『愛の痛み:陽葵の覚醒』(第3話)
割引あり
陽葵が16歳になった夏のことでした。前回の「お仕置き」から半年が経ち、彼女の心は複雑な思いで揺れ動いていました。
ある日、陽葵は母・麻里奈の部屋の前で立ち止まりました。震える手でノックをします。
「お母さん...お願いがあるの」
麻里奈はドアを開け、驚いた表情で陽葵を見つめました。「どうしたの?」
陽葵は顔を赤らめながら、小さな声で言いました。「また...お仕置きをして欲しいの」
麻里奈は深いため息をつきました。「陽葵...それは」
「お願い」陽葵は涙目で懇願しました。「お母さんの愛を感じたいの」
麻里奈は長い間黙っていましたが、やがて静かに頷きました。
「分かったわ。でも今回は違うやり方よ」
麻里奈は陽葵の手を取り、リビングに向かいました。そこには大きな鏡が置かれていました。
「今回は、自分で自分を懲らしめるの。鏡を見ながらね」
陽葵は驚きの表情を浮かべましたが、すぐに覚悟を決めたように頷きました。
「準備はいい?」麻里奈が尋ねます。
陽葵は深呼吸をして答えました。「はい...お母さん」
こうして、新たな「お仕置き」が始まろうとしていました。陽葵の心の奥底では、愛と痛み、そして自己への探求が複雑に絡み合っていたのです。
麻里奈は厳しい表情で陽葵を見つめ、ゴムホースを手渡しました。
「自分で自分を罰するのよ。スカートをめくって」
陽葵は震える手でスカートをめくりました。
「下着も下ろしなさい。お尻を出すの」
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