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株の相場分析 7月1週目
こんにちは!Tedです。今週も仕事(ベンチャー投資)が忙しく、全く株を見る時間がありませんでした・・新規のファンド立ち上げをしながらソーシング・DD・投資をしているので仕方ないですが、仕事自体はめちゃくちゃ楽しいのでエンジョイしています。
株はルール通りに対応し続けられているのと(これを継続できるかが本当に難しいですよね・・)、逆に見ない方が自分はパフォーマンスが良いので、引き続きこの調子でやっていきたいと思います。
さて、今週の動きを見ていきたいと思います。
~ボラティリティ・ブレイクアウトを応用した分析~
■主要指数のチャート(日足)
今週もNASDAQが市場最高値を更新し、全体的に先週比でトレンド転換したものは少なく、売られていたバリュー系のTOPIX VALUE、DOWにBUYサインが再点灯しました。
仮想通貨資金がNASDAQ・マザーズ・テック系に流れ、金利上昇不安で一度バリュー系銘柄を利確したものの、FOMCの金利対応姿勢に安心がが戻ってきたため資金が戻ってきた、という具合でしょうか。
一方で上昇局面は1年半近く続いており、高値圏内にいるので「ここが天井かな・・・?」という利確・調整場面を様々なインデックスで見受けられます。
NASDAQ強いですねー
日経・TOPIXはいまいちです。
マザーズ・JASDAQはそこそこですが、NASDAQほどの強さはないですね。
・引き続きBUYサイン:(日本)MOTHERS、JASDAQ、(米国)NASDAQ、US100、VOO、ARKK、(中国・香港)China A50、Shanghai Composite Index、(欧州)FTSE、RUSSELL GROWTH、RUSSELL 2000、(新興国・ロシア)MSCI emerging market、iShares MSCI Russia ETF
・引き続きSELLサイン:(日本)Nikkei 225、TOPIX、TOPIX GROWTH(米国)NYSE、(中国・香港)MSCI HK ETF、(欧州)RUSSELL VALUE、(新興国・ロシア)
・New BUYサイン:TOPIX VALUE、DOW
・New SELLサイン:N/A
■金利・債券・為替・コモディティその他チャート(日足)
重要指標である米10年金利は引き続きSELLトレンドでした。
コモディティ全般的にもシグナルの変化はなく、下落していたコモディティもサポートラインを形成し始めた印象です。
・引き続きBUYサイン:Blackrock Core Bond、WTI、Coal、 Coffee、 Cotton、USD/YEN、BALTIC、Brent、Coal、
・引き続きSELLサイン:US10Y 、Gold、Silver、Lumber、Platinum、Soy Bean、Copper
・New BUYサイン:N/A
・New SELLサイン:Corn
■仮想通貨 BITCOIN
先週と変わらず、SELLサイン継続。ビットコインは3日足で見ていますが、シグナル通りの分かりやすい動きです。
■Japan REIT
REITも全体的にトレンドとしては強く、リバウンド中。特に金曜日は全てが上昇しましたね、機関の買いでしょうか。
■日本市場のその他指標
先週と比べ騰落率6日は92→100、25日は99→118と、特に警戒する水準ではないようです。VIXは15.62→15.07、日経VIは17.9→16.85と収まってきています。
■Yardeni研究所 http://blog.yardeni.com/
最新ポッドキャストでは、引き続き米国のコロナ状況が改善していることを強調していました。
一方でインフレ基調は継続しているので懸念しているとのメッセージでした。
個人的に面白いと思ったのは、コロナにより死者数が増えた一方でロックダウン中に出産が増えなかったので人口減少に転じ始めているというインサイトです。中長期的には改善するとは思いますが、是正されない場合はコロナ前から問題視されていた労働不足が更に加速し、人件費高騰等に繋がりそうです。一方でそれによりAIやロボットを活用したコストカット・効率化も後押しされるのではないかな、と思いました。
■アナリストレポート
米市場はまあ、当たり前なことが書かれています。いつも通り、インサイトや発見は特になかったです(1年に数回程度は良質なインサイトがあるので目を通すようにしています)。
そしてUK・欧州ですが5月に述べた通り、資金がUKに流れてきていますね。ファンダメンタルは強いものの、世界中が米市場ばかりに資金を投資していたので過熱感もなく良質な銘柄が多そうです。