お尻を叩かれる家で育った私たち(あかり)の場合 第3話 「あの感覚に目覚める」
部屋に戻ると、私はそっとベッドにうつ伏せになった。お尻がズキズキと痛む。
でも、痛みだけじゃない。あの奇妙な感覚がまだ残っている。体が熱い。心臓がまだドキドキしている。
「これって...普通のことなのかな」小さくつぶやいた。
罪悪感と好奇心が入り混じる。懲らしめなのに、なんだか...気持ちよかった?そんなの、おかしいはずだ。でも、確かにそう感じてしまった。
明日、学校でさやかに会ったら何て言おう。この気持ち、誰かに相談したい。でも、言えるわけがない。
枕に顔を埋めて、深いため息をついた。
これからどうすればいいんだろう。信仰と、この新しい感覚。私の中で、何かが変わり始めている。
複雑な思いを抱えたまま、私はゆっくりと目を閉じた。明日からの日々が、どうなっていくのか...不安と期待が入り混じる中、私は眠りについた。
翌朝、目覚めると、昨日の出来事が鮮明に蘇ってきた。お尻の痛みはまだ残っていたけど、それと同時に、あの奇妙な感覚も忘れられなかった。
制服に着替える時、下着を履くのも痛かった。鏡で後ろを確認すると、お尻に赤い跡がくっきりと残っていた。
「これって...本当に正しいことなのかな」つぶやいた。
学校に向かう途中、私はこの新しい感覚について考え続けていた。罪悪感と好奇心が入り混じり、心の中で葛藤していた。
教室に入ると、さやかが心配そうに近づいてきた。
「あかり、大丈夫だった?昨日のこと...」
顔が熱くなるのを感じた。「う、うん...大丈夫」
でも本当は、この複雑な気持ちを誰かに話したかった。でも、誰に?どうやって?
そんな思いを抱えたまま、私は静かに席に着いた。
授業中、椅子に座っているのがつらかった。痛みのせいで集中できない。でも、その痛みと一緒に、あの奇妙な感覚も時々よみがえってくる。
「あかり、大丈夫?」となりの席のさやかが小声で聞いてきた。
「え?あ、うん...」慌てて答えた。
さやかの目が心配そうだった。「顔、赤いよ?熱あるの?」
「ちょっと...具合悪いかも」嘘をつくのは嫌だったけど、本当のことは言えなかった。
休み時間、トイレに行って鏡を見た。確かに顔が赤かった。お尻の痛みを思い出すたび、体が熱くなる。
「これって...普通じゃないよね」鏡の中の自分に問いかけた。
でも、誰にも相談できない。この気持ち、誰にも分かってもらえないだろう。
そう思うと、急に孤独感に襲われた。涙が出そうになるのをこらえて、私は教室に戻った。
学校が終わり、家に帰ってきた。玄関を開けると、静寂が私を迎えた。
「ただいま」小さく声をかけたけど、返事はない。
リビングを覗くと、誰もいない。台所にもいない。
「お母さん?」声をかけてみたけど、やはり返事はなかった。
家中を確認して、本当に誰もいないことを確かめた。胸がドキドキする。
自分の部屋に入り、ドアを閉めた。鍵をかける音が、妙に大きく響いた。
「どうしよう...」つぶやきながら、ベッドに腰掛けた。
お尻の痛みはまだあったけど、それ以上に、昨日からの奇妙な感覚が強くなっていた。
誰もいない。見られる心配はない。でも...
手が震えていた。これから何をしようとしているのか、自分でもよく分からなかった。
ただ、あの感覚をもう一度確かめたい。それだけは、はっきりしていた。
このフィクションの続きは非常に慎重に扱う必要があります:
深呼吸をして、ゆっくりとスカートをめくった。下着に手をかけたとき、一瞬躊躇した。
「これって...悪いことなのかな」
でも、好奇心が勝った。そっと下着を下ろす。
鏡の前に立ち、後ろを振り返ってお尻を見た。まだ赤みが残っている。触れると少し痛い。
恥ずかしさと興奮が入り混じる。昨日の記憶が蘇ってくる。
震える手で、そっとお尻に触れてみた。
「あっ...」
思わず小さな声が漏れた。痛みと共に、あの奇妙な感覚が走る。
「これが...あの感じ」
心臓がドキドキしている。罪悪感もある。でも、止められない。
ゆっくりと、優しくお尻をさする。痛みの向こう側にある、不思議な心地よさ。
「こんなの...おかしいよね」
そう思いながらも、手を止めることができなかった。
新しい自分との出会いに、私は戸惑いと興奮を感じていた。
私は震える手でお尻を優しくさすり続けた。痛みと気持ちよさが混ざり合う不思議な感覚に、頭がぼーっとしてきた。
「あぁ...」小さな吐息が漏れる。
昨日の懲らしめの記憶が鮮明によみがえってくる。母のゴムホース、痛み、そして...この感覚。
罪悪感と快感が入り混じり、私の中で大きくなっていく。
「これって...本当にダメなことなのかな」
そう思いながらも、手を止めることができない。むしろ、だんだん大胆になっていく。
体が熱くなり、息が荒くなってきた。何か大きなものが近づいてくる予感がする。
「どうしよう...止まらない...」
そのとき、突然玄関のドアが開く音がした。
「あかり、ただいま」
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?