つるスマNext#1 feat.イセブラを手伝ってきました

埼玉県秩父市でスマブラSPのオフ大会「だんべe」を主催しておりますグルコースという者です。

2024年2月18日(日)に行われた「つるスマNext#1 feat.イセブラ」に機材貸したり当日運営したりで手伝ってきました。

今回は128人規模。群馬では初の規模で、北関東でひっくるめて考えて見ても中々ない大きさの大会でした。

これを書いているのはそこから帰宅して風呂入って歯磨きしてそれからです。現在時刻23:10。絶対に正常な頭の働き方していませんが、あえてこの状態で書いてみるのも面白いと思うのでこのまま進めていこうと思います。


準備における姿勢

主催者のブラフさん。色々なスタッフ経験のあるブラフさん。ヘアカラーを3回入れたブラフさん。

そんなブラフさんが旗を振って皆を動かしていたこの度のつるスマでありますが、力入っていましたね~。やる気が違いましたよね。

やる気の違いを一番感じるのは、やはり当日に至るまでの準備においてでした。

スタッフのタイムスケジュール表だったり、会場の設営図だったり、まあその辺りは私も作ったことありますが、それを作るという事自体が並の熱量でできる事ではありません。大変ですからね。

それに加えて各スタッフ個別に、時間ごとの業務指示書的なものを作っていました。

私用の指示書もしっかり送られてきましたよ。それがあるのとないのでは動きのイメージのしやすさが全然違いましたね。

他にもシード決めやサムネ作りや機材の管理等々…

大量にあるやるべきことを、ちゃんとやっている。うわぁ、128人規模ってこんなにやらなくてはならないのか。と思ってしまいましたが、別段128人だからやらなくてはならないという訳ではないのです。

本当なら64人の大会でも、32人の大会でもやった方が良い事です。

規模が小さいから文句言われないだろうという気の緩みからなあなあで済ませてしまっている事です。妥協しているのです。これは良くない。

準備8割と言いますが、真理です。自分のイベントでもこういうところちゃんとやらないとなと思わされたところでした。

知らない会場だ…

今回の会場は「Gメッセ群馬」

デカい
綺麗
駅から近い

と三拍子そろった会場でありました。

300㎡の会議室に128人はちょっと人口密度高めだった気もしますが、それも何とかなりましたね。

何故熊谷にはこういう会場が無いのか…

秩父にもあるのに…

秩父にあっても意味ないのに…

調べたところ熊谷にあった広い多目的ホールは令和4年で老朽化により建て替えになってたみたいです。利用再会は令和7年7月からだそうで、新作が出るころに使えるようになってる感じですかねぇ…先は長いですな。

設営、受付、トナメ進行、実況、片付け

この順番でやってました。

それぞれ補佐みたいな形でしたけどね。

事前にブラフさんから「めっちゃ色々なことをしてもらうことになる」と脅されていたのですが、とはいえそんなこと無いだろうと高をくくっていたらブラフさんの言っている事は脅しでもなんでもなくただの事実でした。

器用貧乏ここに極まれりといった様子で色々な事やらせてもらいましたね。それぞれ主となってやる人がよくできる人たちだったので円滑に進む業務の中、楽しく体験させてもらっていました。

聞くのと見るのとやるのでは分かることも身につくことも違いますから、運営としていくつも成長させてもらえた気がします。

64人規模のスマガヤでは私が運営業務の全体像を把握しきれていなかったことで当日運営にかなりもたつきが出てしまいました。こうした機会で全体の良いとこ取りしながら身を持って一日の流れを体感できたのは次回のイベントに直結してくると思います。何より楽しかったです。

オフの終わりと夜

イベントの終わりは19時くらい。

撤収作業が終わりに差し掛かってきたのは19時40分くらいでした。

Gメッセ群馬はイベント会場から立体駐車場まで連絡通路があり、そこは橋の様になっていて外の景色が見えます。

19時過ぎともなると真っ暗です。気持ち的にも暗いというか、落ち着いた雰囲気にさせられてしまうのです。半ば強制的に。

オフイベの終わりも、最中との高低差で寂しさが襲ってくる。それとそれの相乗効果で、そういう気持ちになっていました。

でも不思議とネガティブな感じはしなかったんですよね。とても心地よかったです。楽しかったなーというところだけが感じられた良い時間でした。

私は大抵こういう時って焦りみたいな感情が大半を占めることが多くて、好きか嫌いかで言えば嫌いなタイミングだったのですが、今回はそうではなかった。

つるスマが楽しかったと心から思えていたからなのでしょう。走っている最中はそんなこと分かりませんでしたが、片付けが終わって、一旦ゴールテープを切り、振り返ってみると、とても楽しかったのだと気づくことができました。それって幸せな事ですよね。

地方の大きい大会っておもろいな

私は前々から言っていますが、スマブラのイベントが東京に、都会に一極集中するのは面白くないと思っています。

コミュニティには多様性があればあるほど面白いという考え方です。

だからこそ、私は自分の出身である秩父のコミュニティを育てようと躍起になっているわけで、たいへん効率の悪いことをしているのです。

東京の大会と比較して地方の大会だと、やはり人工的な問題で規模を大きくする難易度が上がります。だから私は小規模の良さはどこだろう、大規模との差別化はどうするべきだろう、という事ばかり考えていたのです。

でも今回かなり近い距離から128人規模の大会を見て、やはり大きい大会は盛り上がる、これはもうどうしようも無いなと思いました。

ただ、この盛り上がりは点だけで評価できるものは無く、群馬のコミュニティが育ってきた線で見なくてはならないと思っています。

もし、何の背景もなく軍まで128人集めたところでこうはならなかったでしょう。イセブラの歴史が、つるスマの歴史が、それぞれの主催の歴史が全て結集したからこその盛り上がり。

そう考えると、今回の大会は128人の参加者+10数名のスタッフの150人前後で作り上げた様に見えて、実はもっと多くの、総計にして200人300人の、歴史を作ってきた人たちによって成立されていたのだろうと思いました。

歴史を作る。うーんかっこいい。

私も自分のやりたいことを点と点で独立させて見ていた節があるかもしれません。舗装されてない土地に道路を敷くようなことを、私もやってみたいものです。やりましょう。

好きな事に一生懸命

後日談、というか今回のオチはこんな感じです。

趣味が無いとか、楽しいことが無いとか、そんな事を言う大人には絶対になるまいと思っていた私ですが、好きなことを好きでい続けるのは難しい。

ありふれた言葉ではありますが、身を持って体感している日々です。

めんどくささとか利益とか外面とか、そういう物と自分の好きを天秤にかけて、好きを貫くのは並大抵の事ではない。

つるスマに関わらせてもらって、純粋な自分の好きという気持ちを原動力として動かせてもらえて、心が元気になった気がします。

これからもこんな風に動いていけたらいいなと思います。

ありがとうございました!


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