寂しい

友達と遊んだ。
美味しいご飯を食べて、お酒を飲んだ。

私は飲屋街がすごく苦手。
うるさいし、酔い潰れてる人がいたり、しつこいキャッチがいたり。
ガヤガヤして不潔な雰囲気があることも多い。

今日最後に行ったお店は、飲屋街のど真ん中にあってガヤガヤうるさい上にタバコ臭かった。
ツーンとしたタバコの匂いに息がしづらくなってしまったけれどみんなの雰囲気を壊したくなくて、出たいって言えなかった。頭が痛かった。

どっと疲れた。
中学からの友達で、みんなのことは大好きなのに、だんだん大人になって、お酒にタバコ、男遊びを覚えた友達が遠くに感じた。
それが寂しかった。
楽しかったのに、虚しい気分になった。
勉強を教えあって、部活に励んだ日々はもう二度と戻ってこない。
純粋で、大人に縛られていた時期が、私には心地よかったんだな。

「何事も経験だよ〜」と友達は言うけれど、
お酒にタバコ、賭け事をやってみるには代償がでかすぎる。
安全第一思考な私は、覚えても得しないことをわざわざやる意味がわからない。
遊び方が合わなくなったのならもう離れどきなのかな、と思ったりするけど、
みんなと思い出話をするのは楽しくて
だけど、そんな話が積もり積もるほど胸の奥が苦しくなる。

寂しいなあ。

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