南樺太地名集 〈地名篇知床村〉


外知床 

そとしれとこ
帝:―
現:―    
中知床半島東部(オホーツク海側)   
アイヌ語由来;sir-etok/sir-etoko:岬。中知床半島のオホーツク海側一帯の名称。旧外知床村。


種平 

種平󠄁 たねひら
帝:―       
現:―    
N:46.0552  E:143.4246    
アイヌ語由来;tanne-pira:長い崖。ア-22等に見える。中知床岬の北北東4kmの処に位置する。
|ほ,へ,を,か:タン子ヒラ


野吸

野吸󠄁 のすう のすふ
帝:―        
現:―    
N:46.1101  E:143.4597    
アイヌ語由来。ア-22に見える。野吸岬の北傍に位置する。
[関連]野吸岬
|ほ:ノスウ


千保 

ちほ(ちぼ)
帝:Чипоппе チポッペ   
現:ー    
N:46.1385 E:143.4547     
アイヌ語由来。野吸岬の北4.2kmの処に位置する。旧名チポツペ。
|①,⑤:外知床千保 ⑥:Тосирэтокосэнхо  トシレトコセンホ(Циюпацупэ ツィユパツペ)   ⑨,オ,ヱ:チユポツペ イ:チノツベ ネ:チポツペ ナ:チボツベ ホ':チボツヘ(千保) テ:知保 は:チセホヱ 


弥生沢

彌生澤 やよいざわ やよひざは
帝:ー  
現:ー     
千保付近
レ,ヒに見える地名。テに同名の千保の北2.3kmの処で海に注ぐ川が見えるので、恐らくその河口部付近に位置していたものと思われる。

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