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元超肉食がヴィーガンになったわけ

皆さんはお肉好きでしょうか??
私は超超超好きでした!!!
過去形です。

なので美味しいのは当然知っています。

ではなぜ食べなくなったのかについてまとめてみましたので、興味のある方はぜひご覧くださいませ!



肉が好きだった頃

まず、どれくらい肉が好きだったかと言いますとですね、、、

サイゼリヤのやっすいハンバーグを米なしでそれだけで4〜5個一気に食べたりしてましたね笑

今考えても異常。当時友達にも異常と言われてましたね。

あとは、おそらく多くの人と同じかと思うんですけど、
肉なしに米食べられっか!!って感じでしたね。
野菜で米??アホかッッ!!って感じでしたね。
おでんで米なんか食えっか!って感じでしたね。

なので、自分の中では
肉&米>魚>果物>野菜
という順位でした。

ヴィーガン、ベジタリアンの人なんて当時会ったこともなく、全く興味なかったし、全然自分とは関係ないと思っていました。

キッカケ

「Cowspiracy」

で、
そんな自分がなんでヴィーガンになったのかと言いますと、、
元々ドキュメンタリー映画見るのが好きで、Netflixとかでみてたんですね。ファストファッションの裏側とか、コーヒーの生産のされ方とか。

そういうのを見て、自分が好きなものの裏側ではこういう実態があるんだと学んで、自分のできる範囲で行動にしていました。


それで!
たまたま大学に行く電車の中でなんとなくドキュメンタリー映画
「Cowspiracy:サステナビリティ(持続可能性)の秘密」
(英語で陰謀を意味するconspiracyと牛のcowを組み合わせた造語)
をNetflixで見たんです。

そしたら超絶衝撃的で、、、

一日中その映画のことを考えてしまって、

もう一度ちゃんと見なくてはいかんと思い、その後2回くらい見直しました。
多分トータルで5〜6回は見てるかも笑

ほんとにざっと説明すると、
動物性食品(特に牛肉)を食べること、消費することは環境への負荷が大きくて、
アメリカの環境保護団体で有名なものは結構それについて触れていない事が多いんです。

それに疑問を持った男性がその団体のいくつかに電話をかけて聞いてもはぐらかされたりして、これはおかしいと思った彼は、その団体と動物性食品を扱う企業が支援関係にあることに気づいたんです。

環境保護団体は野生動物の保護だったり、石油の方ばかりに注目(非難)が集まるようにし、環境問題にも大きく影響している畜産業にはほとんど触れることがないんです。

また、環境保護団体が畜産業を指摘しないのは、畜産業が力を持ち過ぎていて、実際にブラジルのアマゾンで抗議をした活動家が殺されているという理由が挙げられています。

他にも彼は、持続可能なかたちで動物性食品を生産、消費する道はないか探したりするんですが、どれも現実的ではなかったり、どうしても負荷が大きいことに気づきます。

そして、最後の方にはかなりショッキングではあるのですが、農家の人が鴨を屠殺するシーンがあります。それを見た彼は、自分にはこれはできないと思い、ヴィーガンになるのです。


映画「Cowspiracy」を見て

これを見て自分は、他のドキュメンタリーで見たように、生産・供給があるから消費・需要があるのではなく、それが逆なんだと思わされました。

何かを買うということは、その産業、製品を支持しているという一種の意思表明だと思います。

そして映画の彼のように、自分も自分の手で動物を殺すことは到底できないと思いました。

今の世の中は誰かが代わりにそれを行なっていて、スーパーで簡単にパッケージされたものを買えてしまいます。

この事実がとても不自然のように思え、
何よりも殺される、消費される動物が可哀想だと思い、微力ながら自分も変わろうと思い、その日から動物性食品を購入しない、消費しないことに決めました。

Netflixで観れるので、興味のある方はぜひ!


もうひとつのキッカケ

一応初めのキッカケはCowspiracyだったんですけど、
もう一つ自分に大きく影響を与えたものがあって、
それが下にもリンクを貼ってある、
ゲイリー・ヨーロフスキーさんの
「世界で一番重要なスピーチ」です。

この動画は確かYoutubeのおすすめに出てきたかなんかで見ました。

これまた衝撃的でしたね。

このスピーチでは、ゲイリーさんが畜産業の倫理的問題、ヴィーガンについてのQ&Aなどについて話しています。

ここでもショッキングな映像が流れますので、苦手な方は注意してください。

ただ、この「ショッキングな映像」は、肉を食べるのに必要な過程であるのです。

しかし、おそらく多くの人はこれを見たくない、目を背けたくなると思います。

この事実に自分は何か違和感を感じました。

ショッキングなことを誰かがしていて、自分はそれに目を背けて消費をしていいのかと。

映像の中には、畜産の現場で従業員が動物を不必要に叩く場面があるのですが、
それについてゲイリーさんは、畜産に従事する人は仕事で動物を殺すというストレスから家庭内暴力や精神的な病気を抱えるリスクが高いと説明していました。

消費者がそういったストレスから逃れられる代わりに、そのストレスを負担している人が背景にはいるのです。

他にもQ&Aでは、よくあるヴィーガンに対する質問(栄養や日々の生活について)に的確に答えていて、とても説得力のあるものです。

ヴィーガンに興味がある人、疑問がある人、倫理的な問題についても知りたいという方はぜひ見てみてください。

久しくこの動画を見ていないので、近いうち見直してまた感想を付け加えたいと思います!


最後に

とまあこんな感じで自分はヴィーガンになったワケです。
ヴィーガンになる人の理由は大きく3つあって、

  • 環境的理由

  • 倫理的理由

  • 健康上の理由

で、自分は初めは主に環境問題からで、後々倫理的理由からもヴィーガンを続けようという感じです。

周りからは「動画だけでそこまで変えちゃうなんて影響されやすいね」とか言われたりします笑

ただ、Cowspiracyでもあったように、環境保護団体ですらあまり話そうとしないことですから、こういう動画があって畜産業の問題を知れるということは貴重だと思いますし、問題を知ったからには何かしらできることはしたいと思います。

もしこれらの動画を見て何か変えてみたいという方は、自分みたいに急に全てやめるというのではなく(健康上の理由でできないという方もいるので)、牛肉だけでもやめてみるとか、この曜日だけやめてみるとかだけでも違ってくると思います。

そういったフレキシブルなのも全然ありだと思います!

自分の妻もこんな感じで、牛肉は食べないで他は無理ない範囲でって感じでやっています。

よく「一人が変わったところで何も変わんないよ」と言われますが、
そしたら選挙って全く意味ないのに投票していることになりますよね。

自分は購買行動は常日頃できる投票、意思表示だと思っています。

誰かが変われば、周りの人にも少しずつ変化が出て、やがて大きな影響を及ぼすと思います。

何もしなければ、何も始まらない。


ただ、自分は周りには
「こういった理由で変えたんだよ」って説明するだけで、
周りの人を非難したり、変わることを強制したりはしませんし、
説明も求められたらするくらいにしています。

ヴィーガンは周りに強制するとかそういった印象を持っている人がいるので。

ヴィーガンって、どこまでOKでどこまでダメ?とか、どういった線引きでやってる?とか、やっていく中でわかったメリット、デメリット等はまた今度お話ししますね!

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇

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