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栗にびっくりさせられた話。

ライ活4日目。

10月に入りすっかり秋めいてきた今日この頃。季節の変わり目は肌で感じることが多いですが、秋は特に旬な味覚で楽しむことができるので好きです。

職場の敷地内に立派な栗の木が生えています。毎年この時期にはみんなで栗拾いをし、おいしくいただくという楽しみがあるそうで。昨年異動したばかりだった時に職場の方から聞いて、ひそかに楽しみにしていました。

私の念願だった栗拾いは、猛暑日が続いた影響を受けて栗の成長が早まり、先週から始まりました。あんなに真剣に栗拾いをしたのは小学生ぶりです。

1度の収穫で100個以上の実が採れ、今回は甘露煮にして食べようということになりました。皆さん、栗の甘露煮ってどうやって作るか知っていますか?

栗には鬼皮→渋皮という順で皮がついていて、そのままでは固くてむきにくいのでしばらく水につけてからむいていきます。

水につけてむきやすくしたとは言え、するするむけるわけではありません。ぐっと力を入れないと包丁が刺さらないので手が疲れるし、やっと鬼皮がむけても次は渋皮がまっているので時間がかかります。

やっとこさむき終えた後は、皮のむき残しがないか入念にチェック。少しでも皮が残ってしまうと、見栄えが悪くなってしまうからです。そこまで終わったらやっと煮ていく作業に入ります。

私は主に皮むき作業をお手伝いしていましたが、こんなに栗の皮むきが大変だったとは思いもしませんでした。(心の中で栗地獄と呼んでいました)

ですが働かざるもの食うべからずです。食べることが大好きな私は、おいしい栗の甘露煮を毎日夢見ながら頑張りました。

そんな苦労をかけて出来上がった甘露煮は、今まで食べたものと比べものにならないほどおいしかったです。

元々料理が得意ではないので、時短で簡単なものばかり作っていましたが、面倒だと感じる工程の多さも、地獄のように感じた作業も、おいしさのスパイスになるんだなぁと勉強になりました。

でももうしばらくは栗の皮むきはいいかなぁ…。笑

皆さんもぜひ旬な食べ物で、秋を感じてみてください。



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