から家に帰ろうとしていて…

彼女「あついー。早く帰ろうよぅ…」
彼氏「あともうちょっとだから」
彼女「ねぇ…わたし、喉乾いたんだけど」
彼氏「あっそう、じゃあ…コンビニでなんか買う?」
彼女「…それはいい」
彼氏「え?なんでよ?なんか飲みたいんでしょ?」
彼女「…もう!キミったら、にぶすぎ!…こっち向いて?ちゅーっ…」
彼氏「…なんでこんな暑いのに、キスするんだよ…」
彼女「えへへ、キミの水分、もらっちゃった♪」
彼氏「もう…余計喉乾くだろ…でも、かわいいな…」

暑い中、ふたりは深いキスを交わす。それは、「熱チュー症」。


土手に寝転び空を眺める二人。空にはたくさんの星が輝いていて…

彼女「わぁ…!とってもきれい!」
彼氏「都会でもこんなにきれいに星空見えるとこ、あったんだなぁ」
彼女「なんだか二人だけの空みたいだな…」
彼氏「なんで?…あっ、そうか、誰もいないね…」
彼女「うん…二人だけでこんなの見られるなんて、夢みたいだな…」
彼氏「じゃあ、もっといい夢見せてあげる」
彼女「え?どういうこと…?」
彼氏「こっち向けって。ちゅっ…これでお互いのこと、独り占めしちゃったな…」
彼女「ふぇえ…なにそれぇ、照れるよぉ…」

満点の夜空のもとで交わすキス。それは、「宇チュー」。


彼女は、何やら彼に不満があるようで…

彼女「ねえ、なんで私のこと見てくれないの?」
彼氏「見てんじゃん…」
彼女「全然見てない!もっと目を見て話してよ…!」
彼氏「…なんか照れ臭いんだよね」
彼女「だったら慣れたらよくない?ほら、目、合わせてみてよ」
彼氏「ちょっとかがめばいいのかな…?」
彼女「そうそう…えへへ、目が合っちゃった♪ ちゅっ…」
彼氏「…おい、なんだよこれ、それがしたかっただけなの?」
彼女「そうだよ?いひひ、ビックリしてるキミ、かわいい♪」
彼氏「なんだよ恥ずかしい…でも、かわいいな…」

どうしてもキスしたくて、彼女が彼にさせたこと。それは、「チュー腰」。


6/13

生まれて初めて彼女ができた主人公は、恋愛にあまりに不慣れ。
何をするにしてもドキドキしちゃう彼に、彼女はやきもきしていて…

彼氏「その…ちょっと聞いていい?」
彼女「なにー?どしたのー?」
彼氏「…そのさ、キミは、俺と…そういうことって、できる?」
彼女「そういうことってなに?なんではっきり言ってくんないの?」
彼氏「…その、なんか…はずかしい…」
彼女「もう!いっつもそうなんだから!ちゅぅ…これがしたかったんでしょ?」
彼氏「…なんでわかったの?」
彼女「えへへ、だって、キミのことが好きなんだもん♪」
彼氏「やめろよ…恥ずかしいなぁ…」

キスするかどうか迷っている彼に、彼女はしびれを切らしてキスをする。
それは、「チュー躇」。


今日はデートの日。待ち合わせ場所に来た彼だが、彼女が来ないようで…

彼氏「ったく、おせぇなぁ…心配になるよ…」
彼女「ごっめーん!おまたせー!!」
彼氏「あー来た!もう、どこで何してたんだよ…!」
彼女「ごめん、着ていく服迷ってたら、遅れちゃった…」
彼氏「それは嬉しいんだけどさ…いつもそうじゃん…」
彼女「えー、許してよぉ…」
彼氏「だめ。約束は守ってくれないと…って、おい!!」
彼女「えへへ好きー。ぎゅーっ!ねぇ、これでもだめ…?」
彼氏「…しょうがねえな…かわいいから…ずりぃよ…」

彼女の失敗に怒っちゃう彼も、抱きしめられて甘えられたら許しちゃう。
そんな彼女のハグ、それは「ハグらかす」。


6/20

暇つぶしにスマホで動画を見ている彼。そこに彼女がやってきて…

彼女「あーもう!またスマホ見てる!何見てるの?」
彼氏「はぁ…別に何見てたって良くね?」
彼女「よくない!…あー!なんで女の子のShort動画なんて見てるの!?」
彼氏「いや、なんか、流れてきて、いいなぁって…」
彼女「だめ!見るの禁止!…わたしがいるのに…」
彼氏「…ごめんな、でも、一番かわいいのはキミだから」
彼女「ホントに…?嘘じゃないよね…?」
彼氏「そうだよ、ちゅっ…言ったろ、俺は一番好きな奴にしか、キスしねえって…」
彼女「ふぇえ、やだ、照れるよぉ…」

何にでも嫉妬してしまう彼女が愛おしくて、彼はキスをしちゃう。
そんな彼が見ていたもの、それは、「ユー"チュー"ブ」。


おやつを食べている彼女のもとに、彼がやってきたようで…

彼氏「それ、俺にも1個ちょうだい?」
彼女「いいよ!ちょっと待ってね!」
彼氏「え、そこから取っちゃダメなの?」
彼女「だーめ。…ほら、わたひのおくひからとってみて?」
彼氏「…ふ~ん…じゃ、こんなことしてもいいんだな、ちゅーっ…」
彼女「んっ…くちゅ…ぷはっ…はぁ…はぁ…そんな…舌入れてきて…」
彼氏「へへ、一緒にお口の中で溶かしちゃったね…唇も舌も、柔らかいね…」
彼女「なにそれ恥ずかしいよぉ…でも、わたしも、甘いキス、気持ちよかった…」

ひとつのお菓子を二人で溶かしあう、世界一甘いキス。
そのお菓子は、「ハイ"チュウ"」。


ふたりは弓道部に所属している。
エースの彼と大学から弓道を始めた彼女は、お互い競い合い、励まし合う関係で…

彼氏「ちょっとは当たるようになってきたんじゃない」
彼女「キミのおかげだよ。そっちも相変わらずすごいね」
彼氏「いや…正直納得はいってないけどな…」
彼女「わたし、キミのそゆとこも憧れちゃうな」
彼氏「…言うな言うな…そっちこそ、もっと当てろよ」
彼女「わかったよ、こっち向いて…ちゅっ…えへへ、キス、当たっちゃった♪」
彼氏「なにすんだよ…明日外したらお前のせいだぞ…」
彼女「にしし、こんなんで照れちゃうの、かーわいっ♪」
彼氏「やめろもう…恥ずかしいんだよ…ま、嬉しいけど…」

ストイックに頑張る彼の唇に、彼女のキスが「的チュー」する。
そんな彼女のキスはいつも、「百発百チュー」。


6/27&7/4

今日は彼の誕生日。彼女は本人以上に、この日を心待ちにしていて…

彼女「ハピバ!生まれてきてくれてありがとう…!」
彼氏「嬉しいよ、そんなこと言ってくれて。本当にありがとね」
彼女「…何にも用意できてなくてごめんね」
彼氏「いいよ、気持ちだけでもどんなに嬉しいか」
彼女「だめ!もっとわがまま言っていいんだよ…?」
彼氏「いいの…じゃあ…俺の大好きな、やわらかくてあたたかいの、欲しいな」
彼女「やわらかくてあたたかい…?え、なにそれ?」
彼氏「…ちゅっ…鈍いな。お前が欲しいに決まってんだろ」
彼女「ふぇぇ、何言ってんの、照れるよう…」

誕生日プレゼントには、大好きな彼女が欲しい。
そんな彼女にしちゃうキス、それは、「I want you」。(アイウォンチュー)


動物園にデートに来ている二人。売店でソフトクリームを食べているようで…。

彼女「ん~!めっちゃおいしい!…あれ?なんかついてるよ?」
彼氏「マジ?クリームだよね?どこだろ…ここ?」
彼女「ううん、もっとこっち」
彼氏「え、じゃあ、ここ?」
彼女「ちーがーう!ここだよ!ぺろぺろ…ちゅっ…」
彼氏「わ、何すんだよ、誰が舐めろだなんて言ったよ…」
彼女「えへへ、さっきいたカメレオンみたいにぺろぺろしたくなっちゃった♪」
彼氏「なんだよ恥ずかしいだろ…こんなとこで…でも、可愛いな」

彼女はカメレオンのように彼の顔についたクリームを舐めて、
そのままどさくさに紛れて、彼のほっぺにキスをする。
それは、「爬チュー類」。


ふたりは吹奏楽部に所属している。
練習を終えて、今日もふたりで下校するようで…

彼氏「おつかれ。大変だね…急にパートが変わって」
彼女「ううん、全然。新しいことができて楽しいよ」
彼氏「そうか、でも、慣れないのに頑張っててすごいよ」
彼女「ずっとやってみたかったんだ。思ったより重くて大変だけど…」
彼氏「そりゃ女子には重いって…だから今はこうしてあげる。よいしょっと…」
彼女「ふぇ、ふぇえ!?お姫様抱っこじゃん…!」
彼氏「今は、俺の腕に持たれる立場になって欲しいな…」
彼女「えへへ、照れる。好きー。ちゅっ…」

重たい楽器を持つ彼女を彼は抱き抱え、そんな彼女は彼にキスをする。
彼女の奏でる楽器、それは「”チュー”バ」。


彼女は、髪型や服の変化に気づいて欲しいタイプ。
彼はいつもわかってくれるけど、今日は…。

彼女「ねぇ、どこ変わったか、わかる?」
彼氏「えっ…?変わったの…?」
彼女「そうだよ!気づいてよー!」
彼氏「いや…パッと見変わってない気が…え、どこ?」
彼女「へへ、じゃあ、これで気づくかな…ちゅーっ…わかった?」
彼氏「…わかっちゃった。リップクリーム、変えた?」
彼女「えへへ、正解。なんでわかったの?」
彼氏「だってキス、いつもより甘かったんだもん…ねぇ、もっとしていい?」
彼女「ふぇぇ、いいよ…大好き…ちゅっ…」

「リップクリーム」をつける彼女の唇に、彼は「甘かった」と言った。
それは、「かんそう」。(感想/乾燥)


今年は早くから猛暑で、寝苦しい夜も続く。
そんな夜でも二人は一緒に、ひとつのベッドで寝ているようで…

彼氏「あっつい…くっついて寝るのやめる?」
彼女「やだ!くっつきたい…じゃあ、一緒に裸になろ?ばんざーいして…?」
彼氏「しょうがないな…ふぅ、なんか、お互いの体見るの、久々だね」
彼女「うん…心臓がドクドクしてる音、好き…」
彼氏「なんだか素肌が触れ合うと、気持ちいいね…」
彼女「ねぇ、今日は体にキスしていい…?ちゅるっ…」
彼氏「何やってんだよ…きたねえだろ…」
彼女「えへへ…喉乾いたから、汗、飲んじゃった♪」
彼氏「なんだよ…じゃあ、俺もちゅーしちゃお…ちゅっ…」

熱帯夜のひと時に裸になった二人は、お互いの汗をキスで飲み合う。
喉の渇きをお互いに抑えるキス、それは、「熱チュー症」。


ゲームが好きで意気投合した彼女と、初めてのデートの日。
彼は恋愛経験がなさ過ぎて、ガチガチになっているようで…

彼氏「えっと…あの…今日は…よ、よろしく…」
彼女「も~!あんなに楽しそうにゲームしてるときの笑顔どこいっちゃったの!」
彼氏「いや…デート、初めてで…だから…緊張して…」
彼女「うふふ、そんなとこあるんだね、かわいい♪」
彼氏「い、いや、やめてよそんな…」
彼女「じゃあ今日は、1から攻略法を教えてあげる。まずはこっち向いて?」
彼氏「え、なんで…?」
彼女「いいから!…ちゅっ。えへへ、キスしちゃった♪ 緊張、ほぐれた?」
彼氏「そんなわけないじゃん…でも、嬉しいな…」

