初ライブの思い出【18thライブサーキット“暁“】
初ライブの時に感じたこととか、思い出とかを綴っていこうと思います。
小さい頃に母の好きなアーティストのミニコンサートに連れていかれたり、インディーズバンドのライブをちらっと見学したことはありましたが、私自身が行きたい!と思って行ったライブはポルノグラフィティの『18thライブサーキット“暁“』が初めてでした。
ポルノのファンになってからだいぶ経つので、暁以前にもポルノのライブに行けるチャンスはたくさんあったんですが、チケットが取れなかったり、学生の身分で遠征ができなかったり、コロナの影響で反対されたり……まぁ〜色々あって。
念願叶ってようやくの初ライブ。しかもめちゃくちゃ地元。何回か足を運んだことのある場所だったので、行き方も分かるし〜ってことで一人で行きました。つまり、ぼっち参戦。
流石に会場に一人ぼっちで待機しているのは心細かったので、Twitterのフォロワーさんと合流。他に知っている人がいなかったので、ライブ開演直前までその人のくっつき虫状態になってしまって申し訳なかった。
開演が近づいてきた頃に、「そう言えばツアートラックまだ見てない!でもどこにあるか分からない」と諦めかけていた私に、「今見なくていつ見るよ!」と言って連れていってくれた神のようなフォロワーさん。その節は本当にありがとうございました。
席に着いたのは開演5分前くらい。右も左も知らない人。席は一階一列目のバルコニー席……と言ったらめちゃくちゃ近く聞こえるかもしれませんが、そのコンサートホールのバルコニー席は二階席と変わらないんじゃないかってくらい高い位置にあるので、昭仁さんや晴一さんを見下ろす形でした。とはいえ、めちゃくちゃ眺め良かったので、初ライブにして運を使い果たしてしまったかも。
いよいよ開演。暗転したステージの上にサポメンの方々が登場。私はサポメンさんたちを昭仁さんと晴一さんかと勘違いして早々に号泣。もちろん、サポメンさんたちに会えたのもすごく感動的なんですが。
「……(泣)(泣)((あれ?あの人よく見たら昭仁さんじゃないな??))」ってなってたらご本人登場。
逆に涙引っ込みました。テレビやスマホで見てたのと全く同じ顔を肉眼で見れてるってのが衝撃で、でも頭のどこかでは昭仁さん晴一さんがそこにいるってことを受け入れてる自分もいて、なんだかもうよく分からない!
呆然としていたら演奏が始まって、昭仁さんが歌い出して。
ぜんっぜん、生歌を聴いている感じがしない!!CD音源を聴いているとしか思えない!!
まさに「頭ん中バグっちゃって」ました。身体が固まってしまって、ハンドクラップすらできなくて。気持ちが追いつかなくて、身体が先に感動してるって感じ。それぐらい昭仁さんの生歌は、衝撃でした。
晴一さんのギターは逆に、CD音源と違う。そりゃライブでアレンジしてるからってのもあると思うけど……聴こえ方、迫力が全然違う。ステージに立ってる晴一さん、めっちゃ大男に見える。
とりあえず、一回目のMCが始まるまでは全然手拍子できなかったし、『カメレオン・レンズ』の時に昭仁さんと目が合った気がして号泣したりしていたけど、二人のゆる〜いトークでちょっとずつ緊張(?)が解れていきました。
MCによると、ポルノが私の地元に来たのは14年振りだったとのこと。14年振りですよ!なんでそんなにブランク空いてたの!
私がこれまでなかなかポルノのライブに行けなかったのはこの日のためだったのかなぁ、とちょっと運命感じました。
「そこは何回席!?」ってバルコニー席のこともいじってもらえた。
アルバム『暁』の収録曲がセトリの半分を占めるライブなんですけど、個人的に『暁』はポルノのメガシンカをまざまざと見せつけてくれるアルバムだと思っていて。スマートでシャープな今どきって感じの曲が多いイメージ。推し曲の『クラウド』、絶対くるって思ってたけど、聴けて良かったぁぁぁぁ。
対して『暁』の曲以外だと、『サボテン』や『ジョバイロ』などの懐かしめの曲が多くて、そのバランスが面白かった。
ライブ中盤で酸欠状態になったりもしました。
お腹を空かせてはだめだと家でしっかりハヤシライス食べて口の中ヒリヒリさせたくせにトイレ対策でほとんど飲み物を飲んでこなかったんです。あほですよね。『うたかた』の辺りからクラクラしてきちゃって、それ以降ところどころ記憶飛んでる。教訓、ライブ前も適度に水分補給。
でも、さすがポルノグラフィティの歌ヂカラというべきか、ライブを楽しみたいという私の根性が勝ったというべきか、途中から意識を取り戻し、ぶっ倒れることもなく。『ミュージック・アワー』の時は大はしゃぎでぴょんぴょん飛びまくってました。右も左も知らない人だということは忘れて。これには恋するウサギちゃんもびっくりです。『ミュージック・アワー』、ポルノで一番好きな曲だから聴けて感激だったな…
アンコールの『Century Lovers』と『ジレンマ』の時。なんかめっちゃ周りがキラキラして見えて、昭仁さんも晴一さんもめっちゃ楽しそうで、「このまま時止まりそうだな」って思ったのを覚えています。「止まって欲しい」じゃなくて「止まりそう」。それくらい永遠を感じる光景だった。
もちろん永遠なんてあるはずもなく、昭仁さんと晴一さんからのメッセージを読みながら会場を出たら、水筒に入ってるお茶をがぶがぶ飲んで、迎えの車を探しに行きました。
というわけで私の初ライブはこんな感じでした。
今のところお知らせとか全然ないけど、(フェスの出演予定は出てたね)今年はどうなるんでしょうね。近いうちにまた永遠感じたいです。
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