【8本目】リトル・マーメイド

※ネタバレ

構成

３幕

起：アリエルは海の王トリトンの娘でお姫様。アリエルは好奇心旺盛で人間界に興味がある。しかしアリエルの母を人間に殺された過去があるため、父から陸に興味を持たないよう言われている。そんなある日、海の上で花火が打ち上がる。アリエルは好奇心を抑えられず花火を見るため人間に近づいてしまう。人間は敵と教えられていたアリエルだが、エリック王子の優しさに触れ（盗み聞きし）、人間全員が酷いわけではないことを知る。その時、スコールが降り船は転覆。ついエリック王子を助けるアリエル。寝ているエリック王子に歌をささげ、海へ帰る。
承：アリエルはエリック王子のことが忘れられない。よくエリック王子が住む島を見に行くようになり、それに怒った父がアリエルにブチギレる。コツコツあつめたアリエルの宝物たちも壊されアリエルは傷つく。そんなとき、叔母のアースラがアリエルに近づいてくる。（このあたりが１時間経過くらい？）アースラの魔法で人間の足を手に入れるチャンスを与えられるアリエル。条件は３日以内に愛のあるキスをエリック王子とすること、声は奪われること。罠だと薄々感じながら、人間の足を手に入れるアリエル。アリエルは島の人たちに保護されお城へいく。エリック王子はアリエルのことをずっと探していた。しかしエリック王子のアリエルの記憶は声のみ。声を奪われたアリエルはエリック王子に自分が声の主であることを伝えることができなかった。ただ、アリエルの好奇心旺盛な正確がエリック王子は気に入る。二人はすぐに打ち解け、エリック王子もアリエルのことを好きになる。最終日の３日目、いきなり島に声の主と主張する美女が現れる。エリック王子は心に違和感を感じながらもその美女と結婚することになる。アリエルは傷つく。そして城を離れる。が、その美女は実はアースラで、魔法でエリック王子を騙していることを知るアリエル。アリエルとエリック王子は誤解が解け、キスをしようとしたところで時間切れがきてアリエルはアースラにさらわれる。そしてアースラはトリトン王から王の座を奪う。
結：そこにエリック王子がアリエルを助けにくる。アリエルはエリック王子に心を支えられ、人間の知識を使ってアースラを倒す。しかし二人はまた離れ離れに。自分のせいで海に危険を招いたアリエルは父の教えを守り、ただ人間界を眺めるだけになった。そんなアリエルをみて、父はアリエルからの子離れを決意。二人は結婚し、人間も人魚も共存する未来を見せて終わり。映画ラストのセリフはアリエルから父に向けて「お父様、愛してる」。

３行

好奇心旺盛のアリエルは父の教えを破り人間エリック王子に近づいてしまい、エリック王子に恋をする。
どうしても人間界にいってみたいアリエルは魔女アースラに人間にしてもらいエリック王子と会うがミッションを叶えられず、アースラに父の持つ王の座を奪われる。
アリエルとエリック王子で共に戦いアースラを倒し、アリエルは人間になって、二人は結婚、アリエルの父も子離れする。

公式化

セリフ

キャラ

• アリエルとエリック王子の共通点：好奇心旺盛。冒険が好き。王子様とお姫様。動物に好かれる、好き。今の生活が息苦しい。

• アリエルを守る仲間。セバスチャン（優しい執事、アリエルに振り回される）、スカットル（ちょっとアホ、ムードメーカー、アリエルが信用している友達）、フランダー（素直な子供、ちょっと背伸びする、アリエルにとってかわいい弟？）

ストーリー

• オープニング：荒ぶる海。アンデルセンの言葉。（Disneyのリメイクと思って見ていたが、アンデルセンだったとハッとなり背筋がぴんとなった）

• カセが大胆：①人魚と人間。②声を奪う。③３日以内にキスをしなければならない。

• 見せかけの成功または失敗：キスしようとして時間切れになったり、サメに食べられそう！となってから逃げ切れたり。

構成

• アリエルとエリック王子が本当に出会うのは１時間過ぎてから。それまでは観客だけが二人の意思を知っている。（会いたい）

小道具

• 人魚の人形：人魚である自分を思い出させる

• 望遠鏡：エリック王子が落とした望遠鏡を拾うところが二人の接点の始まり。（どちらも好奇心が旺盛という共通点を表現）