(りょペが語る)幻想即興曲【Fantaisie Impromptu】

ピアノで弾きたい曲ランキングを作ったら、確実に上位に挙がる『幻想即興曲』。この名曲はどのように生まれたのか、りょぺが語る。

即興曲第4番嬰ハ短調 遺作 作品66

【フレデリック・ショパンが作曲したピアノ曲。
ショパンの死後1855年、ショパンの友人の手により『幻想即興曲』(Fantaisie-Impromptu)と題して出版された。】出典:wikipedia

筆者(りょぺ)はこの曲が好きすぎてインスタのユーザーネームをこの曲に準えた名前にしたところ、DMで「誰おまえ」と非難されまくりサンチョになった経験アリ。

難易度や曲の構成は一旦置いておいて、『なぜショパン自らの手で出版されなかったのか』についてのあらすじ。

この曲を書き残しこの世を去る際、ショパンは友人のユリアン・フォンタナに、この曲を焼き捨てるように伝えた。
ショパンは完璧主義者だった。自分がこの世から去る時、駄作を遺して逝く事が許せなかったらしい。完璧主義者って変だね。
(どの作曲家も耳👂が聞こえなかったり、目👀が見えなかったり、✋指が15cmだったり、ピアノ🎹あんまり知らなかったり、って感じの変態🏩ばっかりだけど)

ショパンに焼き捨てるように言われた幻想即興曲。
フォンタナは焼き捨てるにはもったいないと思ったらしく、この曲を焼き捨てずそのままにしておくどころか、自分で名前まで付けちゃった‼️
それが【幻想即興曲】あるいは【Fantaisie-Impromptu】なんですね〜、ビックリ🫢
『こんなに美しい曲は【幻想】みたいだ!』って事で付けたらしいです。
でもこんな名曲を焼き払ってしまってたら世界の損失なのでフォルタナくん大正解。素晴らしい。

実はもう一個ショパンがこの曲を消したかった理由があったとされていて、それは、ヴェートーヴェン作曲の月光第3楽章に、めちゃくちゃ似た部分がこの曲に含まれてるから。パクリかよキメーな‼️これはあんまり有名じゃないかも。

月光第3楽章の指運
幻想即興曲の指運

難易度や曲に出てくる技術について。
Op.10-4とかスケルツォ第1番より簡単、英雄ポロネーズ🐴よりは難しいくらいのイメージ‼️

↑バカにしてる?ってレベルの6連符
りょぺ、最初の2週間は手も足も出なかった。

この曲、最初から最後まで左手は6連符が続く。実は同じ動きが多いので慣れれば本当に簡単だったりする。右手は基本8分音符が多い。可愛い。
同じ事してばっかなので語る事ない。マンチェスターシティに移籍したウインガーみたいに同じ事ばっかり。

楽譜通りに弾くとおもんない、クソ。マンチェスターシティに移籍したウインガーみたいになる。
少し崩して弾くのが1番鷹れも🦅🍋になれて良い。強弱つけたり弱い所はペース落としたりね。

ショパンは「ピアノの詩人」と呼ばれたピアノ奏者、才能が作曲にも活かされている。
人間の手は力を抜いて自然に机の上に置くと、親指と小指を支えにして、中指が高くなるアーチ状になる。幻想即興曲はそのような指の構造にピッタリな指運、強弱。スラスラ弾けて良い。

リスト大先生と違って、ショパンは聞き当たりめちゃくちゃ良いのに弾くだけなら本当に指が楽なのに音が官能的。ショパン大好き。

上記の通り、ベートーヴェン作曲・月光第3楽章のあの部分と非常に似ている事で知られてはいる。パクリ。ショパンはカス。ペップをパクるアルテタ。

さようなら。

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