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群青色を思う

突然に群青色が恋しくなりました。久々のnote更新です。

色が恋しいってなんだ。わたしにもわかりません。きっかけはInstagramで見かけた群青色のネイルポリッシュを使った可愛いネイルアートです。爪の先端に細く群青色を差して、乳白色の透明感のあるポリッシュを全体に重ねたものでした。新鮮で爽やかな印象のネイルでした。

群青色(ぐんじょういろ)とは、やや紫みを帯びた深い青色である。 単に 群青 ( ぐんじょう ) と呼ばれることもあるが、顔料の群青とその色とを区別する場合は「色」をつける。 ウルトラマリンもしくはウルトラマリンブルーの訳語としても使われる。
群青色-Wikipedia

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マンセル値: 7.5PB 3.5/11
RGB: (70, 93, 170)
CMYK: (82, 70, 0, 0)
16進表記: #465DAA
Webカラー: #005baa

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群青色(ぐんじょういろ)とは、日本画材の岩絵具の『群青 ぐんじょう』に由来する色名で、紫みがかった深い青色のことです。日本画には欠かせない色であり、桃山時代の障壁画、江戸時代の琳派の屏風絵などに使われています。

岩絵具の「群青」は、もとは鉱物の瑠璃 (ラピスラズリ)から作られたものでしたが、瑠璃は宝石としても非常に高価なため、藍銅鉱(アズライト)を原料とするようになっていきます。ただ、どちらにしても高価な鉱物を砕いて作られているため、群青の色は人工の岩絵具が登場するまで、宝石に匹敵するほど貴重な『青』でした。
-出典 伝統色のいろは

Amazonプライムで配信されてる相棒シリーズを見ていたら、ブルーピカソをテーマにしたエピソードがありました。当時高価だった青の絵具をふんだんに使ったピカソの青い絵たち。他の美術品でも青い絵具を使った絵はより高価だと聞いたことがあります。絵そのものが宝石に類した価値を得ることになるのでしょうか。

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第5チャクラから言えば、青色は喉のチャクラを表し「言葉による自己表現」をテーマに持ちます。
ブルーは「相互理解」のために「言語」を使いますので、ただのおしゃべりではなく「自分の中にあるものを、言葉を使って外に出す」コミュニケーションを取ります。
人に「自分を正確に伝える」為に、まずは「自分が自分を知る」こと。更には「言葉にして他者に伝える」ことが必要です。
-出典 WHITE-TARA

カラーセラピー的な視点で言うと、青色が気になってる人は何かを発露したがっているようです。喉だそうです。そういば喉を使っていないな。舞台上で使うような喉の開き、内心の発露、演技。求めているのかもしれません。

「群青色」で検索するとサジェストに「空」や「海」というのも出てきます。抜けるような空や果てしない海、夏を思わされる画像がたくさん出てきます。そういえば6月も終わりですね。いよいよ夏が迫ってくるこの時期に群青色が気になるというのはごく当たり前のことなのかもしれません。

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群青色と類似する色にはこんなものもあります。

-出典 配色の見本帳

花の名前が多いんですね。こういう深い紫みのある青は花に由来することが多いのでしょうか。たしかにこんな深い色の空や海はあまり見ないような気がします。ウルトラマリンという色が三色ありますが、究極の海とはどこなのでしょう。人の少ない南国の、少し海面から下がった場所のような気がします。しんと静かな場所のような。
名前になっている花たちも可憐というより凛とした雰囲気のものですね。ハイドレンジアは紫陽花のことですね。これは可愛らしいお花という印象。一筋縄ではいきませんね。

パーソナルカラーで言うと、わたしはブルーベースなのでたぶん群青色のものは似合うタイプです。群青色の爪、群青色の髪留め、群青色のフレームの眼鏡。なんだか身につけてみたくなってきました。

たぶん色って少し人間に対して影響力があるんだろうと思います。赤い服を着ると気持ちが盛り上がったり、黒い服を着ると気が引き締まったり。そんななんとなくの意識が群青色を求めているのかもしれません。
今夏、どこかで会ったわたしが群青色を身につけていたら、そういうことなんだなと思ってください。

今回はここまで。


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