トマトの産毛について。



定植から3週間

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定植から約1ヶ月

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ついた実が大きくなってきました!
ベースグリーンも出ているので、おいしくなることでしょう…!

収穫まではあと1ヶ月もかからないかもしれません!たのしみたのしみ。


ところで、茎やヘタ、お花のガクにもまんべんなくついているこの産毛

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実はトマトが元気に育っている証拠。

この産毛の役割は、
・水分を貯めて、乾燥を予防
・害虫を避ける
・強い光から身を守る
・寒さ対策
といったものがあります。

つまり、あればあるほどトマトにとって良い環境に。
トマトが元気に育っているかは、
産毛バロメーターでも見れるということなんです。

でもどうやってこの産毛を増やすことができるのか…というと

まずは
・水を与えすぎない。
乾燥気味に育てることで、より水分を貴重なものとして保有するんですね。
空気中の水分も影響してくるため、湿度の高い日本…日本海側の新潟…
特に気をつけなくてはいけないところです。
通気性をよくする必要がありますね。

次に
・窒素を与えすぎない。
窒素を与えすぎると、トマトはボケて花や実をあまりつけなくなってしまうらしい…
何事もバランスが重要ですね。
常に窒素の量を測って異常値になっていないか確認しています。


ちなみにこの産毛の名前は「トライコーム」といいます。日本語でいうと「毛状突起」。生物の授業で出てきそうな四次熟語…🤔