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「CHE.R.RY」の歌詞考察をかるーくやってみた

YUIの「CHE.R.RY」 は個人的にYUIにハマるきっかけの1曲となったと思っています。そこで、YUIの「CHE.R.RY」の歌詞の気になった部分の考察を自分なりにしてみました。中には調べて参考にさせてもらった内容も含まれています。よければご一読下さい。

返事はすぐにしちゃダメだって
誰かに聞いたことあるけど
駆け引きなんて出来ないよ

この歌詞からは異性同士でのメールにおいて、返信を秒で返してしまうというのは逆に向こうから距離の詰めの早さのあまり鬱陶しいと思われたりウザがられる可能性があってややリスキーだが、それを顧みずにテクニックや暗黙の了解を無視してやりとりしたいくらい欲が抑えきれないといった女性の心情を表しているのではなかろうか。

甘くなる果実がいいの
何気ない会話から育てたい

この歌詞からは何気ない会話というのは果実でいうまだ成熟しきっていない「酸っぱい」状態であり、その状態の果実を熟した「甘い」状態にするために何気ない会話からイチャイチャとデートをしたりしてお互いの親密度を育てたいという気持ちが込められているのではないだろうか。

また曲のタイトルにも触れていく。タイトルはチェリーをアルファベットで書いて「CHE.R.RY」だ。でも通常の表記なら「CHERRY」のはずだが、間にピリオドが複数刻まれている。そして中央のRにだけは単独でピリオドによって区切られているのは何故だろうか。簡単に調べてみると、「CHE.R.RY」という表記には初恋・甘酸っぱい恋という意味が込められているから名付けられたという推測や、「チェリー」や「さくら」といった春ソングにそのようなタイトルの歌は既に量産されているので、この曲はYUIのチェリーだぞという想いが込められ、区別できるように「CHE.R.RY」と名付けられたという推測があった。また、中央の「R」だけピリオドで区切られているのは「.R.」という表記自体さくらんぼに似ているからという推測もあった。

最後に自分なりに考察したことをもう一つ。タイトルや歌詞の至る所に果物のチェリー🍒をチョイスしているが、これはカップルで道を歩いていたりどこかで一緒に寛いでいる男女がまるで茎と茎で結ばれたチェリーのようだという理由で曲のテーマとして多用されてるのだと思う。また、「好きな人にメールで想いを伝える」というのも曲の要だ。携帯電話は通信回線を通して、交換局と基地局を経由して相手にメール内容などを届けたり、相手から送られてくるメールが届いたりする仕組みだ。チェリーの茎を通信回線だとすると、まさしくメールのやり取りをしている異性の関係という図が作れるという訳だ。そのような見方も出来るということから、タイトルと曲のテーマは「CHE.R.RY」だと名付けられたのではないだろうか。

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