恋愛というゲームのやり方を教えるために、彼女がしちゃうキス。
それは、「"チュー"トリアル」。


7/11

七夕の夜。二人はお願い事を短冊につるし、夜空を見ていて…

彼女「今年は彦星様のキミが一緒で、嬉しいな…」
彼氏「へへ、ありがと。でも、彦星みたいに牛は飼ってないけどな」
彼女「もう!そーゆー細かいとこはいいの!」
彼氏「ごめんって~!でさ…お願いって、何書いたの?」
彼女「えへへ、言わな~い!」
彼氏「じゃあさ、俺から言うから!」
彼女「ダメ…!ちゅっ…言ったら叶わないよ?だからお口、ふさいじゃった♪」
彼氏「なんだよ可愛いなぁ…抱きしめたくなっちゃう…ぎゅーっ…」

願いは絶対言わない彼女がしちゃうキス。それは「ひみちゅ」。
そんな彼女が愛おしくてしちゃう、彦星様のハグ。
それは、「けんギュー」。(彦星のことを「牽牛(けんぎゅう)」という)


山にキャンプに来ている二人。
彼が、木に何やら塗り付けているようで…

彼氏「こうしてしばらくすると…カブトムシが来るんだよ」
彼女「へぇ~!なにそれ、エサ?」
彼氏「エサっつーか…蜜だな、甘いの好きだから」
彼女「そうなんだね…わたしも蜜、なめていい?」
彼氏「これ?人間にはおいしいかわかんないよ?」
彼女「ちーがーう!こっち向いて!ちゅーっ…!」
彼氏「んっ…んぐっ…はぁ…はぁ…なんで、そんな、深いキス…」
彼女「えへへ、キミのお口の中の蜜、もらっちゃった♪」
彼氏「なんだよ…虫取りどころじゃねえな…」

彼に激しくキスをして、彼女は蜜を吸う虫のように唾液を奪う。
そんな彼女のキス、それは、「昆チュー」。


とんでもない腹痛を起こした彼。
検査の結果、晩御飯で食べたものが原因だったようで…

彼女「うぅ…ごめんぇ…わたしがお魚食べたいとか言ったから…」
彼氏「しょうがないよ、これは事故だよ…」
彼女「うん…早く元気になってよね?」
彼氏「ありがとな、いやあ…でも、まいったなあ…」
彼女「そうだよね…できることある?元気、あげたい…」
彼氏「いいよ、今はそこにいてくれるだけで嬉しいな」
彼女「ふぇえ嬉しい…ぎゅー…えへへ、わたしもくっついちゃった♪」
彼氏「なんだよ…でも、元気もらっちゃったな…」
彼女「えへへ、好きー。ちゅっ…」

魚を食べてお腹を痛めてしまった彼に彼女がしちゃうキス。
腹痛の原因、それは、「寄生チュー」の「アニサ"キス"」。


7/18

忘れ物を取りに教室に帰った彼。
そこで、とんでもない光景を目にしたようで…

彼氏「あの…何やってんの?」
彼女「はっ?!えっ、いや…その…私も忘れ物…」
彼氏「そこ俺のロッカーだし、俺のリコーダーに何してんの?」
彼女「あ…その…実は…舐めてた。ごめんなさい…」
彼氏「そういうのは普通男子がやるだろ…なんでこんなことすんだよ」
彼女「だって最近キスしてないし…好きすぎて…ううっ」
彼氏「まったく…ほら、ちゅっ…満足したか?」
彼女「うん…わたしおかしくなってた…ごめんぇ…」
彼氏「ほんとだよ…でも、なんか、綺麗になった気がするな…」
彼女「ふぇえ、そんなの、恥ずかしいよぉ…」

出来心で彼のリコーダーを舐めた彼女にしちゃうキス。
世界に1つだけの愛の洗剤、それは「チュー性洗剤」。


いつもは二人は別々にお風呂に入っているが、今日は…

彼女「思ったより湯船って狭いんだね…」
彼氏「だな…でも、楽しいな。さ、体洗おっと」
彼女「待って…!せっかくだし、私が洗ったげる♪」
彼氏「え、いいよ…俺、赤ちゃんじゃねーし…」
彼女「だめ!せっかく一緒なんだから!…ほら、気持ちいい?」
彼氏「うん…ありがとう。じゃあ、次は俺の番な」
彼女「…ねぇ、なんか、触り方いやらしいよ…?」
彼氏「可愛いんだもん…今日はさわりっこし放題だな…」
彼女「ふぇえ、何言ってんの、恥ずかしいよぉ…」

お互いに洗いっこ、さわりっこして、なんだか興奮しちゃったふたり。
ふたりのいる場所、それは「よくじょう」。(浴場/欲情)


机の上に彼女のスマホを見つけた彼。
彼女は画面を切り忘れていたようで…。

彼氏「なに…『生年月日を入れてください』と…ふむふむ」
彼女「あー!!やめてー!!見ないでー!!」
彼氏「あ、いたの?スマホの画面つけっぱだったよ」
彼女「あーもう…こんなの見られて恥ずかしいよぅ…」
彼氏「え、あれってなんだったの?」
彼女「その…誕生日の、相性占いなんだけど…」
彼氏「ふーん…可愛いな。でも、俺は、それは信じないな」
彼女「ほぇえ?なんで?」
彼氏「だってこうして今幸せじゃん。好きだよ…ちゅっ」
彼女「…えへへ照れる。わたしも大好き。ちゅっ…」

占いなんかよりも神秘的で、最高の愛を育むふたりのキス。
それは、「スピリ"チュ"アル」。


記録的な暑さの2022年。あまりの暑さに彼女はダレているようで…

彼氏「おーい、そろそろ出かけるんじゃなかったのか」
彼女「んー、もうちょっと待ってぇ…」
彼氏「…なんか朝からずーっとそれだよな」
彼女「だって暑いんだもん、やる気ないよぉ…」
彼氏「でも早くしないとお店閉まっちゃうぞ?いいかげん…」
彼女「もう…うるさいなぁ…こうしてやる!ちゅーっ…」
彼氏「…いきなり何してくれるんだよ…」
彼女「うるさいお口は閉じちゃうのー。今日はずっとイチャイチャするんだぁ…♪」
彼氏「くっそぉ…かわいいこと言いやがって…ずりぃよ…」

暑くて動きたくない彼女が、彼氏を腑抜けにさせちゃうキス。
それは、「暑チューお見舞い申し上げます」。


「…この1学期をもって、転校することになった。」
先生は帰りのホームルームで、重々しくそう語った。
それなりに仲もよくて、よく話すクラスの女子がいなくなることを知った。

終業式の後、教室でお別れ会をやって、彼女は親に連れられて行った。
「元気でね!」「向こうでも楽しくね!」「たまにはLINEしろよな!」
口々に声をかけるクラスメイトの後ろで、何も言えずにいる僕。

気づけば僕は駆け出していた。
夕日の照らす道を、汗をかきながら、息を切らしながら。
きっとこの駅で待っていたら、ふたりきりになれる。そう信じて。

僕が着いた頃には、電車はもう発車する直前。
改札越しに、彼女は僕がいることに気づき、目を合わせてくれた。
でも、その一瞬だけだった。直接、最後に「好き」の思いは伝えられなかった。
見送るどころか、ただ棒立ちになるだけの僕の靴に、翼が生えてたらな。

それではお聴きください。Official髭男dismで「夕暮れ沿い」。


7/25

夏祭りに来ている二人。
彼女の両手には、おいしそうなものが握られていて…

彼氏「美味しそうに食べてるね。そのりんご飴、俺にもちょーだい?」
彼女「えへへ、だーめ。それじゃつまんないじゃん」
彼氏「じゃあどうするんだよ…」
彼女「ほら…ちゅーっ…間接キスだと思った?もっと甘かったでしょ…?」
彼氏「…うん、なんか…ドキドキしてきた…」
彼女「顔、りんご飴みたいに赤くなっちゃって…あ、こっちはあげる」
彼氏「チョコバナナか…お前はいいの?」
彼女「わたしは後で、キミのチョコバナナを貰うね…今日は眠れないね…」
彼氏「なんだよ…恥ずかしいだろ…俺も、寝かせねえよ…」

甘い味がついたお互いの唾液を混ぜ合うキス、それは、「エ"キス"」。
そして、お互い「照れる」ふたりが、祭りの後に向かう「場所」。
それは、「ほてる」。(ホテル/火照る)


デート中の2人。彼女はいつも注意散漫なようで…

彼氏「あ、ほら、前に人いる!危ない!」
彼女「ん?あ!!すいませんっ…!…ごめん、ありがと」
彼氏「まったく、すぐよそ見するんだから。危ないだろ?」
彼女「うん…なんか、すぐ通知が気になっちゃって…」
彼氏「いつもそうじゃん…デートよりも、俺よりも、スマホが大事なの?」
彼女「それは…違うけど…」
彼氏「あーまたスマホ見て!もう…俺が分からせてやるよ…ちゅっ…」
彼女「…え?なんでいきなりキスするの?」
彼氏「よそ見してる隙にキスしちゃった。もう俺しか見られなくなっちゃったな…」
彼女「なにそれぇ、やだぁ…恥ずかしいよぉ…」

すっかりスマホの画面に気を取られている彼女にしちゃうキス。
それは、「ある"きス"マホ」。


主人公は、気になっていた女子にとうとう告白をすることにしたようで…

男子「…好きです!付き合ってください!!」
女子「ふぇっ…いきなりどうしたの…?」
男子「ずっと…ずっと君のことばかり考えてたんだ…!」
女子「…嬉しい。気が合うね…わたしもキミのことが好き。」
男子「りょ、両想いだったんだ…じゃあ…」
女子「もちろんだよっ!ずーっといっしょにいようね!ちゅっ…」
男子「…えっ、いきなり…?そこは、手つないだりとかいろいろあって…」
女子「だって好きなんだもん、そんなの飛ばしちゃうくらいには…」
男子「なんだよもう…でも嬉しいな…」

両思いで、彼のことが好きすぎて、告白されたとたんキスしちゃう彼女。
全てをすっ飛ばすキス、それは、「チュー略」。


ふたりの日課は、夕方になったら河川敷を走ること。
今日はいつもよりも、ペースも距離も激しめだったようで…

彼氏「まだー?まだいくのー?」
彼女「あともうちょっと行こ!あそこのベンチまでね!」
彼氏「おっけー!…はぁ、着いた…お疲れ様~」
彼女「ほら、タオル。汗拭いて?」
彼氏「ありがと、でも、なんで今日こんなに走ったの?ふぅ…マジ疲れた…」
彼女「あ!ほら、そのままこっち向いて…?ちゅっ…」
彼氏「…このタイミングで…キス?」
彼女「だってキスしやすい姿勢になってくれたんだもん♪ 汗、しょっぱいね…」
彼氏「はぁ...何考えてんだよ…かわいいな…」

いつもよりもハードに走らせたのは、疲れたときのあの姿勢を狙ってのこと。
そんな姿勢をとった隙にしたキス、それは、「チュー腰」。


8/1

彼女がちょっと意地悪っぽい顔をして、彼に話しかけている…

彼女「ねーねー、今日何の日かわかる?」
彼氏「8月9日だろ?…えー?誕生日だとしたら誰だろ…?」
彼女「ほら!分かるでしょ?8月9日だよ??」
彼氏「えー?ぜんっぜんわかんない…」
彼女「あー、にーぶーいー!もー!ぎゅーーっ!!」
彼氏「おい…なんの真似だよ、なぞなぞ…?」
彼女「えへへ、今日はハグの日だよ。ハグの詰め合わせ、プレゼントしちゃった♪」
彼氏「なんだよかわいいな…じゃ、俺もお返し。ちゅっ♪」
彼女「ふぇえ、やだぁ、照れるよぉ…」

