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そこに座ってはいけない!1ゲームも回すことなく、低設定を回避する可能性を高める。死点(デスポイント)とは。


皆さんはじめまして。竜宮と申します。
お読みいただきありがとうございます。
突然ですが、問題です。

マイジャグラーⅤ。8台構成一列島。4台に1台設定6投入

というイベント、状況だったとします。問題を
わかりやすくする為、極端な回転数とボーナス回数
を設定してみます。現在、4番台が3000ゲームで
ビッグ30回、レギュラー30回。合算50分の1。
設定6を大きく上回る状況だったとします。
4番台の設定6が濃い状況。残りの設定6は残り
一台。さて、設定6の候補は…では無く、極めて
低設定であることが濃いのは何番台でしょう。
それは何台あるでしょう。そして、その理由、根拠は何でしょう。4番台以外の台の回転数
はゼロ回転とします。これが問題です。
これが瞬時に分かった方。あなたはきっと高設定に座ることができる機会が多い方でしょう。
「そんなの4番台以外の全台が候補じゃん」と
思った方は、是非最後までお読みいただきたいと
思います。

ジャグラーと新ハナビの設定状況が良い
ホールに通う機会がありました。
余談ですが、私はホールで目立つ行動を
極力避けます。例えば、アイムジャグラーを
打つ時は小役カウンターを使用しません。
マイジャグラーのお客さんとアイムジャグラー
のお客さんでは、客層が違うホールでした。
マイジャグラーは若い方が多く、アイムジャグラー
は年配の方が多い。年配の方が多いところで
小役カウンターを使用しているだけで、年配の
常連さんに威圧感を与えている可能性があります。
「さりげなさ」はとても大切です。そもそも、
小役カウンターを使用している方を「上級者」
や、「勝っている方」と私は思ってないです。
小役が悪かろうと、当たれば続けているし、
小役が良かろうと、当たらなきゃヤメていきます。
そんな人が小役カウンターを使用している方
の特徴です。私も小役カウンターを使用しますが、
数えるのは主に隣の台の小役です。隣で小役が
揃ったら、タイミングをずらしてカウンターを
押します。自分の台の小役(ベース)は、良いか
悪いかは判断がつきます。流石に20年以上
パチスロに触れているとそんなものです。

店員さんとも仲良く会話をしたりしません。
コインを流す時や、景品交換の際も
言葉を発するのを最小限にして、その代わりに
しっかりと会釈をしてお礼を伝えます。

常連さんにも、自ら話しかけたりは
一切しません。ただ、話しかけられたことに
対しては、失礼のない受け答えを年上、年下に
かかわらず必ず敬語で返します。

目押しが苦手で、ボーナスが揃えられずにいる
方が隣にいても、「押しましょうか?」と
声をかけません。昔、親切心で揃えてあげよう
として手を台に伸ばした方が、思いっきり手を
跳ね除けられたのを見た事があります。
パチスロには、パチンコには無い「揃える悦び」
があるのです。もちろんですが、頼まれれば
快く揃えます。大した労力じゃありません。
シビアな話になりますが、常連さんの目押し力は
設定に繋がっています。目押し力が低い常連さんがいるから、低設定が稼働するから、高設定が
入るのです。優良店ほど、我々が思っている以上に
客層、お客さんを観察しています。

