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コロナ禍に翻弄される②新規ARMYの視点

今年1年が終わろうとしています。

バレーボールファンとして長いこと会場での観戦や、ファンアートを楽しんできた私にとって、コロナ禍は想像以上に「いつも通りにできない」負荷をかけ続けました。

自分の持病の悪化も重なり、手術を受けることになりました。

この頃のメンタルは最悪だったと思います。今頃本当ならオリンピックを見に行っていたのに。たくさんの感動に出会えたはずなのに。どうして、どうして。

仕方ないとわかっているから何も言えませんでした。辛いのは自分だけではないので、泣き言言ったらダメ、とも思いました。あと少し我慢すれば、と思い続けて何も変わらない夏だったので、余計にがっかりして、勝手に落ち込んでいました。手術を受ければ病気は良くなりますが、諦めねばならないこともありました。それは私にとって、頭ではわかっていても辛い判断でした。

入院で時間があいてしまい、妹に教えてもらったWeverseのアプリで、「RUN!BTS」を見始めました。ステージでキラキラと輝くBTSの7人が、中学生がやるようなゲームで真剣に戦い、楽しそうに笑い、怒り、大騒ぎをしていました。

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ステージの上の、完璧な彼らとは全く違っていました。でもそれは、これから先なんのために生きていけばいいのかわからなくなっていた私に、彼らも同じ人間で、たくさん笑って、怒って、泣いて、一生懸命生きているんだ。と気づかせてくれるものでした。

特にテテ(V:キムテヒョン)の自然体の姿と、やわらかい笑顔が

意味なんてなくていいから、生きて。

と言われた気がして。(あとでIn The Soopなどを見て、テテ自身も苦しい時間を過ごしていたと知りました。皆本当に精一杯生きていましたよね。皆頑張った。)

気づけばBTSの曲を聴き、ファンアートを描き、ARMY(ファン)と名乗るようになりました。

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BTS(バンタン)はほぼ毎日、何かしらの情報や更新があり、追いきれないくらいの写真や動画であふれています。ほとんど何も知らなかった私には、毎日宝物をもらえているようで、嬉しくてたまらなくて。たくさんの絵を描きました。今年オフラインコンサートができず、メンバーもアミ(ARMY)も悲しんでいましたが、コロナ禍の最中にアミになり、コンサートに一度も行ったことのない私には、あまり辛い時間ではありませんでした。たくさんのプロモーションに臨む彼らの姿を映像で見られることが嬉しくて嬉しくて。本当にしあわせな時間をすごしてきました。


ここでふと、同じように「会いに行けない」状況なのに、なぜバレーはつらくて、バンタンはしあわせなのか。と考えました。

これはファン歴の差が強く出たと思います。会場での観戦の素晴らしさを知っているバレーと、何も知らないバンタン。この違いが大きな差を生んでいて、①で触れたとおり、バレーだけだったら今年折れていたかもしれなかったこころがなんとか持ちこたえたのは、バンタンのおかげだと強く思っています。

コロナでなかったら、入院していなかったら、手術していなかったら。わたしは今アミではないかもしれません。生きる意味は見失ったままのわたしですが、生きる糧はもらい、頑張って生きています。素敵なフォロワーさんにもたくさん出会えました。

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たくさんの偶然の中でバンタンと出会えたことは本当にしあわせ。でもやっぱりバンタンがアミの前でパフォーマンスできるのが一番いいなって思います。これからも体調気をつけながら、ファンアート楽しんでいきたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます😊

2020.12.31 tommy

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