彼女が彼に送った、世界のどこにも売っていない贈り物。
そしてそれにお返しをした彼のキス。それは、「おチュー元」。


同棲しているふたりのもとに、彼女の実家から贈り物が届く。
中を開けてみると、ハムの詰め合わせだったようで…

彼氏「え!?こんなのもらっちゃっていいの!?」
彼女「パパもママも、キミにすごく感謝してたから…」
彼氏「なんだか申し訳ないな…よくお礼言っておくね」
彼女「ありがと…ねえ、さっそく、今日のお昼で食べてみない?」
彼氏「じゃあ…ウインナー焼いて食べてみようかな?」
彼女「いいね!…あ、でもわたしはいいや。」
彼氏「なんで?せっかく送ってくれたのに?」
彼女「わたしは…夜、キミのウインナーが欲しいな…」
彼氏「何考えてんだよ…やらしいな…でも、そゆとこ好きだよ…ちゅっ…」
彼女「やだぁ、恥ずかしいよぅ…今夜も、眠れないね…」

イチャイチャしている二人がこれから食べるもの、それは「チュー食」。
そして、そんな二人に送られてきたギフト、それは、「おチュー元」。


同棲をはじめて以降、彼女の苦手なものが分かってきたようで…

彼女「キャー!!ちょっと来て!」
彼氏「今度は何が出たの?ゴキブリ?」
彼女「違う、クモが出たの…無理…触れない…追い出して…」
彼氏「ゴキよりましだろ?ティッシュでポイってすればいいじゃん」
彼女「無理だってわかってるでしょ…ねぇ、おねがぁい…」
彼氏「…はい、追っ払っといたよ…本当に虫、ダメなんだな」
彼女「ダメ…ホント無理…世界で一番無理…」
彼氏「じゃあこういう虫はどう?ちゅーっ…へへ、お口の中の蜜、吸っちゃった」
彼女「ふぇぇ、なにそれぇ、恥ずかしいよぉ…」

虫が大嫌いな彼女は、頼りになる彼氏のキスで落とされてしまった。
そのキスとは、「昆チュー」。


8/8

今日は彼の思い付きで、ずる休みデートをしているようで…

彼女「ねぇ、ダメだよぅ…ずる休みとか無理…」
彼氏「真面目だな、だから楽しいんじゃん。今しかできないだろ?」

その頃学校では、理科の授業が行われていた。
先生「えー、酸性は水素イオン、アルカリ性は水酸化物イオンを持つのが特徴です…」

彼女「なんだろ…悪い気がするけど、いつもじゃないって楽しいかも…」
彼氏「だろ?学校じゃこういうことできないじゃん?」
彼女「なんか…キミの不真面目なとこ、いいなって思っちゃった…」

先生「性質の違う液体が混ざると、お互いのイオンが反応し、水を生む。テスト出まーす」

彼氏「いまさ、みんな授業受けてるから、誰もいないだろ?」
彼女「いないね…だから?」
彼氏「キスしたいな…学校じゃできなかったし。いいだろ?」
彼女「ふぇぇ…嬉しい…いいよ、ちゅっ…」

先生「この時できるものは、酸性でもアルカリ性でもなく、"チュ”ー性です。この化学反応のことを何というか。そう、"チュー"和、といいます。」


渋谷で彼氏を待つ彼女。そこに、チャラチャラした不良が彼女に近寄る…。

不良「よぉ姉ちゃん!君、かわうぃーね?俺と一緒に遊ぼうぜ~!」
彼女「ごめんなさい、無理です…」
不良「いいじゃん奢るぜ?俺の誘いが聞けねえって言うのかなあ~?」
彼氏「…テメェ俺の彼女に何してくれてんだ?」
不良「あ?なんだコラ?邪魔すんじゃねえぶっ飛ばすぞ…うげっ…!」
彼氏「こちとら柔道三段だ、まだやんのかこの野郎」
不良「すいません、ごめんなさい、許してください…」
彼氏「チッ、あっち行けや…ごめんな、俺が着くのが遅いばっかりに」
彼女「いいよ、来てくれるって信じてたもん、ありがと…ちゅっ」
彼氏「当然だろ、俺の彼女なんだから…お前しか見えねえよ…ちゅっ…」
彼女「ふぇえ、やだぁ、照れるよぉ…」

待ち合わせ場所にある像のように、彼氏を待ち続けた彼女のキス。
それは、「チュー犬ハチ公」。
そしてそんな愛おしい彼女しか見えない彼氏のキス。
それは、「アウトオブ眼チュー」。


今日も愛娘を幼稚園に送って行くママ。
そんなママが門の前で、驚きの光景を目にしたようで…

男児「おっはよー!あいたかったよー!ぎゅー!」
女児「おはよ!わたしもー!ぎゅー!」
男児「ね、て、つないで、きょうしついこ?」
女児「えー?みんなにみられるの、わたし、はずかしいよぉ…」
男児「じゃあさ、はずかしくなくなるおまじない、かけてあげる」
女児「なーにそれ?」
男児「ほら、ちゅっ…ぼくがそばにいるから、だいじょうぶだよ」
女児「やだぁ、すき、ねぇ、きょう、もういっかいしよ…?」
男児「いいよ、かえるときにね…?」

ふたりは幼稚園でイチャイチャしながらチューをする。
そんな娘の姿を見て複雑な気持ちになるママ。
それは、「きょうチュー」。(今日チュー/胸中)


猛暑が続く毎日。いつも部屋のエアコンはつけているが…

彼氏「え?窓開けるの?エアコンつけてるのに?」
彼女「空気は入れ替えたほうがいいんだよ、今コロナヤバいじゃん?」
彼氏「そっか~、確かにねー」
彼女「そうそう…もうそろそろ閉めていい?」
彼氏「え、もう?今開けたばっかじゃね?」
彼女「ちょっとだけ開けておくだけでも十分効果があるんだよ!」
彼氏「な~るほどね…じゃあ、俺も空気の入れ替えしちゃお」
彼女「ほぇ?どういうこと?」
彼氏「ちゅーっ…はぁ…はぁ…お口の中の空気、交換しちゃったね…」
彼女「はぁはぁ…苦しかったけど…なんか…照れるよぉ…」

部屋の空気を入れ替えた彼女と同じ空気を吸いたくて、
全力でがっつくキスをした彼。それは、「かん"きす"る」。(換気する)


8/15

ヒロインには、密かに恋心を寄せる男性がいる。
勇気を出して部屋の扉をノックすると、その先にいるのは…

女子「コンコン…失礼します!」
先生「おお、珍しいな…どうした?」
女子「その…今日の授業で…質問があって…」
先生「そんなに顔を赤くしてなんだ、風邪か?」
女子「いや、えっと…その…そうじゃなくて…」
先生「まぁいいよいいよ。で、質問はなんだい?」
女子「えっと、ノートのここ…聞きそびれちゃって」
先生「ああ、安政の大獄の話ね…もっかい言うから、よく聞けよ…」

クールだけど優しい社会の先生と、1対1の個人講義が始まる。
彼女は先生に会いたくて、この先も社会科研究室に通い詰める…。
そんな彼女が聞き逃した歴史上の人物の名前、それは、「いいなおすけ」。
(井伊直弼/言い直すけ?)


家の郵便受けに往復はがきが届く。
それは彼女の中学の同窓会の案内だったようで…

彼氏「え、今時往復はがき!?LINEでいいのに…」
彼女「幹事の子、昔からきっちりしてるからねー」
彼氏「へぇ…ま、行ってくれば?俺は心配してねーし」
彼女「なに、その言い方?…とりあえず宛先を…御中、と…」
彼氏「ぉんちゅう…?はーん…なるほどね…ぎゅっ…」
彼女「きゃっ…!何するの、いきなり抱きしめて…!」
彼氏「ほんとは俺が欲しいんだろ?同窓会なんか行かせないぜ…」
彼女「そうだよ…だって心配してほしかったんだもん…気づけバカ…ぷぅ…」
彼氏「へへ、可愛いな…尚更離したくねぇよ…ちゅっ…」
彼女「ふぇえ、何言ってんの、恥ずかしいよぅ…」

「御中」を聞き間違えた彼氏は、彼女を抱きよせ、キスをした。
彼の耳に聞こえた言葉、それは、「アイウォン"チュー"」。(I want you)


夏祭りの日、彼女は射的で全部外してしまったけど、
彼女の心をターゲットロックした彼は、後ろから彼女を抱きしめた。
そんな彼女は、抱きしめられながら、彼氏に問いかける…

彼女「…でも、どうしてもあのぬいぐるみが欲しいんだ…」
彼氏「任せな、俺が必ず取ってやるよ…大将!100円!」
彼女「大丈夫?…すごい!めっちゃ当てるね!」
彼氏「ほいよ、これが欲しかったんだろ?」
彼女「そう…!すっごく嬉しい!好き…ありがと…!」
彼氏「狙ったものは俺は逃がさないんだ、こんなふうにな…ちゅっ…」
彼女「…キス?ねぇ、どういうこと…?」
彼氏「へへ、今度はお前の唇、射止めちゃった♪」
彼女「ふぇぇ、なにぃ、照れるよぉ…」

射的の景品も、目の前の彼女も、狙ったものは必ず捕まえる。
そんな彼氏がしちゃうキス、それは「百発百チュー」。


待ちに待ったデートも早いものでそろそろ終わりかけ。
ふたりはバイバイする前に、あることをしようとしていて…

彼氏「…帰る前にさ、ちょっとお願いがあるんだ」
彼女「え、なに…?」
彼氏「…ここでさ、キスしたいな」
彼女「むり…わたしだってしたいよ、でも、人いっぱいいるじゃん…」
彼氏「じゃあ、ここじゃなかったらいいってことだよな…?」
彼女「…おうちに行くの?」
彼氏「…ちげーよ。家族いるだろ。…ここまで来たら察しろバーカ」
彼女「…分かっちゃった、やだぁ…照れるよぉ…」
彼氏「そんな顔赤くしちゃって、可愛いな…今日は、寝かさねぇぞ…」

これからどこに行くかわかった彼女は、思いっきり顔を赤らめた。
ふたりの行先、それは、「ほてる」。(ホテル/火照る)


8/22

最近彼女に会えてない彼氏。今日も寂しい週末を送っているようで…。

彼氏「はぁ、暇だ…テレビでも見よっかなあ…」
レポーター「以上、新宿駅前からでした!スタジオにお返ししま~す!」
彼氏「新宿?なんだよ面白くな…ん!?」

彼女が買い物を終え、店から出た時、信じがたいことが起こる…。

彼女「ええ?!なんでキミがここに…?」
彼氏「へへ、どうしても会いたくなっちゃった♪」
彼女「だとしてもさ…なんでここだと分かったの?」
彼氏「さっきテレビの中継来てたでしょ?写り込んでたんだよ…」
彼女「なにそれぇ…だったら一言言ってよぉ…」
彼氏「そんな順番も飛ばしちゃうくらい好きなんだよ…ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ…いきなりキスとかずるいよぉ…」

テレビの映りこみを手掛かりに彼女に会いに行っちゃう彼のキス。
それは、「チュー継」。


小学4年生の体育の授業。クラスの気弱な男子が転んでしまい…

男子「うぇ…ぐすっ…転んじゃって痛い…」
女子「もう!泣かないで!私が保健室連れていくよ!」
男子「やだ…痛くて無理だよ…」
女子「もう!我慢できない子、わたしきらい!ほら来て!」

それから10年後…。
彼女「ねぇ…キスしていい…?」
彼氏「だーめ、昨日もしたばっかじゃん」
彼女「やだぁ…我慢できないよぉ…いますぐして…?」
彼氏「へへ、昔はあれだけ我慢しろって言ってたくせに…」
彼女「意地悪言わないで…ねぇ…おねがぁい…」
彼氏「へへ、すっかり我慢できなくなっちゃって♪ 可愛いな…ちゅっ…」