そんなホールで、私は開店と同時にお店に
入ったのですが、狙っていた数台が押さえられ、
しばらく様子を見ることにしました。
開店時の並びが少なく、昼前くらいから稼働が
上がるホールなので、油断していました。
台に触らず、1ゲームも回さず帰ることは
よくあります。何の根拠もなく座って、適当に
負けるのが、パチスロを嫌いになりそうで
イヤだからです。
まあ、こんな日もあるさ、と私は店内のベンチで
コーヒーを飲んでいると、「おはよー」と声を
かけられて、たぶん年齢は50代半ばの女性が
隣に腰を下ろしました。Mちゃんとみんなから
呼ばれているアイムジャグラーの常連さんです。
何回か目押しを頼まれて、それから話しかけられる
ことが増えました。「おはようございます。」と
会釈をすると、コーヒーの飲んでる私にコーヒーを
ニコニコして差し出しながら「もう、ホント勝てないのよね。イヤになっちゃう」と苦笑いする
Mちゃん。「そんなときもありますよ」と、
会釈をしながらコーヒーを受け取ります。
「やっぱり、私、ヘタクソだから負けるのよね。
揃えられないし」と苦笑いしたので、
「ボーナスが揃えられるから、ボーナスが
いっぱい当たる訳ではないですよ。揃えられる
のは得をしていると言うより損をしてない
というだけです」「でも、いつも出してるから
すごいなぁって思うの。」「いつも出してない
です。出ない台に座った日は諦めて帰るから
そう見えるだけです」年配の方と話すときは、
「設定」というワードを使わずに、「出る台」
「出ない台」と表現するようにしています。
そんな会話をしていると、「トータルで勝つなんて
ムリなのはわかってるの。ただ、勝ったり負けたりしながら今月はちょっと負けた…くらいになりたい
だけなのよね。毎日出てる台が結構あるじゃない。
私だけ負けてるみたいで」たしかに、ホールは
優良店の部類です。恐らく、ベースは設定2ベース。
1もあり、ベースが甘いと上は4くらいになるの
ですが、8000ゲーム近い稼働で、合算が100分の1
に近い台も複数、平常営業でも見受けられ、差枚数から算出したブドウ確率も6を上回っていたりする
ので、毎日6は入っている…と推測していました。
高設定は、お客さんへのサービス、還元の為に使用
されるのではありません。「出ない店」と判断
されると客離れに繋がり、経営不振となるのを
防ぐ為に使用するのです。昨今の光熱費高騰、
新台の高額化、スマパチの不振の中、設定4という
日和った(ヒヨった)設定でなく、特日(イベント)でない日も設定6を使用し、しっかりと差枚が
出る台を作るのは企業努力です。
「勝ったり、負けたり…はできますよ。充分
できます。もちろん、Mちゃんもです。」
「ホントなの?」とちょっと真顔になっています。
Mちゃんは海鮮系の問屋さんのおかみさんで
身長は低く、若干ふっくらしていて、腰の低い
旦那さんもたまにパチンコを打ちに来ます。
いつもシックで綺麗な服を着ていて、打っている
台が当たると遠くからでも私にニコニコしながら
駆け寄ってきて、「ゴメーン、揃えてー」と
頼みにくる愛嬌がある、常連さんからも愛され
キャラです。いつも朝早くから仕事をされて、
昼前から昼過ぎにホールにいらっしゃいます。
「ねぇ、何かアドバイスない?私でもできる
ような。って、あるわけないよね。さすがに」
「アドバイスってほどでもないですけど、
ありますよ。」「ホントなの?いいの?」
「はい。いつもコーヒーをご馳走になってますし」
「いっぱいお茶をお返ししてくれるじゃない」
と言うと、持ってた小さなバッグからメモ帳と
ペンを取り出したMちゃん。「仕事の電話が
来た時のためにいつも持ってるのよね」と
いつもどおりニコニコしてます。
「では、たった一つだけ。・・・・・な台には
座らないでください。これだけです。」
「え?え?それだけなの?」「はい。これだけ
です。」「理由はあるの?って、きっとあるのよね。私には全然わかんないけど。」「理由は
もちろんあります。少し長くなるので、今度話しまます。その代わり、必ずそれを続けて
ください。あとは、人に話さない事です。
それより、そろそろ行きたいでしょ?」と私は
アイムジャグラーの島を指差します。
「うん!行ってくる!アドバイス守って
がんばってくる!」と、Mちゃんはベンチから
立ち上がると、小走りでアイムジャグラーの島に
向かって行きました。

以下の記事は
・攻略法、オカルト等の類ではありません。
・全て長いスパンでの経験値(実践値、関係者談)
に基づくものです。
・今回の記事は、一切の技術(目押し等)を
必要としません。
・仕事帰りでホールに行く方(履歴打ち)が
多い方、開店から行けない方、専業の方等、
様々なシチュエーションで可能です。
・あくまでも、少しでも収支が上向く事を
目指す方を対象にしています。趣味打ち、
レジャー感覚の方は購入の必要はありません。

・例題はAタイプですが、AT機、ART機等
機種の特性は問わず使用できます。
・島の台数、島の構成(一列構成、背面構成等)
に関わらず使用できます。解説もしています。

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