古墳シスターズの活動日誌その2


こんにちは。松山です。


今回でこのnoteも第3回目となります。ぼちぼちこのnote開設の本来の目的であるところのイベント告知や宣伝活動などを始めていけたらと思っています。


前回書いた古墳シスターズのメンバー紹介(?)みたいな雑談も時々はコラム的なノリで書いていくつもりですが、無駄にカロリーを使うのと書き終えた時の「だからなんなんだ」という悲しみに近い徒労感というか、要するに精神的な費用対効果がかなり良くないという理由でしばらくは書きません。またトピックができたら書いていきます。




さて、というわけで今回のテーマは「ロードトゥーはにフェスツアー2022」(以下「ローはに」)です。


「ローはに」とは今年8月から始まった古墳シスターズのツアーで、今年の年末12月10日に僕たちの地元香川県高松市にて開催予定の古墳シスターズ主催フェス「はにフェス」を最終ゴール地点とした一連の動きのことを言います。


もともとこの「フェスをしたい!」という発想自体は、実はけっこう古くから古墳シスターズにはあって(もっとも、当時は「フェス」なんて上質な言葉は使わずに「なんかしてえ」みたいな知性のかけらもない言い回しでしたが)、それがちょうどバンド活動10周年を目前にした今、ようやく色彩を帯びて形になったという次第であります。



フェスやりたい!となった直接的なきっかけは昨年ガガガSP主催の長田大行進曲に出演したことです。今でも上手くは言えませんが、僕らがしたいことって結局こういうことなんじゃないの?というのが全部そこにあったようなそんな気がしたイベントでした。そのときが「したいこと」から「しなくちゃいけないこと」に変わったタイミングだったようにも思います。


古墳シスターズというバンドがどういうバンドなのかという説明を求められたとして、もちろん羅列して情報を連ねることはいくらでもできますし、逆にそういった情報ではなく思いの丈をここでつらつらと書きなぐることもできますが、わりと僕はシンプルに「香川県のバンド」くらいにしか考えていなかったりします。

で実際僕はライブのたんびに「香川県高松市からきました」と言ってるわけです。

ただこれがほんとにライブでは心強くて。

まずはこれ言っといたらなんかいけそうな気がするんです。どんなに緊張したって、お客さんがほとんどいないガラガラのライブハウスだって、この言葉があれば歌えて、ギターが弾けて……。僕にとっては魔法の言葉なんです、「香川県高松市からきました」ってのは。


でも決して「だから」というわけじゃないです。フェスをするのは。香川に恩返ししたいとか地元を盛り上げたいとか地元に貢献したいとか観光大使になりたいとかそんなんじゃくて。

ただ香川県のバンドだから香川県でなんかしたいなっていうそんな感じなんです。


もうツアーは、先に書いたように始まってます。何箇所かはもう終わっていて、そのときにも言ったと思うんですが、このフェス、まだ始まってもないし、なんならできるんかなってほんまに思ってるくらいなんですけど、僕らにとってはもうすでにとても大切なイベントです。


ほんとにたくさんの人に来てほしいし、楽しかったって言ってもらいたいです。だったら直接言わないとダメだなってツアーを組みました。YouTubeに告知動画あげたりとかSNSで「ぜひ来てください!」とか言ったり広告出してもらったり、それだけでもいいのかもしれないけど、でも香川県、めちゃくちゃ遠いですからね。簡単に来れる距離じゃない人に動画だけで「来てください」ってのもなんかキモいなと思うんです僕は。


引き続きツアーは続きます。次は石川県金沢市。調べたら525キロありました。

525キロ先のライブハウスにどうやって来てもらえるんだろう。

どんなライブをしたらいいのか、なんて言ったらいいのか、どんなセットリストがいいのか、こうしてツアーが始まった今でも正直なんも分かってません。

つくづく思いますが、ライブハウスは遠い。コロナでライブハウスは遠くなった、みたいな発言をちょっと前はよく聞いてましたが、そんなの古墳シスターズからしたら何を今さら。初めてお客さんが0人だったとき、焼き芋フローズンのコールアンドレスポンスを「聴こえるまでやります」とかなんとか喚きながらやったあの日から僕はずっとライブハウスは遠いところなんだと思ってます(そのとき唯一松本くんが隣で僕のコールアンドレスポンスを返してくれてました)。ただ石川県の人で万が一はにフェスに行きます!というような人が現れたらそれはそれでその人の人柄含め心配という複雑な心境でもあります。525キロよ?


まだまだ続くこのツアーのどこかでお会いできることを心から楽しみにしております。書いてて、こういう気持ちだったりはnoteでもうまく言えません、やっぱり。どうしても直接行って歌った方がいい気がしてしまいます。なので都合が付くようでしたらぜひライブハウスにきてください。とっても楽しいですよ!古墳シスターズのライブは。なんたって本物の松本くんもおばたくんも川村くん(たしかラース)が見れますからね。ぜひお待ちしてます。

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