10年前、ケガをした男子につけてあげたものは「絆創膏」。
そして10年後、その男子があの時の女子につけたもの、
それは、「キスマーク」。


主人公は小学4年生。近所には同じ小学校に通う小学6年生の女子がいる。
夏休みのラジオ体操で、彼はその子に会えるのを楽しみにしていて…

男子「おねえちゃーん!スタンプ押してー!」
女子「はい!毎日来ててえらいね!また明日ね!」
男子「うんっ!ぼくも会いたいから、早起きがんばる!」

それから10年後…。

彼女「…ねえ、なんでそんなにちゅーするの?」
彼氏「だって好きだもん、愛してるもん…」
彼女「だからって…激しいよ…わたしはずっとキミが好きだよ?」
彼氏「…でも離れるの怖い…だからマーキングする…ちゅっ…」
彼女「…ねえ、そんなに強く吸い付かないでよぉ…」
彼氏「へへ、跡ついちゃったね…これでキミは、俺のもの…♪」

10年前の夏に、好きな女の子に押してもらったスタンプ。
10年後、その女の子の体につけるスタンプ、それは「キスマーク」。


同棲しているアパートのポストに、珍しく何かが届いたようで…

彼女「わ!素敵な絵葉書!これ、お父さんが描いたの?」
彼氏「そうみたいだな、親父にこんな趣味あるの、知らなかったわ…」
彼女「わざわざお手紙くれるなんて、とってもいい人だね…」
彼氏「まぁな…なんだかんだ同棲してんの気にかけてんだなぁ」
彼女「ねぇ、お返事、書いたほうがいいかな?」
彼氏「別にいいよ、あとで俺がLINEしとくし。それよりさ…」
彼女「それより?」
彼氏「ほら…ちゅっ…へへ、親父とは違うお見舞い、かましちゃった♪」
彼女「ふぇぇ、やだぁ、照れるよぉ…」

彼の父は夏のハガキを送り、彼は彼女にキスをする。
それは、「暑チュー見舞い」。


8/29

今日の家庭科の授業では味噌汁づくりをすることに。
同じ班になった男子がとても作るのが上手なようで…

女子「あ!うちと味が違う!おいしい…!」
男子「かつお節のダシだよ、気に入ってくれて嬉しい」
女子「キミと結婚したら、これ毎日飲めるかなっ♪」
男子「言うな、恥ずかしいな…」

それから10年後…。
彼女「…ねえ、お風呂誘い過ぎじゃない?毎日じゃん…」
彼氏「そりゃ同棲してるから、毎日入りたいもん…」
彼女「やだぁ…って!何飲んでんの!?お風呂のお湯、ばっちいよ!」
彼氏「汚くないよ、お前のダシ、美味しいな…♪」
彼女「もう…!わたし食べ物じゃないもん!ばかぁ…」
彼氏「ごめんって。でも、もっと味わいたいな…ちゅっ…」

彼女は味噌汁から、彼氏は彼女の肌から、うまみを摂取しちゃう。
そんな彼のキス、それは「エ"キス"」。


あと1日で締切のレポート課題を抱える彼女。今日は徹夜覚悟のようで…

彼女「今夜は完徹かな…先に寝てていいからね?」
彼氏「そっかあ…そう言うなら、俺は寝るわ、無理すんなよ?」
彼女「うん、おやすみ…あ、そこのガム取ってくれる?」
彼氏「え、これ?なんで?」
彼女「目が覚めるらしくて…わたしコーヒーダメだから…」
彼氏「ふーん…俺ならもっといいお目覚め出来るのに…ちゅっ…」
彼女「ふぇっ…?なんでいきなりちゅーするの?」
彼氏「へへ、ビックリした?これで目、覚めただろ?」
彼女「やだぁ…恥ずかしい…レポートどころじゃないよぉ…」

ガムよりも味があるキスで、彼氏は彼女を目覚めさせる。
そのキスとは、「"チュー"インガム」。


朝、食卓に出てきたものを見て、彼氏が驚いたようで…

彼氏「あっ!これ好き!こないだカフェで食べたやつじゃん!」
彼女「えへへ、キミが好きって言ってたから作っちゃった♪」
彼氏「でもさ、作るの難しくなかった?なんでも作れてすごいな~…」
彼女「簡単だよ?パンにプリンをうす~く塗って…」

そしてその日の夜…

彼氏「ちゅっ…ちゅっ…はぁ…かわいいなぁ…」
彼女「はぁ…はぁ…今日のキス激しいよぉ…」
彼氏「朝からずーっと我慢してたんだもん…もっとやろ?」
彼女「もぅ…何言ってんの…でも、わたしもずっとこうしてたい…」
彼氏「へへ、朝ごはんより甘いキス、しちゃおうな…ちゅっ…」

朝に「トースト」を食べた2人は、夜になると「情熱的なキス」をする。
それは、「フレンチ」。(フレンチトースト/フレンチキス)



9/5

ヒロインは最近テニス部でスランプ中。
最近はカウンセラーの男性にメンタルケアをしてもらっていて…

男性「お疲れ様!今日はいいショット打ててましたね!」
女子「ありがとうございます…でもまだ自分に自信が持てなくて…」
男性「慌てなくていいんですよ、少しずつ自信つけていきましょう!」

しかし、相談を重ねていくうちに、彼はいつの間にか彼女が好きになっていて…

男性「よし…催眠がかかった…今から僕のことを聞いてください…」
女子「すぅ…はい…すぅ…」
男性「あなたは…俺のことが好き…世界一好き…そうですよね?」
女子「はい…先生のことが…大好きです…」
男性「じゃあ、俺の唇に、最高のショット打ってごらん?」
女子「はい…先生…愛してます…ちゅっ…」

催眠をかけて彼女を調教し、自分のことが好きだと刷り込む彼。
彼女が寝ながらするキス、それは「白チュー夢」。


海の家のバイトの最終日を迎えた二人。
最後の仕事は、海の家周辺の海岸清掃になったようで…

彼氏「うっそだろ…ゴミばっかじゃん、だるっ…」
彼女「もうちょっとだよ?今日までだし、一緒にがんばろ?」
彼氏「だけどさぁ…これ永遠に終わらなくね?マジやる気なくなるんだけど…」
彼女「そっかあ…じゃあ、いいことしてあげよっか?」
彼氏「いいこと?なにそれ?」
彼女「ほらこっち向いて?ぎゅーっ…元気出た?」
彼氏「…出たよ…でも、ビックリすんじゃねえか、バカ…」
彼女「えへへ、照れてるの、かーわいっ!終わったら、もっかいしようね…」

彼女は、「ゴミ拾い」でたまった「疲れ」を、ハグで吹き飛ばした。
それは、「ひろうかん」。(拾う缶/疲労感)


最近よく外出する彼女。彼氏が気になって話を聞いてみると…

彼女「今ね、整体に行ってきたの、最近体が重くて…」
彼氏「って言うと…マッサージ的な?」
彼女「そう!友達に教えてもらったとこ、めっちゃ凄腕なんだ~!」

嬉しそうに話す彼女。しかし彼はなぜかそれが気に食わない。
そしてその日の夜の、寝室にて…

彼氏「俺もマッサージ、覚えたよ、今からやってあげる♪」
彼女「嬉しいけどさ…そんなとこ触らないでよ、ドキドキするじゃん…」
彼氏「そこ触っていいの俺だけじゃん…それに…俺ムカつくんだよね♪」
彼女「なんでムカつくの…?」
彼氏「俺以外の奴がお前の体に触ってんだもん…ほら、気持ちいい?」
彼女「あっ…はぁ…うん…ねぇ…もっときて…」

「体が重い」彼女は、夜に彼氏と「激しく」絡みあう。
それは、「つかれる」。(疲れる/突かれる)



9/12

午後3時。ふたりはおやつタイムを楽しんでいるようで…

彼女「コーヒー、わたしも飲んでいい?」
彼氏「だーめ。苦いんだから。お子ちゃまが飲めるわけねーだろ」
彼女「むー!バカにするな!わたし大人だもんっ!」
彼氏「言ったな?じゃあ、飲んでみなよ」
彼女「ごくっ…うっ…やっぱにがぁ~い…」
彼氏「ほら言ったじゃん…やっぱお子ちゃまだな」
彼女「うぅ…わたし大人だもん…ぷぅ…」
彼氏「へへ、強がっちゃってかわいいな、ちゅっ…」
彼女「…なんでいきなりちゅーしたの?」
彼氏「だって、お子ちゃまのお口には、甘いキスをしてあげないとな♪」
彼女「ふぇえ、やだぁ、恥ずかしいよぉ…」

苦いコーヒーを飲んだ彼女の口に、彼は甘々なキスをした。
そのキスとは、「チュー和」。


花が大好きな彼女が、彼をベランダに呼び出したようで…

彼女「今年も種、植えたんだ。一緒に育てよ!」
彼氏「チューリップだからキスしたいとか言うんだろ?去年みたいに」
彼女「ちーがーう!ま、咲くまで待ってて♪」

それから数か月後…

彼氏「咲いたね…なんか、すごく甘い香りがする…」
彼女「でしょでしょ!?めっちゃ綺麗でしょ?」
彼氏「なんか…すっごく気持ちが落ち着くな」
彼女「そうだよ、心の安らぎ、が花言葉なんだ…キミと一緒だね…」
彼氏「え、何が一緒なの?」
彼女「キミといると落ち着くんだ…大好き…ちゅっ…」
彼氏「なんだよ、結局ちゅーかよ…かわいいな…」

お互いの存在が心を落ち着かせてくれる。
ふたりが育てた花の名前、それは、「ペ"チュ"ニア」。


9月10日の夜。ふたりはアパートのベランダで、月を見ていて…

彼氏「晴れてよかったな~、ほんと、月が綺麗だな…」
彼女「ね!そんなことよりさ、お団子食べようよっ!」
彼氏「なんだよ、月より団子かよ!相変わらずだなお前は」
彼女「あったりまえじゃん!お団子美味しいじゃん!一緒に食べよ?」
彼氏「…俺はそれよりも…お前を食べちゃいたいな」
彼女「え、なに…?どういうこと…?」
彼氏「…逃げるなよ…がぶっ…ちゅっ…」
彼女「ねぇやめてよ…痕がついちゃうじゃん…」
彼氏「へへ、月を見たからオオカミになっちゃった♪今夜は寝かさないぞ…」

「月が綺麗ですね」彼はそう言って、オオカミのように彼女を襲う。
そんな獣のようなキス、それは、「チュー秋の名月」。


9/19

主人公の隣に、帰国子女の転校生がやってきた。
英語が苦手な彼に色々と教えてあげた結果、彼の英語はどんどん上達していき…

女子「え!すっごく発音上手くなったじゃん!すごい!」
男子「隣で散々ダメ出ししてくるからだろ…でも、ありがとな」
女子「友達欲しかったからさ…日本に来て、それが不安で…」
男子「最初の友達が、俺でよかった…のかな」
女子「うん!ありがと…だからお礼がしたい。目、つむって?」
男子「うん…ん?柔らかい?…おい!!どこ触らせてんだよ!」
女子「えへへ、男の子って、こういうの好きなんでしょ?」
男子「…そうだよ…結構大きいんだな…もっかい触っていい?」
女子「えへへ、いいよ♪」

「発音」を教えた彼女は、ご褒美に「柔らかい場所」を触らせてあげた。
それは、「ぼいん」。(母音/ボイン)


ヒロインは校舎の廊下で、不良とぶつかってしまい、殴られている。
そこに現れたのは、校内一のイケメンだった!

