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復活した学級通信(学級通信10年目①)

教師になり10年目。
前年度に引き続き6年生の担任。
そして再び単学級。

同じ学校でも学年によってこれまでカラーが違うのか?!
というほど、子どもたちの様子が異なる集団でした。

前年度は、いろいろあって学級通信の発行を諦めましたが、気持ちを新たに再び学級通信を発行することにしました。



とにかくシンプルな構成で

担任の自己紹介をなくしました。子どもたちが主役ということで…

肩の力を抜きながら、子どもたちを主役にする意識で続けました。

タイトル:十人十色(学級会議で決定した学級目標)
学級のみんながもつそれぞれの個性を、お互いに 認め合う”という願いが込められた。
発効頻度:3日に1号程度(年間66号)



さりげなく、褒める学級通信

以前は、褒める時も、指導したい時も学級通信に盛り込んでいました。
そこから変化が見られた1年間。
指導したいこと(チクりとした一言)はありません。
そして、褒める場面をさりげなく作った記事が多く見られました。


集合写真とともに。35人学級でした。


楽器の練習をしている6年生


子どもの発言を受け止め、指導に生かす柔軟さ。


真面目に頑張っている子の行動を価値付ける


繰り返し、ゆるーく褒め続ける。じわりじわりと効果が出る。


荒れない学級でした。
良い意味でも、悪い意味でも。

1年間で、何に重きを置いて指導するべきか、担任の腕が問われます。
担任を任せてもらった意味を考えながら、日々学級に向かっていました。

3学期、指導してきたことが学級全体に浸透し、様々な場面で活躍が見られるようになったとき、改めてこの仕事のやりがいを感じました。

平成から令和に変わった年。
2月にいきなり休校になった年。
印象深い1年間。

今年、この子たちは受験生。
希望する進路に進めるように願っています。


【「えがお」を大切に  焦らず、誠実に、前向きに】


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