私とNFTと、クリスタル撫子について
こんにちは、鈴木みかりです。フリーのイラストレーターとして活動しながら、NFTコレクション「クリスタル撫子」を制作しています。
ここでは私がなぜNFTをはじめたのかと、クリスタル撫子が生まれた経緯、これからどんなことをしていきたいのかということをまとめます。
やりながら分かってくることも多いと思いますので、随時更新します。
私がNFTをやろうと思ったのは、一言で言うなら人生でやりたいことと繋がりそう、と思ったからです。
私は、もっとたくさんの人が絵で生きていく選択ができるように、まずは自分自身がイラストレーターとして思いきり稼げるようになって、凡人でもイラストで仕事をしていけるということを証明したいと思っています。
なぜそう思うようになったのか、まず私のこれまでについてお伝えします。
〈私のこれまでのことと、NFTに至るまで〉
いきなりこんなタイトルですいません(笑)
私は物心ついた頃からずっと絵が好きで、絵を仕事にできたらいいのにな、という気持ちをずっと心の奥底に持っていました。
ですが、将来を決める頃には「絵で食っていくなんでできるのかな…」「大変そう」と不安だったのもあり、そちらの道には進まず、就職も絵と全く関係のない営業の仕事に就きました。
その仕事が本当に死ぬほど大変で…。言葉では表せないのですが、社内には3か月で平気で10kgとか痩せてがりがりになる人がいっぱいいたくらい、心身共に過酷な仕事でした。
それでも結果を出して稼ぎたい!という気持ちがあったので必死で3年程やりましたが、どんなに頑張っても結果が出せずに本当にしんどくて、「生きるってなんでこんなに大変なんだろう」「今この1秒1秒が辛い」と思っていた頃…
それまで普通に元気だった両親共に、癌が見つかりました。しかも結構やばめのやつ。
母が抗がん剤治療で髪もない時に、父は末期で手の施しようがないと言われてどんどん弱り…仕事どうしよう、介護や病院どうしよう(父の希望で在宅介護をしてました)、両親とも亡くなったら…とか色んなことが怒涛のように降って来て。
結局父は、癌発覚からたった3カ月で亡くなってしまいました。(母は治療した結果、今は元気になりました。)
いやー--、地獄って大袈裟と思うかもしれませんが、ほんとに地獄でしたよ…書ききれないこともたくさんあるんですが。
そんなこんなで色々経験した末に、「絵以外の仕事でもこんなに大変なんだったら、どうせなら好きなことやりたい!」「人生やりたいことはすぐやらないと、いつ死ぬか分からない」と思うようになり、仕事を辞めて絵の道に進み始めたのが2019年、27歳頃のことです。
絵の方に進むと決めたは良いですが、美大とか出ているわけでもないの始めは何をしたら良いのかさっぱり分からず…
とりあえず似顔絵が多少描けたので、道端で似顔絵やさんやってみたりとかして。あと、ずっと夢だった世界一周の船旅に出たので、船の中で70人くらいの似顔絵を描いたりしました。
流石にいきなりフリーランス一本にしたら干上がってしまうので、マンガ・イラスト系の専門校でバイトをしながら思いつく限りのことを片っ端からやっていった結果、1年後にはそこの繋がりでイラストの講師をさせていただけることになりました。また、フリーのお仕事も友達からの紹介等で、月に1つは途切れずにいただけるようになっていきました。
そうやって昔諦めた絵の世界に入ってきたわけですが、実際にやってみたら本当に楽しくて!もちろん大変なこともありますけど、それまでの大変さに比べたら全然ですよ(笑)不安はありましたが、やってみたら好きなことを仕事にして本当に良かったと思うようになりました。
その頃から、専門校の仕事で受講生さんの個別面談に入ることが増え、みなさんのお悩みを聞いたりアドバイスをすることが多くなりました。
夜間・週末講座なので社会人の方が多いのですが、「イラストを仕事にしたいけど不安」「仕事辞めたいけど辞められない」「何からやったらいいか分からない」・・・という悩みがいかに多いことか!まさに私が抱えていたのと同じ悩みを、本当にたくさんの方が抱えていることを実感しました。
みんなが踏みとどまる理由に、クリエイターのお金の問題があるのは事実です。実際私の年収は結構生活ギリギリです(笑)
でも私は人生でやりたいことがたっくさんあります。全部は書けませんが、例えば私はiPad一つで仕事ができるようになって、イラストの仕事しながら世界中を回るのが夢なんです。だから、年収手取り1000万以上は稼げるようになりたいと思いながら、ずっと活動してきました。
人間、一番最初に満たすべきものは自分だと思っています。自分が満たされていなければ、人に何かしてあげる余裕なんて生まれないことを私は身をもって知っています。だから私は、自分の夢は一番に叶えたい。そしてその上で、自分もまわりもみんなが幸せになれるようにしていきたいのです。
「経済的安定」か「好きな仕事」か。そんな2択じゃなくて、もっとみんながちゃんと稼ぎながら好きなことを仕事にする選択ができるようになってほしい。
だから私は絶対に絵で稼げるようになって、美大を出ていなくてもとびぬけた才能がなくてもイラストレーターとしてやっていける、人生を我慢しなくていいということを自分自身で証明し、その経験や方法を皆さんに伝えていきたいと思っています。
本当に凡人なので、正直絵の上達ができず悩むこともたくさんありますが、そんな自分がやるからこそ、きっとたくさんの方の勇気になると信じているのです。
すみませんだいぶ長くなってしまいましたが、やっとNFTと繋がります(笑)
今までクリエイターは安月給が当たり前と思われてきましたが、NFTはそれを覆す可能性を秘めているわけです。
これはやってみるっきゃないですよね!