男子「女の子に手を上げるのかい?しかも顔に?よくないぞ~?」
不良「あ?なんだぁ?こいつもやっちま…があっ!?」
男子「柔道三段を舐めてもらっちゃ困るなあ…まだやるかい?」
不良「…くっそ、今日のところは勘弁してやらぁ!」
男子「はいはい帰れ帰れー。…大丈夫だった?」
女子「大丈夫です、ありがとうございます、助けてくれて…」
男子「とんでもない…うっわ、メガネ壊されちゃったのか…」
女子「いいんです、もう1本持ってるので…」
男子「そっか、でも、メガネ外した顔も、かわいいね…じゃ、また!」
女子「えっ…!?ちょっと…!…やだ、照れるよぉ…!」

そして次の日から、彼女はメガネをやめた。そして彼に惚れていた。
そのきっかけは、「どつき」。(ど突き/度付き)


彼女が部長を務める吹奏楽部の県大会を見に来た彼。
結果は金賞だったものの、上位大会には出場できなかったようで…

後輩「せんぱぁい…悔しいです…ぐすっ」
彼女「でもみんな、よくがんばったよ!本当にありがとう!」
彼氏「(心の声:あいつも悔しいだろうに…すごいなあ…)」

その夜、彼女は彼を家に呼んだ。彼女は彼をベッドに押し倒して…

彼女「ぐすっ…ねえ…ダメ金だったのなんで…頑張ったのに…」
彼氏「無理してたんだな…お前はいつでも、俺の一番だよ」
彼女「わたし、ほんと悔しい…ぐすっ…ひっく…」
彼氏「ほら、ぎゅっ…今日は全部、俺が受け止めてあげるって」
彼女「うん…今日はずっと一緒にいて…?」
彼氏「いいよ…今日はお前が上なんだな、お前の全部、ちょうだい…?」

後輩の前では、「何事もないように」振舞う強い彼女は、
彼の体の上にまたがり、一晩中、お互いを求めあった。
それは、「きじょう」。("気丈"に振る舞う/"騎乗"位)


ひどい風邪をこじらせて寝込んでいる彼。
彼女は一生懸命、身の回りの世話をしてくれているようで…

彼女「お腹すいた?おかゆ食べる?」
彼氏「うん、食べる」
彼女「はい、あーんして、あーん…おいしい?」
彼氏「…おいしい…ありがと…ごめん…俺がこんなんで」
彼女「いいんだよ?…こういう時なんだから、いっぱい頼って?」
彼氏「…なんか、今日のお前、お母さんみたい…」
彼女「何言ってんの…でも、そのくらい甘えていいからね?」
彼氏「…あ~ん!ママ~!!ママ~!!!ぎゅー!!」
彼女「はいはい、ママですよ~♡ いい子いい子…」

熱が出て、「寒気」がするから、「母性」溢れる彼女に彼は抱きついた。
それは、「おかん」。(悪寒/オカン)


連休を使って新しくできたショッピングモールに来たふたり。
だが、店内があまりにも広すぎたためか、ふたりは迷ってしまい…

彼氏「まったく…あいつどこに行きやがったんだよ…」
彼女「あ~!いたいた~!おーい!!」
彼氏「ん…?あ!いたー!おい、どこにいたんだよ!」
彼女「こっちのセリフだよ…わたしだって探したんだから…!」
彼氏「広いんだから、離れるなって言ったろ…」
彼女「えへへ、ごめ~ん!ぎゅー!」
彼氏「おいおい、またそれかよ…ぎゅーでごまかしたって無駄だぞ?」
彼女「だめ…?今からは離れないから、許してにゃん♪」
彼氏「まったく…お前はかわいいやつだな…ズルいって…」

広い場所で迷ってしまったふたりのハグ、それは「"はぐ"れる」。
そして、どさくさに紛れて彼に抱きつき、許してもらっちゃう彼女のハグ、
それは、「"はぐ"らかす」。


9/26

主人公は同じゼミの女子に思いを寄せている。
でもその女子は、恋愛に抵抗感があるようで…

男子「好きです…俺と付き合ってほしい。」
女子「嬉しいけど、怖いな…」
男子「怖い…って何が?」
女子「検索履歴見ない?鬼電しない?お出かけさせてくれる?」
男子「…前の彼氏、そんな奴だったんだ」
女子「そう…でも、やたらとプレゼントはくれる人で…」
男子「物で釣るとかクズじゃん…それ、全部売っちゃえよ」
女子「売るって…フリマサイトで?」
男子「そう。その金で一緒にデートしよう、行きたいとこ行こう!」
女子「…一緒にやってくれるの?」
男子「俺は…お金じゃ買えない最高の思い出を作りたいんだ…」
女子「嬉しい…これから、よろしくね…」

「彼女の自由を奪う」元カレのプレゼントを「売り払い」、
そのお金で新たなスタートを切るヒロイン。
それは「かんきん」。(監禁/換金)


実家に戻ってきた彼氏。今回は彼女もいっしょ。
両親が彼女にチヤホヤするのを、彼は許せないようで…

彼氏「父さん!母さん!あんまりこいつに変なことすんなよ!」
彼女「まぁまぁ落ち着いてよ、せっかくだしいいじゃん♪」
彼氏「そっか…あと、父さんも母さんも、俺の部屋には絶対入るなよ」

しばらくして部屋に戻った二人。彼は彼女に声をかける。

彼氏「ウザいよな、うちの親…気遣わせてごめん」
彼女「気にしないで!楽しい人じゃん!…なんか、ここに住みたくなっちゃった」
彼氏「えっ…お前…つまりそれは…」
彼女「えへへ、早く一緒になりたいね♪だーいすき!」
彼氏「何言ってんだよ…でも、俺も同じ気持ちだよ」
彼女「ふぇぇ…照れるよぉ…今夜はずっといちゃいちゃしよーね…」

ふたりは「地元」で、いつかお互い「一緒になること」を夢見てる。
それは、「きせい」。(帰省/寄生)


残業を終え、家へ帰るヒロイン。
途中にあるコンビニで食料を買い込んでいると…

彼氏「あれ?いたのー?」
彼女「ふぇぁっ!?び、ビックリしたぁ…お、おつかれ…」
彼氏「ごめんごめん~。その格好、もしかして仕事帰り?」
彼女「そうなの、遅くなっちゃってさ…ご飯買わなきゃ…」
彼氏「じゃ、俺出すよ、自分も買うものあるし」
彼女「えっ…?そんな、悪いよぉ…」
彼氏「いいから!あと、今日は俺んち泊まりなよ、疲れてるだろうし」
彼女「そんな…いいの?」
彼氏「彼氏として当然だろ!それに…今日お前に会えて嬉しいし…」
彼女「ふぇぇ…わたし、幸せ…」

深夜のコンビニで「ばったり」会った、「幸せ」なふたり。
それは、「鉢合わせ」。(4あわせ+4あわせ=8あわせ)


主人公はクラスで一番目立たない、陰キャ中の陰キャ。
罰ゲームでクラスのアイドルに告白しに行くことになったようで…

男子「あの…その…えっと…実は…す…いや…」
女子「どうせ嘘告白でしょ?聞こえてたもん!大変だったね…」
男子「え、あ、そう、うん…ご、ごめん…」
女子「実は…罰ゲームがキミで嬉しかった。だってキミのこと好きだもん」
男子「は…!?いや、え、冗談…だよね?」
女子「本気だよ!静かで真面目で…わたしにないとこに憧れてたんだ」
男子「そんな…マジか…嬉しい」
女子「えへへ、ぎゅー! 好きな人、捕まえちゃった♪」
男子「…僕も、そういう明るいとこ…好きだよ…!」

好きな人と結ばれたきっかけは「罰ゲーム」。
アイドルと陰キャという、「美女と野獣」カップルが誕生した。
それは、「もうけもの」。(儲けもの/もう獣)


ふたりは初デート中。
そろそろお開きの時間となり、ふたりは駅前に来る。

彼氏「焼肉美味しかったね、また行こう!」
彼女「…あ、そろそろ電車の時間だ!」
彼氏「あの…最後、キスしよっか」
彼女「ちょっと、今はダメだよぉ…」
彼氏「いいじゃん…ちゅっ…」
彼女「…さいってー。モラルなさ過ぎて引くんですけど…」
彼氏「え、ちょ、え?」
彼女「こんな目立つところで、しかも焼肉食べた口でキスなんて…」
彼氏「ごめん、その…ごめん…」
彼女「いや、マジ無理です。二度と会わないでください…」
彼氏「まてって…はあ、なんで…こうなった…」

「公衆」の面前でキスする彼。「口臭」を気にもしない彼。
そんな彼と、「ちゅーとか嫌」だから、
彼女は彼氏との関係を、「中途解約」したのだった。



10/3

季節の変わり目で熱風邪をひいてしまった彼女。
彼氏が、病院に連れて行ってあげようとするが…

彼女「やだ、病院行きたくない…怖いもん…」
彼氏「子供みたいなこと言うなよ…てか、何が怖いの?」
彼女「ほら、痛いことされたりとかするんでしょ?」
彼氏「ねーよ、ちゃちゃっと見てもらって薬出るくらいだよ」
彼女「うん…でも、やっぱ怖い…でも治したい…」
彼氏「分かった、じゃあ、行かない。その代わり、俺の言うこと聞いて?」
彼女「え、治してくれるの?」
彼氏「ほら、ちゅーっ…へへ、これで俺に、風邪うつっちゃったな…」
彼女「ふぇえ、余計に熱が上がっちゃうよぉ…」

彼女の風邪を、キスで吸い取る彼氏。そのキスとは、「チュー射」。


ヒロインは、男子体操部のマネージャーを務めている。
密かに思いを寄せるエースの部長に、部活後呼び出され…

女子「おつかれさまです…どうしました?」
男子「あのさ…新しい技ができるようになってさ、君に見て欲しいんだ」
女子「いいですけど…わたしでいいんですか?」
男子「むしろ君でなきゃダメだ…さ、後ろ向いて?」
女子「え?後ろ向いたら見られないんじゃ…」
男子「いいから…いくぞ…ちゅっ…」
女子「…首筋にキスしたんですか…?」
男子「ずっと好きだったから…でも、恥ずかしくて後ろからしちゃった…」
女子「先輩、ダメです…次は…お口にしてくれなきゃ嫌です…」
男子「…へへ、わかったよ、こっち向いて?ちゅっ…」

部長が身に着けた新しい技、それは、「バク宙」。(バックからチュー)
そして、マネージャーからキスをし返される。それは、「チュー返り」。


美味しそうに飴を舐める彼女に、彼は声をかける…。

彼氏「ねえ、それ、俺にもちょうだい?」
彼女「いいよー。いっぱいあるから。何味がいい?」
彼氏「…そうじゃねえだろ」
彼女「え?欲しいんじゃないの?なんで不機嫌なの…?」
彼氏「欲しいけど…でも…ああもう!鈍いな…!」
彼女「ちょっと!勝手にわたしの取らないでよ…!もしかして…」
彼氏「その…間接キス…できるかなって」
彼女「もう…そんなことしなくたっていいじゃん…ちゅっ…おいしい?」
彼氏「…おいしかったよ、お前の味…。」

ふたりはキスして、飴の味をシェアした。
その飴の名前は、「"チュ"ッパチャプス」。


教員2年目のヒロインは、高校で英語を教えている。
放課後、職員室に、男子生徒が現れて…

先生「あれ!めずらしい!どうしたの?」
男子「その…俺英語全然ダメなんで教えて欲しいんです…授業ついて行けなくて…」
先生「部活頑張ってるもんね…!わかった!一緒に頑張ろう!」

彼女は張り切って、毎日のように彼に個人指導を行った。
彼の頑張る姿を見た彼女に芽生えたのは、恋心だったようで…

先生「じゃあ、今日はこの辺にしとこうか!おつかれさま!」
男子「ありがとうございます!」
先生「いつも頑張っててえらいね…大好きだよ…ちゅっ…」
男子「…先生?何してるんですか?」
先生「あっ…いけない…先生なのに…今のは忘れて…」
男子「無理です。だって俺も先生のことが…好きになっちゃって…」

