PLCでジャンケンぴょん(ゲーム)
3年前の話です。
開発中の装置を制御するため、ラダープログラムを作ることになりました。
15年ぶりです。
ラダープログラムを動かすコンピュータのことをPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ / Programable Logic Controller)と呼びます。
主に工場内の生産装置制御に使われています。
昔の記憶を確認するため、例題を作ることにしました。
その例題は、ゲームセンターなどで見かけるジャンケンゲームです。
グー・チョキ・パーの順にLEDランプを繰返し点灯させます。
点灯時間は0.2秒。
これをウェーブのように繰返します。
対戦者はグー・チョキ・パーのうち、このPLCに勝てると思った手のボタンを押します。
押したボタンのアドレスと点灯していたLEDランプのアドレスを見て、勝ち負けの判定を行います。
地元、商工会で家族向けのイベントがあり子供向けに出展してみました。
しかし、スマホなどに慣れた子供たちに関心は無いようでした。(笑)
ラダープログラムの作り方を思い出すために、相当、苦労したのに。
チョット悔しかったです。
ゲームの製作で、ラダープログラムの作り方について確認できました。
その勢いで、装置制御用のプログラムも完成させることができました。
現在は自分で設計し組立てた装置に、自分で計装とプログラム実装を施して温度管理やデータ収集などに利用しています。
現在、豊田高専で行っている『デジタル×ものづくり』カレッジの中で、企業の若手技術者にラダープログラムを教えこともあります。
OMRON(SYSMAC)、三菱(MELSEC)やArduino-OPTAなどを使っています。
最近では、オフィスビルのIoT化をテーマにご相談を頂くこともあります。
話をまとめると、
完成した商品やサービスを利用したい。
そんな感じです。
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