とは思いつつ詐欺が多いと聞くしビビっていたのですが、専門校の受講生だった方が背中を押してくれたこともあり、NFT界に入ってくることになりました。
私は以前から、イラストを仕事にしたい人&している人が情報交換をしたり切磋琢磨する交流の場としてのコミュニティを作れないかと考えていたので、それをNFTコミュニティと繋げることができないかな…?と考えています。
実は現在それに近いものを、私が働いている学校で「サークル活動」として立ち上げ、既に2年程運営しています。グループには100名以上の方が参加してくださり、活動もだいぶ活発化してきました。
ただそれは学校内で作ったものなので、私が辞める時には誰かに引き継がないといけないわけで…。基本的に+αの業務となってしまうので、引き継いだ後何年存続させてもらえるかはちょっと怪しいところだな、というのが本音です。
なので辞めた後もコミュニティ運営ができるように独立させたものを作り、しばらくはNFT関係の方とそれ以外の方が混じる形で運営していこうかな、というのが現在の計画です。(そこからNFTに興味持って、こちらの世界に入ってきてくれる方が増えればNFT界の活性化にも繋がるかもしれないですね!)
〈クリスタル撫子について〉
さて、ここからはコレクションについてお伝えします。こちらが私が制作しているコレクション「クリスタル撫子」です。
私は元々、和柄小物や着物、京都の街並み等の日本の文化が大好きで、世界に向けて日本らしいイラストを描いて発信できたらいいなぁと思っていました。
(京都はよく一人旅で行っています。春夏秋冬のそれぞれ一番綺麗な時期をコンプリートするのが夢なのですが…冬の雪景色だけがまだ見られていません(泣))
ただ、着物の女の子というだけではそこに意味を持たせることができないので、「クリスタル×着物」にしたらどうかなと思ったのが始まりです。(英語にする関係でクリスタルと名付けましたが、日本語だとパワーストーンのイメージです。)
クリスタルには昔から伝えられてきたパワーがあるので、ホルダーさんにそれぞれの石が持つ幸運が訪れるように、という願いを込めています。
☆コンセプトは、「誰もが最高に輝ける人生を」☆
それぞれが好きなこと、やりたいことを思いっきりやって、クリスタルのように輝ける人生を送ってほしい。クリスタル撫子には、そんな意味を込めています。そうした理由は、前章で書いてきた通りです。
ちなみに、「宝石」は原石から価値が高いと認められている石しか使ってもらえませんが、クリスタルとなるとそうではなくなってきます。
人生で大事なのはそれぞれが本当に望む生き方をできることであり、人の価値観に合わせるものではないと思っているので、それぞれの個性や価値観を大事にしようという意味を込めて宝石ではなく「クリスタル」にしました。
クリスタル撫子が皆さんの手に届いて、幸運をもたらせてくれますように…まぁリアルな話、価値がちゃんと上がるように頑張っていこうと思います(笑)
ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。
とりあえずはここまでですが、実はまだまだ書きたいことがありまして…
情報量が多くなりすぎてしまうので、また別の記事にまとめようと思います。ただそちらは更に先の人生の展望に近い話で、現実的にNFTに繋がるのはもっともっと市場が広がらないと難しいと思うので…本当に読みたい方だけ読んでいただければ大丈夫です。
まとまったら、ここにもリンクを貼っておくようにしますね。
まずは目の前のことを一つ一つやっていければと思いますので、皆様是非今後とも、よろしくお願いしますm(__)m!!