こうして、生徒と先生、禁断の恋愛が幕を開けてしまった。
そんな先生が生徒にしちゃうキス、それは「ス"チュー"デント」。


10/10

「もし本気なら、明日の放課後、屋上に来てください」
気になっていた女子からのLINEの返信を受けた主人公は、屋上へ向かう…

男子「来たよ…それで、用事は…?」
女子「ありえないよ…LINEでいきなりあんなこと言って…!」
男子「それは…ごめん…でも、本当なんだよ!信じてよ!」
女子「…わたしだってそう思いたい。でも…そんなんじゃやだ」
男子「じゃあ、どうすれば…」
女子「決まってんでしょ!ここに呼び出したってことは…誰もいないし…」
男子「はっ…すーっ…好きです!!僕、あなたと付き合いたい!!」
女子「…えへへ、よかった、直接聞けて…よろしくね、ちゅっ…」
男子「…嬉しいな、気持ち、伝わって…大好きだよ…」

文字だけで書かれた思いを口に出して、ふたりは愛のキスをする。
それは、「テ"キス"ト」。


ふと独り言を漏らした彼女。それを聞いた彼の表情が変わる…

彼女「えーと…えーと…明日は…外飲み…」
彼氏「は?今…なんて言った…?」
彼女「え、明日の予定確認してただけだけど?」
彼氏「そ、外飲みって…誰と!?俺以外に男が…」
彼女「やだー!安心してよ、ゼミの人らと行くだけだよ?」
彼氏「ほ、ほーん…じゃ、行ってくれば…?」
彼女「…なに?慌てたりドギマギしたり、どうしたの…?」
彼氏「…だって、変な男にお前を取られたくないし…楽しそうだし…」
彼女「もう…焼きもちやめてよぉ…大好きなのはキミだけだよ…」
彼氏「当たり前だ…次からはもっと早く言えバーカ…ちゅっ…」

彼女の予定を聞いただけで、あれこれ気にしちゃう彼のキス。
それは、「聞"き捨"てならない」。(き"きす"てならない)


デート中。彼は流行りをしっかり調べてデートに臨んだようで…

彼氏「これこれ!パンケーキいいでしょ?俺調べたんだ!」
彼女「うん!とってもおいしい!やっぱ頼りになるぅ~♪」

とは言ったものの、彼女は全く満足していなかった。その日の夜、家で…

彼氏「はぁ…おい…なにすんだよ、今日はすごく乱暴…」
彼女「だって…デートしてて我慢できなかったもん…」
彼氏「我慢…?どういうことだよ…?」
彼女「パンケーキよりもキミを食べちゃいたい…えいっ!」
彼氏「うわ!また押し倒して…身動きとれねえじゃん…」
彼女「にしし、もう逃れられないよ♪ いただきます…ちゅっ…」
彼氏「はぁ…はぁ…俺を食べるって、そういうこと?」
彼女「そだよ、これでキミは…わたしのものだよ…」

メスのカマキリがオスを食べるように、彼女は彼を激しく襲う。
そんな彼女の激しいキス、それは、「昆チュー」。


10/17

彼女は、何やら彼氏に不満があるようで…

彼女「ねえ、たまには目を合わせてしゃべってよ…寂しいじゃん」
彼氏「ごめん…でも俺背が高いからさ、見下ろすの好きじゃなくて」
彼女「…ホントは目を合わせるの恥ずかしいからでしょ?」
彼氏「…バレたかあ」
彼女「もう!お見通しだよ!…あ!いいこと思いついた!」
彼氏「ん…?あ!それ俺のじゃん!勝手に食うなよ!」
彼女「ふふ、ほほはらほってほらん?(ここから取ってごらん?)」
彼氏「分かったよ…ちゅっ…なんでこんなことしたの?」
彼女「だって目、見てほしかったもん!えへへ、キスもできちゃった♪」
彼氏「なんだよ可愛いな…キス、美味しかったよ…」

目を合わせてくれない彼氏に彼女が指せたキス、それは、「チュー腰」。
そしてそんな彼女が口にくわえていたもの、それは、「ハイ"チュウ"」。


今日は彼氏の家でお泊りデート。夜も更け、一緒に寝ることにした2人だが…

彼女「ねえ、今日は一緒のお布団で寝たいなあ…」
彼氏「シングルベッドだぞ?超絶狭いんだよ?布団用意したのに…」
彼女「にしし、それがいいんじゃん♪」

ふたりは狭いベッドで眠りに付こうとするも、
眠れなかったり、途中で目が覚めたりしてしまうようで…

彼女「ねえ…ドキドキして眠れないよぉ…」
彼氏「俺も…でも、お前とずっとくっついていられて嬉しい…」
彼女「でも…さっきから吐息かかって…ゾクゾクしちゃうんだ…」
彼氏「へへ、かわいいな…じゃあもっと眠れなくしてあげる…ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ、やだぁ、やめてよぉ…」
彼氏「お前のせいだよ…お前の匂いで、俺、おかしくなっちゃった…」

狭いベッドでふたりが密集するキス、それは「一極集チュー」。
そして興奮して寝付けないふたりのキス、それは、「チュー途覚醒」。


10/24

今日はハロウィンの日。彼女が彼の部屋に入ってくる…

彼女「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」
彼氏「な、なんだその格好…?」
彼女「今日バイト先でコスプレしたんだ!魔女っ娘!いいでしょー♪」
彼氏「へぇ~…スーパーってそういうことするんだ…」
彼女「ほら見て!舌青いでしょ?このグミ、食べてみてよ!」
彼氏「んー…要らね」
彼女「え、なんで?2つもらってきたのに…」
彼氏「ほら…ちゅーっ…えへへ、お前から、色、もらっちゃった♪」
彼女「はぁ…はぁ…そんな…恥ずかしいよぉ…」

彼女の舌に付いた色を、彼は深いキスで絡め取った。
それは、「チュー出」。(抽出)


同棲をはじめて以降も、彼女はある癖が抜けきらない。
彼氏はそれに対し、ちょっとだけ不満を感じていたようで…

彼氏「…まだお人形さんと一緒に寝てるの?」
彼女「うん…人形とかぬいぐるみとか無いと眠れなくて…だめ?」
彼氏「ダメじゃ…ないよ、うん…ダメでは…」
彼女「なに…?言いたいことがあったら言ってよ…!」
彼氏「なんだろ…俺よりも、人形の方が大事なのかなーって…」
彼女「ないないない!そんなことない!!もしかして寂しい思いさせてた…?」
彼氏「…俺が嫉妬してただけ、ごめん」
彼女「…ねえ、今日、一緒に寝てもいい?今日はキミをぎゅーしたい…」
彼氏「いいよ…今夜は…離さないでくれよ…」

彼女がいつも抱いているものに、彼は嫉妬をしてしまう。
そんな彼に対する彼女からのハグ、それは、「フィ"ギュ"ア」。


彼女はスマホを見ながら、盛大に舌打ちを放ったようで…

彼氏「なんだよ、何怒ってんだよ」
彼女「なんでもないー!はー!ついてない!」
彼氏「なになに…あー、またケンタッキーのRTキャンペーン外れたのか」
彼女「ちょっと!覗かないでよ恥ずかしい…」
彼氏「なんだろ…意外とお前もそういうことするんだな」
彼女「言うなー!言うなー!!」
彼氏「…なんだよムキになっちゃって可愛いな…ちゅっ…」
彼女「なに…いきなり…?」
彼氏「…おめでとう、俺からのキス、あ、た、り♪」
彼女「ふぇえ、やだぁ、やめてよぉ…」

キャンペーンに外れて悔しがってる彼女にしちゃうキス。
それは、「チュー選」。


今日はハロウィンの日。
彼女がいたずらっぽく笑って彼にじゃれてくる…

彼女「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」
彼氏「いたずら…?なるほど。どんないたずらしてくれるんだ?」
彼女「えっ…?それは…あの…その…」
彼氏「もしかして考えてもねーのにそんなこと言ったの?お前ってやつは…」
彼女「ち、違うもんっ!いたずらくらい…」
彼氏「俺は…いたずら考えてきたけどな?んちゅうっ…」
彼女「んっ…はぁ…あれ、口の中に甘いのが…」
彼氏「びっくりした?へへ、お前に、お菓子もいたずらもあげちゃった♪」
彼女「ふぇえ、やだぁ、恥ずかしいよぉ…」

いたずらを仕掛けようとしたら、逆にいたずらされた彼女。
口移しで受け取ったお菓子、それは、「ハイ"チュウ"」。


10/31

今日はハロウィンの日。彼女は彼氏にお菓子をねだりに行ったようで…

彼女「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」
彼氏「言うと思った。はい、これチョコね」
彼女「わーい!ありがと!嬉しいなっ♪」

そのチョコを食べてしばらくすると、彼女の体が熱くなりはじめる…

彼女「ねえ…火照っちゃう…さっきのチョコ、何…?」
彼氏「ウイスキーボンボンだよ、こんなので酔っちゃうなんて…」
彼女「お酒弱いの知ってるくせにぃ…なんか…ほわほわする…」
彼氏「はぁ…可愛いな…なぁ、可愛すぎてちゅーしちゃいたい…」
彼女「いいよぉ…はぁ…キス…しよ…ちゅっ…」

酔った彼女も、それを愛おしく思う彼も、頭にはキスのことしかない。
ウイスキーのせいでふたりはずっと、「キス言う」。
(「ういすき」を逆から読むと「きすいう」)


移動教室へと急ぐヒロイン。するといきなり、不良に呼び止められ…

不良「よぉ!俺と遊びにいかね?」
彼女「結構です…」
不良「…は?断る…?ざけんなオラァ!(彼女を殴る)あぁ?!」
彼女「きゃっ、痛い…!殴らないで…」
彼氏「おい、俺の彼女に何してんだ?女子に手出すとかダッサ…」
不良「誰だオメェ?邪魔すん…なっ!?何すんだ!」
彼氏「こう見えても剣道部なんでね。まだ抵抗する?」
不良「くっ…今日のところは勘弁してやらぁ!」
彼氏「はい帰れー。…大丈夫か?ごめんな、ひとりにさせて…」
彼女「こっちこそ、むしろありがと…あ、私のメガネ割れちゃってる…」
彼氏「…ちょ、メガネ外した顔可愛すぎ…ごめん、我慢できない…ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ、いきなりやめて、恥ずかしいよぉ…」

「殴られて」割れた彼女の「メガネ」、それは「どつき(ど突き/度付き)」。
そんな彼女のメガネを取ったときの顔は、彼の性癖に「命チュー」した。


今日はハロウィン。
気弱なヒロインは罰ゲームで、クラス1のイケメンに声をかけることに…

女子「あの…その…ト、ト、トリックオア…」
男子「分かってるよ。はい」
女子「す、すいません…はぁ、絶対嫌われた…」

が、クッキーの中に「放課後屋上に来て」と書いた小さい紙が入っていて…

女子「あの、クッキーに…」
男子「伝えたいことがあって…俺、あなたのことが好きです」
女子「ふぇえっ!?う、嘘ですよね…?」
男子「嘘じゃない。なんとなく今日はキミが来る気がしてたし」
女子「…準備してくれていたんですか?」
男子「うん…前から気になってたけど、今日、もっと好きになっちゃった」
女子「ふぇぇ…そんな…照れます…わたしも好きです…」
男子「へへ、愛してるよ…ちゅっ…」

