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桜の開花🌸

東京の桜の開花をニュースではなく
自分の目で確認したのは昨日のこと。

主に猫が使っていたコタツを片付けて
ダウンコートも片付けて…
寒かった長い冬も終わりを感じる今日この頃。

久しぶりにnoteを書いてみる。
文章を書くことはほぼ毎日していたけれど
特に誰かに読んでほしいとかではなく
自分の心の整理のためだったので、下書きが溜まっている…それはそれで良い気がしている。

保育士の仕事を休んで自分と向き合って生きていたこの数ヶ月。
なんだか自由に好きなことをやって生きている人とたくさん出会った。
やりたいことしかやりたくないから!とか
楽しくないからやらない!とか…

大人になってから、そんなこと言う大人周りにいなかったなぁ…
みんな我慢!忍耐!
やらねばならぬ!みたいな生き方をしていた。

無理してなんぼ!みたいな…
頑張らないと取り残されてしまいそうで、がむしゃらに頑張っていた気がする。
笑いたくないのに笑って
大丈夫じゃないのに「大丈夫!」と言う。

道端で酔っ払って倒れていた人に
「大丈夫ですか?」と声をかけたら
「大丈夫です!」って返されたことがある。

「自分で大丈夫ですって言う人はたいてい大丈夫じゃないから、本当に大丈夫なら今すぐ立って家に帰ってください」と伝えた。

外は寒かったし、このままここで寝たら、
今は大丈夫でも本当に大丈夫じゃなくなるかもしれないと思って、少し強めに言った。

「そうですよね…」と立ち上がって歩き出したところを見送って帰った。

本当に大丈夫だったのかもしれないけど
本当に大丈夫じゃなかったかもしれなくて

本当に大丈夫じゃない時も
「大丈夫ですか?」って声をかけてもらうことで
意外と大丈夫になる事もある。

たまたま遭遇して、たまたま声をかけたけど
そのたまたまがなかったら大丈夫じゃない事態になっていたかもしれない。

大丈夫です!って大丈夫じゃないのに笑って働いていた時のことを思い出すと
今でも苦しくなってしまうけど
それでも、成長した子どもの姿を見たり
ふと思い出す楽しかった出来事に
楽しく仕事させてもらっていたなぁと思う。

長らく保育士の仕事をしていたけれど
保護者の方にはとても恵まれていて
皆さん本当に温かくて、優しかった。
大きなクレームもなく、いつも優しい言葉をかけていただいていた。

それでも、苦しくなって辞めてしまったけど…
やっぱり求められるのも
やりたいなと思うのも子どもに関わる仕事。

やりたい事をやるのが1番だけど
求められる事をやるのも良い事だよとアドバイスされた事もあった。
やりたい事も求められる事も一致するならば迷う事はないなと思った。

色々考えたし
声をかけてもらって色々お手伝いもして
発達支援センターのようなところで働いてみたいなと思って
本格的に探し始めて、すぐに家の近くの発達支援センターでの仕事が決まった。

主に自閉症の児が通う療育。
保育園とは似ているようで、全然違う。
仕事が決まってから、自閉症に関する書物をたくさん読んだ。
読んでもなんとなく理解できる事も多いけど
たぶん現場に出たら、戸惑うことと思う。

分からないことだらけだから
やってみないと分からない。
でも、またやってみようと思えたのは
自由に楽しくやりたい事をやって生きている
ピーターパンみたいな大人達のおかげ。

やってダメなら、また辞めたら良いじゃん!って
背中を押してもらうってなんて心強い事だろうと思う。

私も今から、そんな大人になれると良いなと思っている。
普通って何?ってことになってしまうから
普通という言葉はあまり使いたくないけれど

生まれながらにハンデを持った児に関わる大人として
ハンデって何?って事になるからこの言葉もあまり使いたくないけれど…
それも個性として自分自身が受け入れて
どうしたら生きていきやすいか、
ダメな時は助けてもらう!その方法を伝えて
共に成長できたら良いなと思っております。

どんな立派な人だって1人では生きていけないし
大丈夫じゃない時は助けてもらえば良いのだから
そんなのみんな同じだよなぁ…と思う。
私もきっと1人で考えていたら
きっと今頃まだ鬱々としていただろうし…

心も体も元気になって
また新たな挑戦をしてみようと思えた出会いに感謝して
私も誰かのピンチにそっと背中を押してあげられるような
逞しいけれど、楽しむ事を忘れないそんな生き方をしたいなと思う2023年の春。

綺麗な桜を見上げて新たな気持ちで頑張り過ぎずに頑張ろうと思います。


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