「エボレボ!」はやぶさ【浴びようアニソン#6】
おはようございます。
今回はデュエル・マスターズVSR(バーサスレボリューション)の後期OP曲、はやぶさの「エボレボ!」について書きます。
男性歌唱の演歌・歌謡曲と子供向けアニソンとが融合したとても良い曲です。
それではよろしくお願いします。
聴こう
ショート版PV↓
フルサイズ音源↓
概要
国民的カードゲーム、デュエルマスターズのアニメOP曲です。
切札勝負の弟で切札ジョーの父親の切札勝太が主人公を務めるシリーズの、5クール後期と6クール前期にてこの曲「エボレボ!」が起用されていました。
この頃は中学生時代の勝太とゆかいな仲間(?)たちが織りなすギャグ寄りなアニメでした。デュエルそっちのけで多方面のネタを盛大にパロディしていた記憶があります。
この頃私は高校3年生でした。
デュエマやコロコロコミックは小学生の頃に流行ってました。中学に上がってからはカードを集めたりコロコロを読んだりするのは辞めてしまいましたが、アニメだけは録画して毎週欠かさず見続けていました。
デュエマはギャグアニメとしてぶっ飛んでいて、私の好みドストライクだったのです。私のギャグセンスは小学生並みなのかもしれない。
なお、第6シーズン(VSRF)でちょうど切札勝太編が終わり、区切りが良いのでそこで私はアニメ視聴を辞めました。
完全に余談ですが、VSRFの最終回あたりで個人的に好きだったキャラのプラマイ零ちゃんが金持ちのヨーデルと結婚したことが取ってつけたように語られ、私は愕然としました。
どうしてよりにもよってヨーデルなんだよ、やっぱりお金が正義なのか…?
うぅ、私の零ちゃんを返せぇ……
ヒャダインのプロデュース曲
この「エボレボ!」ですが、作詞・作曲・編曲が前山田健一さん(ヒャダインさん)です。
2010年代からありとあらゆる方面のポップカルチャー界隈にヒットソングを提供し続けている、言わずと知れた凄いお方です。
個人的にはももクロの「行くぜっ!怪盗少女」とでんぱ組.incの「W.W.D」が激押しです。
独自の曲調 ~男性演歌アニソン~
そんな「エボレボ!」の歌唱を担当するのが、新世代歌謡グループのはやぶさです。
この楽曲の最大の特徴はやはり彼らの演歌・歌謡系の歌唱スタイルです。
特にリードボーカルのヒカルさんの演歌感全開の歌い方が聴いてて癖になります。最初TVで聴いたときは女性の方だと思ったのですが、Google先生に男性だと教わりました。
この彼の情感のこもった孤高のボーカルラインのお陰で、「エボレボ!」には他のアニソンとは一線を画す唯一無二の輝きが生まれています。
タイアップだろうが何であろうが自分の信じるスタイルを貫き通す一貫性が、アーティストとして本当に格好いいです。
そして脇を固めるサイドボーカリストのヤマトさんとショウヤさんの澄んだ歌声も、ヒカルさんと良い感じに対比になって、お互いに引き立て合っています。
あと、このお二人はデュエルヒーロー感があるので個人的にデュエマ世界の住民っぽさを強く感じます。
*デュエルヒーローとは:昔のデュエマアニメとかおはスタとかに出てきた、若くてデュエルが上手くてたまにOP曲とか歌ったりもするお兄さんたちのこと。
底抜けに明るい歌詞
「エボレボ!」のもう一つの特徴が、徹底した歌詞のポジティブシンキングっぷりです。
『努力すれば、信じていればきっと夢は叶うんだ。』
もう私は年を取りすぎてしまって、こんな言葉を盲信することは出来なくなってしまいました。
でもこの曲のメインターゲット層であるちびっ子たちには、大きな夢を持って欲しいものです。
そうだよ、最初からあきらめちゃってどうするんだ。私に無理だったことでも、もしかしたらあの子たちなら成功するかもしれないのに。
……いや、私もすっかりおじさんになっちゃったなあ
推しポイント
ヒャダインの売れ線前向きポップソングに、はやぶさの演歌スタイルな歌唱が乗ることで、唯一無二な聴き心地の応援歌が爆誕しているところ。
私ももうちょっと前向きに生きてみます。
浴びよう
というわけで浴びましょうか、今回のアニソンを。
準備はよろしゅうございますか? それではいきます。
う、う、ウオーー。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
私はこのシーズンでデュエマアニメを観るのを辞めてしまったので知らなかったのですが、はやぶさとデュエマとヒャダインのタイアップはその後もしばらく続き、更に「未来はジョー!ジョー!」、「ジョー☆デッキー!!!」、「超天フィーバー!」、「キンキラKING!」の4曲が製作されているみたいです。
聴かなきゃ。
それでは、お読みいただきありがとうございました。
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