見出し画像

もっと早く知りたかったSEOの概要から分析まで【2020年最新】

このページでは、SEOの概要から検索ランキングで上位表示させるためのポイントについて説明していきます。

自分のサイトを上位表示させ、集客に繋げたい方は必見の内容になっているので、お伝えすることを実践してみましょう。


SEOの概要について

SEOとはウェブマーケティング手法の一種のことで、オンライン上でユーザーを集客するために行うものです。

SEO集客を行っていくのであれば、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使うわけなのですが、これは色々なものを調べるための検索プラットフォームです。

検索エンジンに何かしらのキーワードを検索すると、検索結果が出てくることになりますが、検索結果上に自分のウェブサイトを表示させることがSEO集客になります。

つまり、上位表示することができたら検索したユーザーがアクセスをしてくれるので、アクセスしてくれた人が多ければ多いほどサービスや商品をユーザーに届けることができるでわけですね。


検索ランキングはGoogleもYahooも一緒

自分のウェブサイトを上位表示できれば不特定多数の人に見つけてもらえるので、集客はそんなに難しくないと思いますが、むやみに記事やコンテンツを作っても上位表示はできません。

そのため、まずは検索エンジンの仕組みに関して知っておきましょう。

何か知りたいことを調べる際、GoogleとYahooのどちらかでほとんどの方が調べると思いますが、どちらの検索エンジンで調べても検索結果は同じに表示されます。

なぜなら、検索ランキングを決める検索アルゴリズムが同じものを使われているからです。

ちなみに日本国内において検索エンジンのシェア率は、Googleを使用している人が68%、Yahooは28%と言う統計になっており、ほぼ全員がどちらかを使用して調べているということになります。

話を戻しますが、GoogleもYahooも検索アルゴリズムは同じでなので、SEOにおいてGoogleに対応させることが基本になります。

つまり、Googleno検索結果上に表示させることができたら、すなわちYahooにも表示させることができるということです。

ですので、いかにGoogleの検索結果上に自分のウェブサイトを表示できるかがポイントになるわけですね。


SEOを成功させるポイントとは?

上位表示をいかに獲得することができるかが、SEOを成功させるうえで非常に重要です。

検索ランキングでより上位に表示させることができればできるほど、多くのユーザーをサイトにアクセスすることができるからですね。

なぜなら、検索ランキングでどの辺の順位になるかで、クリック率(CTR)がある程度数値として決まっているからです。

画像1

1位と10位では10倍も変わってきますし、クリックしてもらう確率を上げるためにはトップ3には表示させたいですね。

検索ランキングで上位表示させることがSEOにおいて大事なことが分かったところで、どのようなサイトやコンテンツを作ればいいのかが、作成する前のリサーチについて続いてお話しましょう。


競合コンテンツ調査は独自性を見つけるために行う

あなたがあるキーワードを検索した時に、GoogleでもYahooでも関連する検索結果が表示されますよね。

その際、他のサイトで同じような情報しか表示されていなかったとしたらどうでしょう?

どのサイトも似ていればオリジナリティが無く、満足することができませんよね?

では、あなたがコンテンツを作る立場になってみることを考えてみましょう。

自分では有益なコンテンツを作ることができたと思っていても、他のサイトと同じような情報になってしまったら結果的に価値が無いも同然です。

ですので、記事に独自性を持たせる(良質な記事・コンテンツを作る)ためには、まずは競合コンテンツ調査をしなければなりません。

Googleとしても、ユーザーには満足して使ってもらうために検索結果に対して多様性を持つようにしているので、独自性があるコンテンツは必然的に上位に表示されることになります。

では、独自性とはいったいどういったものなのでしょう?

