処方箋のないクリニック
久しぶりにふらっと訪れた本屋で手に取った文庫本。
短編の医療小説特に第一話の高齢ドライバーが免許を返納しない「もみじドライバー」は普段接する高齢者あるあるの話で身近に感じる。
実際にはいないだろうなと思える風変わりな医者が魅力的で読後気持ちいい。
一気に読んでしまい、続編も読みたくなっている。
以前読んだ「スピノザの診察室」も主人公の医師が魅力的(イケメンとかではなく人格が)、しかも舞台が京都で余計に惹かれた。映画化されるらしいが独特の京都感は小説だからこそ感じられる気もする