南樺太地名集 〈地形篇山系の部 留多加町・清水村・三郷村・能登呂村〉
西樺太山脈は便宜上此処に収録する。能登呂村と内幌町に跨る牛荷山、能登呂村と好仁村に跨る十串山については別記事に収録する。なお、本記事に収録している多和田峠、十和田山及び白主山については「南樺太地名集地形篇山系の部好仁村」完成後、そちらに移動する予定である。
また、本記事では以下の古地図・資料を用いる。
★ 荒沢勝太郎著『粉雪の魅力 樺太のスキーと雪山』中央情報社,1938
砲台山
砲󠄁臺山 ほうだいやま
帝:ー
現:г.Сокомжа サコームジャ
N:46.7968 E:142.4746
留多加町域内。日本語山名。小里の北西1.7kmの処、留多加川と水車沢の合流地点の北傍に位置する。標高210m。
尖頂山
せんちょうざん せんちやうざん
帝:ー
現:г.Ромба ローンバ
N:46.7738 E:142.4620
留多加町域内。日本語山名:形態からか。小里の南西2.8kmの処に位置する山。ア-16,ア-22に見える。標高292m。
高草山
たかくさやま
帝:ー
現:г.Машкова マシュコーヴァ
N:46.7302 E:142.4234
留多加町域内。日本語山名。小里の南西8kmの処に位置する。標高358m。
西樺太山脈
にしからふとさんみゃく
帝:ー
現:Западно-Сахалинский хр. ザーパドナ-サハリーンスキー
樺太島を南北に貫く山脈
樺太島を南北に貫く樺太島の背骨ともいうべき長大な山脈。南端の白主山より北へ向けて、北緯50度線を越えて遥か北樺太の奥地にまで延びる。中央山脈とも。
|イ:南樺太山脈/北樺太山脈
阿幸山
おこうやま
帝:ー
現:г.Свет スヴェート
N:46.7828 E:142.1330
留多加町域内。阿幸の東北東17.5kmの処に位置する。ア-16,ア-18,ア-19に見える。標高459m。
[関連]本斗町阿幸
春日高地
かすがこうち ーかうち
帝:ー
現:ー
豊原市-清水村間の山地
★に見える。豊原市と清水村に跨る。春日峠の北の緑甲山を中心としたの山々の総称。
春日峠
かすがとうげ ーたうげ
帝:ー
現:пер. Южно-Сахалинский ユージュナ-サハリーンスキー
N:47.0513 E:142.5073
豊原市と清水村に跨る。日本語峠名。豊原と真岡を結ぶ豊原真岡線上の峠。滝ノ沢の西南西2kmの処に位置する。
春日岳
かすがだけ
帝:ー
現:пик Мицуля ピーク ミツーリャ
N:47.0117 E:142.4882
豊原市と清水村に跨る。日本語山名。滝ノ沢の南南西6kmの処に位置する。標高793m。
|⑥Харунохи-дакэ ハルノヒダケ
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