2つあります。

⓵情報としての独自性
②情報の切り口(見せ方)としての独自性


⓵情報としての独自性

情報としての独自性とは、1次情報かどうかです。

例えば、まだ一般に認知されていない情報や、他のウェブサイトやメディアが発信していない情報です。

どこも発信していない情報であれば、価値が高くなりますよね。

そういった情報の発信が、情報としての独自性になります。


②情報の切り口(見せ方)としての独自性

次に情報の切り口(見せ方)としての独自性ですが、これは発信の仕方が重要です。

仮にありふれた情報であっても、マンガや動画で発信しているような人が他にいなければ、発信の仕方は独自性を持ちますよね。

コンテンツをいかにユーザーが理解しやすいように噛み砕いてわかりやすく伝えているかがポイントになります。


競合コンテンツ調査の調査手順を押さえよう

SEOで上位ランキングに表示させるためには、独自性が重要であるというのがわかりましたね。

競合コンテンツ調査をするうえでポイントとなるのが以下の3つであり、この3つを押さえることがコンテンツ対策になるので押さえておきましょう。

・タイトル・構成を抜き出す
・文字数調査
・その記事ならではの情報

例えばあなたが「店舗集客」というワードでコンテンツを作成する場合、店舗集客を検索して上位1位~3位までのサイトをピックアップして調べます。

タイトルはどうなっているか?構成(見出し)はどうなっているか?文字数は何文字くらいで書かれているのか?それぞれ実際に読んで書き出します。

そして、その記事ならではの情報を拾うことも忘れてはいけません。

その記事ならではの情報と言うのは、上位1位~3位までのサイトが、どんなことにポイントを置いているのかが違うので、それを拾います。

例えば1位の記事はメリット・デメリットについてポイントを置いていたり、2位の記事は活用事例についてポイントを置いていたりと違うわけなので、各サイトのその記事ならではの情報を見つけて拾うということです。

その際、どのような情報が含まれているのか?どのような情報が含まれていないのか?に注視することが大事なのですが、特に「どのような情報が含まれていないのか?」を調査することが大事になります。

調査によってそれが分かれば、自分のコンテンツにその情報を加えることで独自性を持つことができますよね。


検索ランキングを決める仕組みである内部SEOと外部SEO

検索ランキングを決める仕組みの要因には3つあります。

⓵コンテンツ対策
②内部SEO
③外部SEO

※コンテンツ対策に関しては、「競合コンテンツ調査の調査手順を押さえよう」ですでに説明した内容です


内部SEOとは

ウェブサイトの内部の施策のことで、主に2つあります。

・ユーザビリティの施策
・クローラビリティのの施策


<ユーザビリティの施策>

ユーザビリティとは、ユーザーの使いやすさのことです。

例を出してお話すると、例えばシャンプーを買いに行くとした場合、コンビニで探すのとドン・キホーテで探すとしたら、どちらが探しやすいでしょう?

ドン・キホーテはあえて物が見つかりづらくしているコンセプトなので、圧倒的にコンビニの方が探しやすいですよね。

つまりドン・キホーテは、ユーザービリティの悪い店だと言えるわけです。

これはホームページでも同じことが言えるのですが、エンタメのカテゴリの中にスポーツの記事が含まれていたりとか、探している対象の記事に対して、どれだけリンクを踏んでも辿り着くことができないなど。

こういうホームページは、ユーザビリティが悪いですよね。


では、ユーザビリティを上げるためにどのような施策すればいいのかと言うと、「サイトスピード」と「ディレクトリ構造」、「内部リンク」が重要になってきます。

サイトスピード:ページが表示されるまでの速度が重要で、5秒かかってしまうとユーザーの30%が離脱してしまう
ディレクトリ構造:サイト内の全てのページに3クリック以内に到達できるサイト設計が望ましい
内部リンク:関連記事への誘導のリンクを貼り、詳細を解説したページを見れるようにしてより理解を深められるようにする


<クローラビリティの施策>

そしてクローラビリティですが、これはGoogleの認識しやすさです。

記事がどのように検索結果に反映されるかと言うと、クローラーというロボットが記事の内容や質を読み込むことによって判断されています。

ご存じない方もいると思うので説明しておくと、記事を書いて公開したとしても、クローラーが読み込んでくれてないと検索結果上に表示されません。

なので、自分の書いた記事をクローラーに巡回させて読み込ませることがかなり重要になってきます。


では、クローラビリティを上げるためにどのような施策すればいいのかと言うと、「サイトマップ」、「適切なタグの設置」、「モバイルフレンドリー」が重要です。

サイトマップ:どういう情報が書かれているのかを表すサイト内のマップ(デパートの館内マップのようなもの)で、クローラーはこれをもとに巡回して判断する
適切なタグの設置:クローラーは書かれた文字を読み込むのではなく、裏側のソースコードを読み込むため、ソースコード内のタグをきちんと設置する
モバイルフレンドリー:検索ユーザーのデバイスの7割がスマホになっているため、ウェブサイトはきちんとスマホに対応させた設計にすること


外部SEOとは

ウェブサイトの外部の施策のことで、主に被リンク(サイトパワー)が挙げられます。

被リンクとは、他のサイトなどから受けるリンクのことです。(ちなみに自分の方から外部サイトのリンクを貼ることは発リンクと言う)

Google自身が情報の信頼性を判断できないため、被リンクを用いて情報の信頼性を判断しています、

人間もそうですが、ウェブサイトもサイトごとに知名度があって影響力(サイトパワー)が違うので、それをGoogleが被リンクというもので評価しているわけですね。


では、なぜGoogleが被リンクを評価しているのでしょう。

それは発リンクする時がどんな時なのかを考えて見れば簡単なのですが、外部サイトのリンクを発リンクする時ってどんな時でしょうか?

