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株の相場分析 9月1週目
こんにちは!Tedです。今週は前半に特にマザーズのグロース系が強く、10日連騰後に75日移動平均線レジスタンスで綺麗に利確される形となりました。
一方でTOPIX・日経は強く外国の指数と比べてもダントツでトップでした。
米国→EUに回ったお金が今度は日本に(Q4アノマリーも重なって)戻り、他主要国指数にキャッチアップすることが、我々個人投資家にとってもベストシナリオな気がするします(重要なグラフなので念の為)。
とはいえ今後も毎月SQ下落アノマリー、月末の日経平均下げアノマリー(終わり?)に加え日本では総選挙・、米国では今月FOMC、中国では8月のPMIが50を割り中国リバ減速が確認されるなど、楽観視は危険です(←Twitterとキャラが違う)。
念の為、今後の重要イベント・スケジュールを記載しておきます。
■日米の新規感染者数・ワクチン接種率
日本は特に東京にてピークを明確につけましたので、追うのを一旦中止します。一方で米国はまだ注意が必要ですね。
〜ボラティリティ・ブレイクアウトを応用した相場分析〜
■主要指数のチャート(日足)
今週は世界全体が強かったですが、上記表の通り特に日経・TOPIXが強く、日本はこれで全ての指数にBUYサインが点灯しました。
先週SELLサインが点灯していた米NYSEもSOXもリバウンドし、BUYサインに戻りました。数週間前の、あの「何が起きるか分からないので、ポジを持てない・・最速で損する・・・」悲壮感は何だったのでしょうか・・
・New BUYサイン:Nikkei 225、TOPIX GROWTH、ARKK、Russell 2000、RUSSELL VALUE、RUSSELL GROWTH、NYSESOX、iShares MSCI Russia ETF
・New SELLサイン:なし
・引き続きBUYサイン:(日本)TOPIX VALUE、マザーズ、JASDAQ(米国)NASDAQ、DOW、NYSE、US100、SOX、VOO、S&P500、RUSSELL GROWTH(中国・香港)Shanghai Composite、MSCI HK ETF(欧州)FTSE、STOXX600EUR(*新指標として追加)(新興国・ロシア)MSCI Indonesia、MSCI India、MSCIマレーシア
・引き続きSELLサイン:(日本)(米国)(中国・香港)CN50 USD(欧州)(新興国・ロシア)MSCI emerging market、iShares MSCI South Korea
■金利・債券・為替・コモディティその他チャート(日足)
米10年金利は金曜日に+3.19%と戻しましたが、上昇トレンドに入りそうなチャートを描き始めています。
市場参加者の米金利予想のチャートも重要なので、毎週比較対象として貼り付けます。
そして金にやっとBUYサインが点灯。銀も戻ってきました。この局面でこの動きは少し気になりますね。
コモディティの全体感はさほど変化なく、フラット。
一方で石油、原料炭、そしてアルミが強いです。今週の動きは下記の通り。
チャートは載せませんが、ずっと売られていたRubberがリバウンドし始めていることも確認しました。
・New BUYサイン:Gold
・New SELLサイン:N/A
・引き続きBUYサイン:Coal、 Cotton、Brent、WTI、
・引き続きSELLサイン:US10Y 、Blackrock Core Bond、Silver、Lumber、Platinum、Soy Bean、Corn、BALTIC、Coffee、Copper
■仮想通貨 BITCOIN
1日足です。何とか粘って頑張っていますね。売り枯れしてきた印象を受けます。
■Japan REIT
日経・TOPIXと連動した動きが確認されたのみです。
■日本市場のその他指標(毎週点々観測)
騰落率を見てまいりましょう。
・6日は92→100→72→115→125→65→116→52→152➡️175
・25日は99→118→86→89→85→88→76→104➡️106
と、上昇基調を継続。こういう相場に先物で売りを入れたら即死しそうですね。
・VIX:15.62→15.07→16.18→18.45→18.24→16.15→15.45→23.29→16.39➡️16.41
・日経VI:17.9→16.85→18.75→19.63→22.93→19.55→18.50→21.51→18.46➡️19.29
と、安定はしてきた印象ですね。
■信用残高+信用評価損益率 *参考にしているサイトがメンテ中のため後ほど更新します*
過去のチャートから3兆円を超えると危険水準という認識ですが、3兆4385億円→3兆6041億円→3兆5614億円→3兆5519億円→3兆4,381億円→3兆4,115億円➡️3兆45,72億円とプラスに転じました。
松井証券の信用評価率はこちら
マザーズ:▲27.70%(8/17)→ ▲23%(8/24)➡️▲19.75%(8/31)まで回復。
■Yardeni研究所 http://blog.yardeni.com/
30分超えるので時間があったら更新します!
■アナリストレポート
日本は「コロナはピークアウト、TOPIXは30年ぶりの高値を更新、3月中旬以来に更新、グローバル投資家の日本株への関心が急速に高まっている印象、鉄鋼・電気機器・機械・不動産が上昇を牽引、特に外人持分比率が高いもの・海外売上高比率が高いものがアウトパフォーム、菅首相が出馬しなくとも政権交代の可能性は低いので日本株への強気スタンスに変更なし」という具合でした。
中国はマクロ経済指数の高度回復スピードが鈍化してきたことを確認。8月に入りCaixin製造PMI含む他PMI指数が50を割りました。因みに7月時点で気になったのは、YoYで不動産販売が▲7.1%、国内自動車販売数が▲6.1%、セメント生産量並びに鉄鋼生産業がそれぞれ▲6.5%、▲8.4%という点です。
レポートは色々斜め読みしているのですが、全体感が掴みやすい無料レポートを一部抜粋。
EUは「経済回復がキャッチアップしてきたため、今後企業による業績修正が出る数は減るだろう。それに伴い、今後主要指数は▲5%ほどのダウンサイドリスクあり」という具合でした。
米国は未だあまり出てきていません!
■内閣支持率
内閣支持率は先週から更新されていませんので割愛します。
■日本アセマネのブログ・月報等
時間がある時に更新します!
【ご注意】
・当記事は、世界の経済や市場の動きを解説することを目的としております。特定の商品や取引などを推奨しているものではありません。
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