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ソーシャルビジネスフェス2023HOPE〜ピッチに泣いてリアルに感激した一日〜

「もっと社会を良くしたい」と願う人たちの集まりソーシャルビジネスフェス

昨日、2023年10月14日(土)神戸で開催された、こちらのイベントに行って参りました。

憧れの方に会って、ビジネスピッチに泣いて、メンターさんにお礼も言えて、めっちゃ感激かつ、刺激を受けた一日でした。

ソーシャルビジネスって?

社会問題を寄付やボランティアではなく、ビジネスで解決しようと、17年前に事業をスタートされたボーダレスジャパンさん。

小売、農業、教育‥さまざまな分野で社会問題を解決しつつ、がっつり売り上げも立てているというすばらしい会社さんです。

こちらの社会起業家育成プログラム(ボーダレスアカデミー)に、昨年私は9期として参加し、みっちり3ヶ月間「どんな想いを持ってどんなビジネスをするか?」を練り上げ、会社を設立するにいたりました。

そのときお世話になったボーダレスの方々にお会いできる!しかも地元の兵庫で!ということで、このソーシャルフェスは数ヶ月前からめちゃくちゃ楽しみにしたイベントなんです。

前に福岡でアカデミー同窓会があったのですが、前日からうちの3歳次女がナゾの嘔吐を繰り返し参加をキャンセル(子育てあるある)したので、

今回もどうなることか‥と心配しましたが、フェスの2週間前に次女が救急搬送されるという事件があり、当日は特に子どもが熱を出すとかなく無事参加。

お話したかった方とたくさん会うことができました!

芸能人がいっぱい‥

朝10時、神戸市内の甲南大学に到着。
会場に入ると、来場者の案内をしてくださるボーダレスジャパンのカンパニオの社長さんたちが。

いつもホームページやSNSでこちらから一方的にめちゃ拝見しているので、「あ!アフリカで活動されている〇〇さんだ」
「あ、いつもインスタで見てる〇〇さん!」とやや興奮。

会場内には芸能人がいっぱいいる感じ。

ボーダレスジャパン創業者の田口さんと鈴木さんも発見して、
アカデミー生のときからアドバイスをいただいたお2人の「生の姿」を拝見してめちゃテンションあがりました。

ホンモノだ‥

参加者は、関西以外の遠方から来た方が多く、中には夜行バスで神奈川から来たという学生さんの姿も‥

私は近郊に住んでいて、我が家から会場まで電車で17分の距離。

みなさん何時間とかけて来ているのに‥、なんかすいません。

でも、わざわざ時間とお金と労力をかけて、ソーシャルビジネスという"お祭り"にくる人がたくさんいるって、それだけでもうHOPEですよね。

お礼を言いたかった方に会えた!

私は1年前にアカデミーを卒業したのですが、そこで大変お世話になったのがメンターさん。

まだお礼を直接言えてない方々がいたので、この機会にぜひお話したいと思っていました。さっそくお二人をつかまえて、お礼と現況報告。

ついでに「今集客に行き詰まってまして‥」とちゃっかりアドバイスもげっと。
短い時間でもめちゃ真剣に助言してくださったメンターさんに、お礼を言いに来たはずが、また助言をいただくという‥。

自分的には今、すごく煮詰まっている状況なのですが、それをそのまま話すと「事業をやっていく上で、それはとても順調」と言われ、うれしいような、悲しいような‥

またメンターさんにお会いした時にいろいろ報告ができるよう、とにかく行動止めちゃいかんな、と自分自身に決意することもできました。

オンラインとリアルはちがう

オンラインでしか会ったことのない方は、実物は思ってた感じとちがうことも多く‥。

ちょっとこわそうな方なのかな‥と思ってた方がやさしそうだったり、意外と背が高いとか低いとか‥

私も「大久保さんって、思ったより明るい感じの方なんですね」って言われて、オンラインでどんだけ暗かったんだ‥?私?と思ったり。

一方でオンラインとまったく印象の変わらない方もいて、
やっぱりリアルで会うっておもしろい!って思いました。

ビジネスピッチに泣いた

今日のメインのひとつが、ボーダレスアカデミー卒業生によるビジネスピッチ。
まだ起業して数年以内の起業家たちによるプレゼンです。
私も同じアカデミー卒業生として(自分も応募したけど落選‥汗)応援にいきました。

5名の発表があったのですが、聴覚障害、難民、ストリートチルドレン、地域おこしと、テーマはさまざまにどれも本当にすばらしくって‥

中でも最優秀賞とオーディエンス賞をとったタツローさんのピッチに泣きました。

教育起業家の星野達郎さんは、ボーダレスアカデミーで出会った仲であり、学校へ行かないうちの娘が通うNIJINアカデミー(オンラインスクール)の校長でもあります。

まだNIJINアカデミーが構想段階だった1年まえ、小2の長女が突然学校へ行かなくなりました。そこから我が家の日常が急変。

子どもの不登校って親にとって「なり始め」が一番キツくって‥。

「なんで行かないの?」
「行かなくていいと思ってんの?」
「これからどうするつもり?」


‥って子どもには言わないですが・・
親は見通しのつかない事態に不安でいっぱいなんですよね。

そのときタツローさんに相談したら、意外な返答がありまして、超絶あかるい感じで「あー大丈夫です!全然問題ないでっっっす!」と。

そのあまりにもカラッとした答えに拍子抜けしたというか「マジ?」っておどろいて、そして親としてめちゃくちゃ心救われたんです。

その後タツローさんとは特に連絡を取ることもなく、月日が流れ‥8ヶ月ほど経った頃、例のオンラインスクールの話がもう"開講予定"になっていて、「9月1日〜新入生徒募集中」って目にした時には、ほんと驚愕でした。

新しい事業をここまでスピードあげて作ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいで。

親からすると子どもが学校へ行かないというのは「今困っていること」なんですよね。

「今日、明日をどうすればいいか?」っていう日々の中、3年後とかに開講されても意味がなくって。完ぺきじゃなくていいから、今をどうにかしてほしいんです。

だからスピード感を持って対処してくださったことに、保護者として本当にほんとうにありがたく思いました。

そんなタツローさんのピッチということで、熱い語りを聞いているうちに、学校へいかなくなった当初の親としてのツラい気持ちや、すぐに立ち上げてくれたことの起業家としての敬意娘の居場所を見つけてくれたことへの感謝に、ピッチを聞いていて涙が止まらなくなりました。

本当にNIJINアカデミーを作ってくれて、ありがとうございます。

そして保護者としても、この新しい学びがもっともっと選択肢として広がるように、行動していきたいと思ってます。

そんなこんなで、感激や感動で胸いっぱいになった一日。
夕方からの懇親会もアカデミー生やいろんな方とお話しできて、活力をもらえる良き時間になりました。

フェスが終わる頃には、自分の目の前の問題はまだ全然解決してなけど、なんとかなる気もする‥がんばろっ。て思える自分にSWITCHしておりました。

やっぱり人に会うって最高です。

みなさんお疲れ様でした。
ありがとうございました!





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