彼女が彼から受け取ったお菓子、それは「フォー"チュ"ンクッキー」。
そして彼女が来ると察知していた彼のキス、それは「スピリ"チュ"アル」。


彼氏はクラスでも上位の優秀な生徒で、彼女に勉強を教えている。
そんな彼とは半年経っても、教え合い以外の進展はなく…。

彼女「せーんせ♪ 休憩しよっ!」
彼氏「何その呼び方…」
彼女「だって何でも教えてくれるし!…でも、苦手分野、見つけたよ?」
彼氏「は?俺の苦手分野?」
彼女「…ねえ、付き合って半年だよ?なんでなにもしてくれないの…?」
彼氏「いや…付き合ってるし、こうやって勉強会してるし…」
彼女「鈍すぎ!手つなぎもちゅーも、恋人らしいことしてないじゃん…!」
彼氏「…だって、なんか…恥ずかしいし…」
彼女「ふーん。じゃ、ちゅーから教えてあげる…ちゅっ…ね、どう…?」
彼氏「わかんない…だから…もう1回やっていい?」
彼女「いいよ、分からせてあげるね…ちゅっ…」

彼女が先生になって、恋愛に不慣れな彼にキスを教える。
そんな彼は今、彼女の、「ス"チュー"デント」。



11/7

文化祭の劇で、王子役になった主人公と姫役になったヒロイン。
その二人は、実は付き合っているようで…。

彼女「王子…わたしは、あなたのことをお慕い申しております…」
彼氏「姫…わたしも同じ気持ちだ。さあ、わたしに付いてきてくれ!」
彼女「はい…ずっと愛しております、わたしの王子様…」

劇は大盛況のうちに終了。その日の夜、彼女の家で…

彼女「はぁはぁ…ねえ…激しすぎるよぉ…」
彼氏「もう我慢ができない、ずっと、ずっと我慢してたんだから…」
彼女「わたしも…やっと、王子様じゃなくて、キミと一緒になれて…」
彼氏「…やっとまた言える、お前が好きだ…だから、キスしてくれ…」
彼女「いいよ…ずっと…愛してる…ちゅっ…」
彼氏「…ずっと、俺のそばにいてくれよ…ちゅっ…」

劇でも現実でも、ふたりがお互いが求めたもの、それは、「ちゅうせい」。
(劇では「忠誠」、現実では「チューせい」)


彼氏はいつも、彼女の分までお弁当を作ってくる。
お弁当を食べる時間が、ふたりの毎日の楽しみだったが…

彼氏「あれ?どうしたの?もしかしておいしくなかった?」
彼女「ううん、でも…不満…」
彼氏「なにが?」
彼女「…おいしすぎて、わたし…太っちゃうじゃん…!」
彼氏「太ってるようには見えないけどな…それで悩んでたなんて…」
彼女「だって…キミがくれた指輪、入らなくなったらやだもん…」
彼氏「大丈夫でしょ。それより…ぎゅー!やっぱお前、抱き心地いいな…」
彼女「もう、何言ってんの、恥ずかしいよぉ…」
彼氏「俺は、いっぱい食べるキミが好き。ちゅっ…あ、唇も柔らかい♪」
彼女「ふぇぇ、やだぁ、照れるよぉ…」

彼の愛が詰まった弁当は、いつも中身が「ぎゅーぎゅー」詰め。
そして、そんな彼が彼女にしちゃうキス、それは、「チュー食」。


外で突然声をかけられたヒロイン。
振り向く先にいた男子は、どこか見覚えがあり…

男子「ほら…覚えてる?何年も前に親の都合で…」
女子「だよね!?…戻ってきたの…!?また会えて嬉しい…」
男子「覚えてるよ、空港でめちゃくちゃ泣いてたよね…」
女子「やめてよぉ!それ黒歴史だからっ!!」
男子「ごめんごめん…でもね、向こうでもずっとキミのこと考えてた」
女子「わたしもだよ…ずっと手紙見返してたんだよ…?」
男子「あのさ…大好き…いいよね?…ちゅーっ…」
女子「んっ…はぁ…はぁ…いきなり…ズルいよ…」
男子「向こうの国の愛情表現だよ…ねぇ、付き合ってくれる…?」
女子「ふぇぇ、いいよ…わたしも好きだから…」

ふたりの恋が、数年の時を経て、再び動き出した。
そんな彼がいた国、それは「フランス」。(フレンチキス)


11/14

11月11日。彼女が、彼氏をある遊びに誘っているようで…

彼女「ねーねー、ポッキーゲームしよっ♪」
彼氏「あーそうか、今日ポッキーの日だもんな。いいよ!」

しかし、彼女から早々と強引にポッキーを折ってしまったようで…

彼氏「ちょっと!面白くねえなあ、何でやめちゃうんだよ…」
彼女「だって…最後にはちゅーしちゃうじゃん…」
彼氏「え?それがやりたかったんじゃねえのかよ!?」
彼女「なんかね…やってたら、やっぱり恥ずかしくなっちゃって…」
彼氏「ったく、可愛いなぁお前は…ちゅっ…これがしたかったんだろ?」
彼女「ふぇぇ、いきなりずるいよぉ…」
彼氏「へへ、ポッキーより甘いキス、ごちそうさま…」

自分からポッキーゲームに誘っておいて、恥ずかしくなっちゃう彼女。
そんな彼女が愛おしくてしちゃう彼のキス、それは「チュー躇」。


11月11日。今日はポッキーの日。
だが、ここで彼女の不器用さが炸裂してしまったようで…

彼女「いたたっ…指、切っちゃった…」
彼氏「不器用だなあ、ポッキーの箱で指を切る人初めて見たわ」
彼女「うるさいー!ドジなの知ってるくせにっ!」
彼氏「ごめんってー。じゃあ、ちょっと手、貸してみ?」
彼女「あ、絆創膏なら自分で貼るからいいよ…?」
彼氏「ちーがーう、そうじゃない。ほら、ちゅっ…ぺろっ…」
彼女「あうっ…?!ちょっと…何舐めてんの!」
彼氏「え、だってこうすれば治ると思って♪ 指、ポッキーより甘い…」
彼女「ふぇえ、わたし、お菓子じゃないよぉ…」

彼女の手の「キズ」に、彼は口づけをした。
だって、汚れ、濁り(濁点)が和らいで、それは「キス」になるから。


インフルエンザの予防接種のために病院に行く二人だが、
彼女はとにかく、痛いのが嫌なようで…

彼女「やだ!針怖いもん…行きたくないぃ…」
彼氏「子供かよ…じゃあ、ちゃんと我慢出来たら、あとでご褒美あげる」
彼女「ほんとに…?信じるからね…?」

無事に接種が終わり、その日の夜のこと…

彼女「ねえ…腕、腫れてきて痛いんだけど…」
彼氏「しょうがないよ、そういうものなんだし。すぐ治るよ」
彼女「やだぁ…腕真っ赤だし…それに、ご褒美はどうなったの?!」
彼氏「ご褒美?ああ、そうだったね…じゃ、腕、まくってみてよ」
彼女「腕…?なんで…?」
彼氏「行くぞ…ちゅーっ…へへ、二の腕に真っ赤な痕、つけちゃった♪」
彼女「ふぇぇ…なに考えてんの、恥ずかしいよぉ…」

針よりも甘く、しかし激しく、愛情を彼女の腕に残す彼のキス。
それは、「チュー射」。


ヒロインは2年目の高校の英語教師。
ある日の放課後、職員室に男子生徒がやってくる…

先生「え、私に用?どうしたの?」
男子「…俺、英語超苦手で…今日のところ、教えて欲しくて…」
先生「いいよ!気になってたんだ…大丈夫かなって。任せて!」

頑張っている割には伸び悩んでいることを知っていた彼女。
毎日個人指導をしていくうちに、恋心が芽生えてしまい…

先生「すごい!問題集1冊終わったじゃん!」
男子「ありがとうございます。先生のおかげです…」
先生「毎日頑張っててえらいよ…大好き…ちゅっ…」
男子「せ、先生?何やってんすか…?」
先生「…いけない…つい…ごめんね、今のは忘れて…」
男子「無理です。だって…俺も先生のことが…好きだから…」

生徒と先生、禁断の恋愛が幕を開けた。
ふたりの間にある英語の問題集、それは、「テ"キス"ト」。
そして立場を忘れ生徒にしちゃう先生のキス、それは「ス"チュー"デント」。



11/21

彼氏は、彼女のことが好きでたまらないようで…

彼氏「大好き…愛してる…ちゅっ…ちゅっ…」
彼女「はぁ…はぁ…もう、わかったよぉ…!わかったからぁ…!」
彼氏「だめ、俺はよくない…これっぽっちも満足してない…」
彼女「…もう…朝も昼も夜も…やりすぎだよぉ…」
彼氏「いいじゃん何回もしたって…それに、1回も断らないって、そういう事だろ?」
彼女「ふぇぇ、恥ずかしい…そうだよ…でも…」
彼氏「そうなんだろ?…なぁ、もっといっぱい、キスしていい?」
彼女「…うん、いいよ…もっとして…」
彼氏「…よくお願いできました…はぁ…かわいい…」

ふたりでいると、必ず何回もキスしちゃう。それは、「しょっ"ちゅう"」。
そしてこんなことを毎日やっているふたり、それは、「年ヂュー無休」。
もう、キスが欲しくてたまらない二人はもはや、キス「チュー毒」。


いつも彼氏にやられっぱなしの彼女。
たまには彼氏をビビらせてやろうと考えているようで…

彼女「ねぇ、好きー。ぎゅー…」
彼氏「…どうしたよ?いつになく甘えちゃって…」
彼女「いいじゃんたまには…ねえ、ちゅーしてよぉ…」
彼氏「お前…今日おかしいぞ?どうしちゃったんだよ…?」
彼女「なんかね…わたし、えっちな子になっちゃったみたい…」
彼氏「…は?お前、どこでそんな言葉を…なんでそんな子になったんだ…?」
彼女「キミのせいだよ…わかってるくせに…」
彼氏「そうか…なら、もっと分からせてやる必要があるな…ほら、ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ…やだぁ…もっと…」

彼女の言葉で動揺した彼氏は、すぐにスイッチが入り、彼女をキスで攻める。
彼女をわからせるキス、それは、「調教チュー」。


ふたりは皆既月食を見るために、空を見上げているようで…

彼女「あ、月、欠けてきた!ほんとに食べられてるみたい!」
彼氏「ほんとだ…!月食始まったね!」
彼女「…で、月食って、なんだったっけ?」
彼氏「太陽、地球、月の順番で並ぶんだよ。地球が月を隠すって感じ」
彼女「なるほどね~…あ、そうだ!ね、こっち向いてよ!」
彼氏「え、空見てるのに…?なんで…?」
彼女「ほら!ちゅーっ…えへへ、わたしもキミを食べたくなっちゃった♪」
彼氏「なに考えてんだ恥ずかしい…あ、月、赤くなってきた…」
彼女「にしし、キミの顔も、負けないくらい真っ赤じゃん♪」
彼氏「う、うるさいなあ…でも嫌じゃなかったよ…」

世紀の天体ショーの下で、キスするふたり。それは、「宇チュー」。


11/28

読書の秋。恋愛小説を読みふける彼女は、何かわからないことがあったようで…

彼女「ねえ、これさ、どういう意味?」
彼氏「ちょっと見せてみ…?あー、なるほどね」
彼女「え、知ってるの?!」
彼氏「知ってるよ、教えてあげるから、こっち向いてみ?」
彼女「え、なんでなんで?」
彼氏「こういう意味だよ…ちゅっ…な?これが『ベーゼ』だよ♪」
彼女「ちょっと…ホントにやらなくていいじゃん…恥ずかしいよぉ…」
彼氏「お前は勉強になったし、俺はキスできたし、一石二鳥じゃん♪」
彼女「ふぇぇ、何言ってんの、はずかしいよぉ…」