便利であったり、わかりやすいから他の人にも見てもらいたい、そういった時ではないかと思います。

そういったことから被リンクされているサイトは、Googleが参考にされているサイトであると判断し、検索ランキングに影響を与えることになるわけです。


自分のサイトが色々なサイトから被リンクされまくれば検索ランキングを上位に出来るのかと言うと、そういうものでもないので注意が必要です。

例えばスポーツ関連のサイトを運営しているのに、プログラミング関連のサイトから被リンクを受けても類似度がありませんよね。

なので、ただ色々なサイトから被リンクを受けるのではなく、自分のサイトと関連性の高いサイトから被リンクを受けることが、検索ランキングに良い影響を与えてくれることになります。

その際、サイトパワーが強いサイトから被リンクされる方が影響力は大きいです。

※意図的な被リンクを獲得しようとするとペナルティになり、逆に検索ランキングを下げることにもなりかねないので注意しましょう。


良質な被リンクを獲得するためには

良質なコンテンツを制作すること、そしてSNSでの拡散を行う、他サイト運営者に発リンクのメールをするなどです。

ただし、SNSでの被リンクは、被リンクとしてカウントされませんが、色々な人から見てもらえたり拡散を行ってもらえる機会を作れるので効果的です。

この中で最も効果的なのは良質なコンテンツを作ることであり、SNSでの拡散を行う、他サイト運営者に発リンクのメールをする、などはおまけ程度のレベルなので、良質なコンテンツを作ることに集中しましょう。


GoogleAnalyticsとは?

ここまで色々とSEOに関して説明してきましたが、最後に自分のウェブサイトを分析できるツールであるGoogleAnalyticsについて説明したいと思います。


GoogleAnalyticsとはウェブサイトを数値によって解析でき、ユーザーの行動や集客を指標で確認することができるツールです。

例えば、現在自分のウェブサイトに○○人のユーザーが見に来ている、訪れたユーザーがこのページで離脱してしまっている、など。

こういった情報が数値として見ることができるので、記事のリライトをして離脱を防ぐなどの改善点を見出すことができるんですね。

非常に便利なツールなので、自分のウェブページを持っているのであれば、必ず使った方がいいです。(※無料ですし)


それでは、GoogleAnalyticの見方に関してお話していきましょう。

まず、ホーム画面からユーザーサマリーのページへ移動します。

そうすると、細かいデータが見ることができます(下参照 5/8~5/14の一週間の統計データになります)。

アナリティクス - Google Chrome 2020-05-15 18.17.27

ユーザー →指定した期間内に訪れたユーザー数(一週間で5,982人のユーザーが訪問)
新規ユーザー →リピーターを含めないユーザー数(一週間で4,938人の新規ユーザーが訪問)
※ユーザーと新規ユーザーに違い:ユーザーはあくまで総訪問数であり、新規訪問者以外にもリピーターとして獲得したユーザー1,044人を含む
セッション→ユーザーがサイトに訪れてから離脱するまでの行動数(セッションの数が多いと、色々なページを見てくれていることになるので、回遊性の高いサイトであることがわかる)
ユーザーあたりのセッション数→1人のユーザーが訪れた場合に平均してどれだけのセッションをこなしているか(この数値が低いと、サイトの回遊性が悪いことになる)
ページビュー数→サイト内のページが表示された回数(1人のユーザーが3つのページを拝見したら、1ユーザーページビュー数3になる)
ページ/セッション→1セッションに対してページビュー数がどれくらいあるか(1セッションあたりどのくらいのページビュー数を稼げているか)
平均セッション時間→1セッションの平均時間(ユーザーがサイトに訪れてセッションが始まってから継続した時間)
直帰率→1セッションに対してユーザーが1ページしか見ずに離脱してしまった割合(直帰率は低い方が良いが、低すぎても良くなく、65~75%くらいが望ましい)


GoogleAnalyticsの数値からわかることとして、例えば新規ユーザー数が極端に減ってしまた場合、どう言ったことを疑えるかと言うと、自分の公開している記事の順位が落ちてしまったなど仮説を立てることができるわけです。

もし、調べてみて検索ランキングが落ちているのであれば、記事をリライトしてみる、コンテンツを追加してみるなどの対策が取れるわけですね。


平均セッション数が低い場合は、回遊性の悪いサイトになってしまっていることが判断できます。

その場合は、内部リンクを設置する、TOPページのカテゴリの構造を変える、タグを設置してみるなどの対策をした方がいいということが判断できます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?