株の相場分析 8月1週目

こんにちは!Tedです。ワクチン2発目を打って1週間がやっと経ちました。

引き続き現金多めで新高値系のロングは数銘柄程度、そして分散空売りを仕掛けている感じです。いつも通り、今週の動きを見ていきたいと思います。

~ボラティリティ・ブレイクアウトを応用した分析~


■主要指数のチャート(日足)
米国ではNASDAQが引き続き堅調。NYSEも買いトレンドの戻り、欧州ですとFTSEにも買いサインが点灯しました。日本との差が凄いですね。

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売りサインが出ていたDOWはリバウンドして35000ドル周辺を抜けるかどうか、という具合です。

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フィラデルフィアSOX指数を反映していなかったので今週から反映します。

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日本を見てみますと相変わらず日経・TOPIXは弱いですね・・サポートライン(直近底値)で粘っていますが、下に抜けられると厳しいですね。

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マザーズも直近底値に向けて下落中ですが、粘れるでしょうか・・

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JASDAQにも売りサインが出てしまいました・・

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一方でUSのTOP 50 GROWTH ETFのFFTYは買いサインに転じました。日本の中小グロース系も米国に続いて欲しいですが、個別で見る限りではやはり決算発表に伴った利確→下落が多い印象です。

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・引き続きBUYサイン:(日本)N/A(米国)NASDAQ、US100、SOX、VOO、S&P500、NYSE(中国・香港)N/A(欧州)N/A(新興国・ロシア)iShares MSCI Russia ETF

・引き続きSELLサイン:(日本)Nikkei 225、TOPIX GROWTH、TOPIX VALUE、MOTHERS、JASDAQ(米国)ARKK(中国・香港)CN50 USD、Shanghai Composite、MSCI HK ETF、(欧州)Russell 2000、RUSSELL VALUE、RUSSELL GROWTH、FTSE (MSCI UK)(新興国・ロシア)MSCI emerging market、iShares MSCI South Korea

・New BUYサイン:NYSE、FTSE

・New SELLサイン:N/A

■金利・債券・為替・コモディティその他チャート(日足)
重要指標である米10年金利は引き続きSELLトレンドですが少しリバしてきましたね。

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コモディティですが、全般的にシグナルの変化はありませんでした。全体感としてのS&P Goldman Scahs Commodity Index (SPGSCI)はこちらです。

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・引き続きBUYサイン:Brent、Coal、 Cotton、Copper

・引き続きSELLサイン:US10Y 、Gold、Silver、Lumber、Platinum、Soy Bean、Corn、BALTIC

・New SELLサイン:Blackrock Core Bond、WTI、Coffee

■仮想通貨 BITCOIN
3日足だと未だSELLトレンド中ですが、1日足だと強いですね。

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■Japan REIT
REIT指数は強いですが、個別だと売られているものが多くなってきましたね。

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■日本市場のその他指標(毎週点々観測)
騰落率6日は92→100→72→115→125→65、25日は99→118→86→89→85と、弱いですね〜

VIXは15.62→15.07→16.18→18.45→18.24→16.15、日経VIは17.9→16.85→18.75→19.63→22.93→19.55と、ピークをつけて落ち着きてきました、

■信用残高
過去のチャートから3兆円を超えると危険水準という認識ですが、3兆4385億円→3兆6041億円→3兆5614億円→3兆5519億円と、減少を続けています

「損失拡大が出て追証になったのか、損切ラインまで落ちてきたのか。来週から更に売られるか。どうなるでしょうか。」と先週書かせていただきましたが、この流れに沿っている印象ですね・・

Yardeniのbulls/bears比率。Bullが先々週水準に戻りました。米国は強いので日本市場の参考にならないですね・・

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■Yardeni研究所  http://blog.yardeni.com/
Yardeni教授の更新が未だなかったので、アップされ次第更新します!

■アナリストレポート
さて、先ず気になったのは中国です。コロナが増えてきたのと、景気指数も回復にブレーキがかかってきた印象です。

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Caixin製造指数は2ヶ月連続で減少。個人消費はfastではなくslow recoveryを予想していると。よくよく見ると、5月くらいからブレーキがかかり始めていますね。

米国は某アナリストがS&Pの目標価格をUS$4700に上げてきました。もちろん業績に支えられていると。ESP成長率が良かったもののランキングです。Small Capが強いのが個人的にはサプライズでした。

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最近だとUtility系がきていますね。金だと思ったらこっち・・?

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バリューが叫ばれていたのに、気づいたらグロースに戻っています。小型→大型の動きも継続。

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ただ、米国も感染者数がまた増え始めてますね。

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以前共有させていただきましたが、やはりヨーロッパが強いです。割安だからか、米から資金が流れているんでしょうか。

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