小説の中の聞きなれない言葉の意味を、彼はキスで教えてあげた。
それは、「チュー釈」。


遠距離恋愛をしている彼女が、今日初めて彼氏の住む東京に来る。
しかし、待てど暮らせど、約束の場所に彼女が来ないようで…

彼氏「迷ってるのかな…電話するか…もしもし?」
彼女「もしもし?今渋谷駅の出口…あー!おーい!!いたー!」
彼氏「ん?あー!待ってたよー!!…もしかして、迷ってた?」
彼女「そうなの…東京の駅、広すぎて…」
彼氏「そう…だよね、俺が迎えに行けばよかったかな…」
彼女「いいの!時間がかかった分、会えてもっと嬉しいんだから♪」
彼氏「俺だってすげー待ったんだぞ…やっと会えたな…」
彼女「…ねえ、約束してたこと、やっていい?」
彼氏「いいよ…ずーっと待ってたから…ちゅっ…」

東京の広大な駅で道に迷う彼女のキス、それは「五里霧チュー」。
そしてそんな彼女を渋谷駅前でずっと待ち続けた彼のキス、
それは「チュー犬ハチ公」。


今日は彼女が、彼氏に手料理を振舞ってあげている。
寒さが一段と厳しくなってきたこの時期に彼女が作ったのは…

彼氏「あ…おいしい!俺のうちのレシピとは全然違うな…」
彼女「そうなの!?うちはいつもこれだったけど…何か違った?」
彼氏「すっごく味が濃くてさ…うちは何においてもあっさりだったから」
彼女「そうだったんだ…でも、キミが言う通り、濃厚だと思うよ!」
彼氏「味がでしょ?」
彼女「ううん!それだけじゃなくてね…いい?ちゅっ…」
彼氏「…おい、飯食ってる途中だろ、何するんだよ…」
彼女「えへへ、愛情もたっぷり濃厚だよ♪ こうしたらもっと伝わるかなって♪」
彼氏「なんだよ…かわいいことしやがって…俺も…大好きだよ…」

味も愛情もたっぷり込めた彼女の料理とキス、それは「濃いシ"チュー"」。
そして、そんなふたりは今、お互いに猛烈に「恋し中」。


彼女は、飼い猫とじゃれているようで…

彼女「わ~、くすぐったいから舐めないでよ~、かわいい♪」
彼氏「いいよな~、こんなに懐いてもらえて。俺されたことないんだよね」
彼女「もっと可愛がってあげなよ、きっと懐いてくれるよ!」

そしてその夜。彼はベッドの上で、彼女の身ぐるみを無理やりはがし…

彼女「…ふぅ…はぁ…もう…ばっちいからやめてよぉ…」
彼氏「お前は全部きれいだよ…甘かった…ごちそうさま…」
彼女「ふぇぇ、何言ってんの、わたし飴じゃないんだよ…」
彼氏「でも、さっきのお前可愛かった。…すごく気持ちよさそうだったな…」
彼女「やだぁもう、恥ずかしいから言わないでよぉ…」
彼氏「照れてるのかわいい♪…あ、大事なとこ忘れてた。こっち向いて…ちゅっ…」

甘い彼女の体を猫のように味わう彼のキス。
それは、「"チュッ"パチャップス」。


12/5

彼女はとにかくキスが好き。今日も彼氏に、キスを仕掛けているようで…

彼女「ねぇねぇ、ちょっといい?」
彼氏「…また?昨日もしたじゃん…」
彼女「何回でもやっていいでしょ…?はい…ちゅっ…」
彼氏「…ったくもう…やり過ぎだよ…俺もやられっぱなしじゃいられないな…」
彼女「なになに?なにしてくれるの…?」
彼氏「じゃあ、軽く口開けて…ちゅーっ…」
彼女「んっ…んーっ…ぷはっ…はぁ…なに、なんか、口の中に…」
彼氏「だって、はい、ちゅっ、って言ったじゃん…超甘いキス、あげちゃった♪」
彼女「ふぇぇ、やだぁ、はずかしいよぉ…」

軽率にキスをしてくる彼女に、彼は深く甘いキスをしてあげた。
キスで渡した甘いもの、それは、「"ハイ"チュウ」。


「今日熱っぽいから学校休むね」と彼女からLINEが。
居ても立っても居られなくなった彼は、放課後、彼女の家に急ぐ…

彼氏「おい!おい!大丈夫か!!」
彼女「うん…大丈夫…じゃないかな…」
彼氏「そうだろう…はい、とりあえず今日のプリントね」
彼女「え…?届けてくれたの…?」
彼氏「あたりめーだろ。あとノートも取ったからあとでLINEするね」
彼女「ありがとう…はぁ…早く治したいよぉ…」
彼氏「じゃあ、俺が最高のお薬、打ってあげる…ほら…ちゅっ…」
彼女「…ちょっとやめてよ…風邪うつっちゃうじゃん…」
彼氏「へへ、お前の風邪なら、むしろ欲しいくらいだよ♪ 口の中、あっつい…」
彼女「ふぇぇ…また熱、上がっちゃうよぉ…」

風邪をひいた彼女への特効薬は、彼からのキスだった。
それは、「チュー射」。


彼氏は、彼女の変化にとても敏感。しかし今日は気づいていない様子で…

彼女「あれ?今日、何か変わったことに気づかない?」
彼氏「え、今日?…わかんない、ごめん…」
彼女「らしくないなあ、キミならわかると思ったけどなー…」
彼氏「ご、ごめん…じゃ、ヒント出してよ」
彼女「じゃあ、一発目から大ヒントね。ちゅっ…わかった?」
彼氏「…リップクリームつけたの…?いつもよりキス、甘いもん…」
彼女「えへへ、あったりー。冬だから、乾くし…」
彼氏「俺…もっとその味欲しい…もっかいしていい?いいよね…?ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ…強引すぎ…はずかしいよぉ…」

「リップクリーム」を塗った唇を、甘いと「感じた」彼。
それは、「かんそう」。(乾燥/感想)
そして彼は、甘い唇をひたすらキスで味わう。それは、「無我夢チュー」。


12/12&12/19

ふたりは寝る前にキスをするのが習慣になっている。
そんな彼女は、キスの前には、入念にお口のケアをしていて…

彼氏「ちゃんとしてんだな、どうせキスするのに…」
彼女「だって口臭いのイヤじゃん…だからしっかりお手入れしたい」
彼氏「俺もさすがに歯は磨くけどさ…そゆとこ、すごく偉いよな…」
彼女「えへへ、嬉しいな…」
彼氏「じゃあ今から、一緒に仕上げしようよ」
彼女「仕上げ…?え、どゆこと?」
彼氏「いいから…ほら、ちゅーっ…」
彼女「んっ…くっ…ぷはっ…はぁはぁ…今日、すごくキス長いね…」
彼氏「…へへ、がっついちゃった…お互いの口の中で、うがいしちゃったな…」
彼女「ふぇぇ、何言ってんの…でも、キミの口の中、甘くて好きぃ…」

ふたりはお互いの口の中のものを混ぜ合って、お互いの愛を満たしあった。
そんな二人の激しいキス、それは、「お口ク"チュ"ク"チュ" モンダミン」。


地元の会社と東京の会社、2つの内定をもらった彼女。
彼女はどちらを選ぶのか、彼氏はひそかに気を揉んでいたが…

彼女「決めた!東京は断って、地元にする!」
彼氏「え、いいの!?…東京、俺は良いと思ったけど…」
彼女「うん、でもね…やっぱり慣れたところがいいなって」
彼氏「そうだよな…」
彼女「でしょ?やりたいことも地元の方ができるし。それに…」
彼氏「それに…?え、もしかして…」
彼女「そうだよ、キミについていきたいんだ…ずーっと一緒にいたい…」
彼氏「…俺も嬉しいよ、だってお前が欲しかったから…ちゅっ…」
彼女「ふぇぇ、そんな、照れるよぉ…これからも、よろしくね…」

"お互いを求めて"、働く場所も同じにできた二人。
東京の会社に、"お詫び状”を書く彼女の顔は、晴れ晴れとしていた。
そんな2人のキス、それは、「うぉん"ちゅー"」。(御中/Want you)


読書レポートの課題が出て、普段本を読まない主人公は大苦戦。
普段行かない図書室に行くと、後ろから肩を叩く人が現れたようで…

彼氏「…ん?あっ!ビックリしたぁ…」
彼女「しーっ…もしかして、レポート?」
彼氏「そうだよ…でも、何を読めばいいかわかんなくて…」
彼女「じゃあ…これとかどう?恋愛小説なんだけど…」
彼氏「へぇ…ありがと、読んでみる。…で、タイトル、なんて読むの?」
彼女「いつもしてることだよ?」
彼氏「…してること?なんだっけ…?」
彼女「もう…にぶいなあ…ほら…ちゅっ…これで、せっぷん、って読むんだよ♪」
彼氏「お前、それがしたかっただけだろ…恥ずかしいだろ…」
彼女「えへへ、いいじゃん、また一つ、お勉強しちゃったね♪」

彼女は、本の世界に、キスで彼氏を引き込んだ。
そんな文学少女の彼女は、「活字チュー毒」。


主人公の住む街では、冬になると行われる伝統行事がある。
水泳部の主人公は、イヤイヤながらも参加することになってしまい…

彼氏「はぁ…やっと終わった…さっぶゔゔゔ…」
彼女「おーい!こっちこっち!お疲れ様…!」
彼氏「ありがと…は、は、はくしょん!…キッツ…」
彼女「ほら、早く中入って!体拭いて!…すっごくかっこよかった…!」
彼氏「ありがと…でもマジで凍え死ぬかと思った…」
彼女「そうだよね…じゃあ、あったかいものあげる!」
彼氏「え?スープとか?ありがと!」
彼女「それもそうだけど、その前に…ちゅっ…わぁ…唇冷たい…」
彼氏「当たり前だろ…お前の体温、ごちそうさま…」
彼女「ふぇぇ、何言ってんの、恥ずかしいよぉ…」

冬の厳しい伝統行事を耐え抜いた彼に、彼女がかます温かいキス。
それは、「寒チュー水泳」。


12/26

ディズニーランドでたくさん遊んだふたり。
閉園時間を迎え、ふたりは夢の国から出ようとしている…

彼女「楽しかった、ありがとね…でも、疲れちゃったな」
彼氏「そうだなー、めっちゃ待ったもんな」
彼女「うん…人いっぱいだったし…って、楽しかったけどね!?」
彼氏「でもさ…今からは俺だけだろ?今夜は寝かさねえから…」
彼女「ふぇぇ…そんな恥ずかしい事言わないでよぉ…」
彼氏「へへ、もう顔真っ赤じゃん…かわいい…ちゅっ…」
彼女「…ねぇ、まだ、ディズニーランド出てないんだよ?」
彼氏「いいだろ?俺だってネズミさんになったから、ちゅーしたくなっちゃった…」
彼女「なにもう…照れちゃうよぉ…」

彼氏の大胆な行動に彼女は"赤面"する。
そんなふたりが向かう場所、それは、「ほてる」。(ホテル/火照る)


クリスマスツリーの飾りつけをしているふたり。
うきうきしている彼女が、彼氏は愛おしくて仕方ないようで…

彼氏「いいよなー、クリスマスをこんなに楽しめるなんて…」
彼女「だって素敵な日じゃん!キミはワクワクしないの?」
彼氏「いつ頃からかしなくなったなー。大人になったのかな…」
彼女「そうなの…?すごく楽しそうだけど…もしかして無理してる?」
彼氏「してねーよ、楽しいよ…だって、お前と一緒だもん」
彼女「ふぇぇ…照れるよぉ…わたしもキミと一緒で嬉しい…」
彼氏「こんなに無邪気なお前が可愛すぎて…抱きたくなるだろ…ぎゅーっ…」
彼女「ねぇ…手つき、いやらしいよ…触り過ぎだよぉ…」
彼氏「いいだろ今日は…さあ、ベッド、行こうか…」

クリスマス、一段とかわいい彼女を、彼氏はいっぱい「触って」愛した。
そんな二人を見つめるクリスマスツリー、それは「もみ」。(モミの木/揉み)


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