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投資仮説 7月~更新

尊敬するジム・ロジャーズの影響で市場に投資仮説を立てるのが好きで、エクセルに仮説+仮説を立てた月を入れて管理していますが、こちらに移行し毎週更新しています。

投資仮説①「コモディティ・スーパーサイクルと叫ばれていますが、実際需給構造は2000年代のコモディティ・バブル時と異なるため、一時的に急騰後、以前の水準付近まで下落するのでは?」

こちらはゴールドマンサックスのS&Pコモディティインデックス(SPGSCI)のチャートです。2008年のピークと比較すると未だ伸びしろはありますが、実際の需給バランスは全くことなるという仮説を立てています。

BUYトレンド継続です。

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こちらはKLC(Steel ETF)。Sellトレンド継続ですね。

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Brent Crude Oil (BCOUSD)。石油価格は分かりやすい例だと思っていまして、2008年以降の米国のシェール・オイル発掘で需給の背景が全くことなるので、「2008年と同水準に行く!」という考え方はおかしいというのが分かると思います。

BUYトレンド継続。

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そしてこちらは半導体ETF(SMH)。レンジ相場継続。

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代表銘柄を見てみましょう。

日本製鐵は一度売られ、サポートラインを形成中です。

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レーザーテックはリバ中ですがSELLトレンド継続中。

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一先ず、毎週上記+アルファのインデックスを追っていきたいと思います。(時間があれば需給のリサーチも・・)

投資仮説②「SPACバブルが1年以内にはじけ、誰もSPACについて語らなくなる。一方でSPACを通してIPOをした優良銘柄の株価も巻き込まれて下落するものの、ファンダメンタルが強く成長を継続できる銘柄は数年単位で数倍になってもおかしくない?」

IPOEは6月1日にSOFIとしてIPOしていますが、上場後に下落継続。

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ニュースも出ていましたが、Virgin Galacticも同様の動きです。

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フォローしていたSPACがMergeしたGenius Sports (GENI)も同様。

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パフォーマンスが良かったSTEMも下落。

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こちらの記事で紹介されているランキングも興味深かったです。2019年1月以降にMerge後IPOした2/3が下落。平均▲26%、最大▲60%。

”Year-to-date, most post-merger U.S. SPACs are not performing well. Two-thirds of the 36 currently publicly traded de-SPACed U.S. companies that were taken over by U.S. SPACs that went public on or after Jan. 1, 2019, and whose de-SPAC transactions were announced and completed since Jan. 1, 2019, and for which at least one month of post-merger performance data is available, are reporting a loss in value. And for the most part, we aren’t just talking about small dips: The average depreciation in value of the 24 negatively performing post-merger entities is 26%, with the two worst performers reporting a loss in value of over 60%.”

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”For the 12 positive performers that represent only one-third of these de-SPACed entities, the average appreciation in value is 20%.”

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投資仮説③「米国だとAAL/UAL/DALやクルーズ船のRCL/NCLH/CCL、日本だとANA/JAL等のインバウンド銘柄はコロナ前の水準まで戻り得るものの、それまでは週足のレンジサイクルを継続するのでは?」

サポートを抜けて崩れ始めた銘柄が出てきてしまいましたね。週足だとギリギリのところです。

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日足だと弱いです。

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投資仮説③「東証再偏関連銘柄が今後買われるはずでですが、市場はその影響等を未だ加味していないため、時間はかかりそうです。今後特集などが組まれるのでは?」

時間はかかりそうですね。

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投資仮説④「元々中国を発端として廃プラ処理問題がこの数年で日本ではミダックを中心に表面化してきましたが、欧米でのサステイナビリティに対する強化等を背景に、廃プラ・SGD関連銘柄への投資が今後徐々に増えていくのでは?」

引き続き堅調です。

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(相場分析で追っているのですがこちらにも反映します)投資仮説⑤「相場は天井圏にあり、今後金・銀に資金が再流入する可能性がある」

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今週も頑張りましょう!