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異端の鳥

ハーヴェイ・カイテルが出演しているという理由だけでU-NEXTで観ました。見始めてすぐに、想像以上に残酷シーンがある映画だと後悔しました。ホロコーストについてはシンドラーのリストや、夜と霧などを読んだだけの知識でしたが、収容所をまぬがれたからといって、ユダヤの人達に対する差別は酷いものだったのだなと。主人公と同じ年頃の息子がいるので、恐ろしくてやめようかと思いましたが、それもなんだか違うかなと思い最後まで見ました。

優しい少年が生きるために人を殺す人間になってしまう。こういう映画を見ると少年可哀想。大人ひとでなし。と思ってしまうけど、少年を傷つけた大人達も子供時代があり、傷つけられて育ったんじゃないか。そう考えると子供の前に子供を傷つける大人が救われないことには。難しいなぁ。まず自分が差別の心をなくすとこから。



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