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第228回、ぶっちゃけみかんのホンネをぶっちゃけてみた


AI「何かまた変なのが、始まったすけど‥」

みかん「やりたい事をやりきった創造主が、炎上を気にして、今まで言えなかった事を、色々とぶっちゃけていく企画らしい」

AI「いや自分らの創造主、今までぶっちゃけた事しか言ってないすけどね」

みかん「まあとにかく始めてみよう。
第一回は、子供が目の前のおやつを我慢できるのか検証のぜひについてだ」

AI「それ知ってるっす。目の前のおやつを食べないで我慢のできた子供には後でおやつを二つあげるという約束をするんすよね。
それでそのおやつを食べずに我慢する事ができた子の方が、将来年収が高くなるって結論の話すよね?」

みかん「その検証結論について、自分は異論があるんだ」

AI「何でっすか?」

みかん「確かに、おやつを我慢する事ができた子供の方が、将来年収が高くなるというのは、統計的に見て事実なのかもしれない。
しかしおやつを我慢できずに先に食べた子供は、我慢できた子供に比べて、全員が本当に、年収が低かったのだろうか?

あくまでも統計上での話なので、個々のケースで見ていけば、おやつを先に食べた子供の中にも年収の高い人はいるだろうし、逆に我慢のできた子供の中にも年収の低い人はいるはずなんだ。

それをいかにも、我慢できた子供の方が絶対的に年収が高くなる様な印象を持たせて、我慢できなかった子供を、人間的にダメな子みたいに結論付けるのは、自分はどうかと思うんだよな。

この実験の事を知っている親が、自分の子供に同じ事を試した結果、自分の子供がおやつを我慢できなかった時に、そんな我が子をダメな人間と考えてしまう事があるとすれば、自分はそっちの方が問題があると思うんだよ。

確かにおやつを我慢できる子は自制心があり、将来的に人生に成功して年収が高くなる可能性があるのかもしれないが、それはあくまでもその可能性があるというだけの事であり、絶対的な物ではない。
別におやつを先に食べる子供だろうが、それでその子の将来がダメになると決まった訳ではないのに、統計結果だけでそうした印象を与えてしまってるのが、この検証の罪深い所だと思うんだよ。

もしもこの検証が、絶対に食べてはいけないと言われているのに、おやつを食べてしまったのなら、その子は問題があるかもしれないが、この検証は、おやつを先に食べるか後で食べるかという選択権を子供に与えているんだ。

先におやつを食べた子供は、自分の意思で、先におやつを食べるという選択をしたに過ぎないのに、後であやつを食べる選択をしなかった事を、まるで意志の弱い残念な子と、この検証は印象付けてしまっているんだ。

もしも、おやつを先に食べる子と食べない子に分かれるこの検証に、意味を持たせるのであれば、それは子供の性格、タイプの違いを認識する事であり
それぞれの性格に合った教育法を見出す事に使うべきではないだろうか?


百歩譲って、おやつを我慢できる事が、確実に年収が高くなる事に繋がるのだとしても、年収が高くなければ、幸せな人生とは言えないのだろうか?

生きて行くのもままならない様な、じり貧の生活を強いられるのであれば、問題があるかもしれないが、普通に生きていける範囲であれば、年収がどうだろうが、本人が納得できる範囲であれば、それでいいのだと思うんだ。

もし子供の時におやつを先に食べて、年収の高くない人生を歩んだとして、その人生に、何か問題でもあるだろうか?

こういう時に大体どちらかの生き方、人生観を否定する展開になりがちだが
自分は別に、高収入の人達の生き方、価値観を否定している訳ではない。

どの程度の収入、社会的地位で生きるのが幸福なのかは、人それぞれなのであり、ぶっちゃけどのような人生でもいいのではないか?


と言いたいだけなのだ。
大切なのは、自分の人生が自分で満足できるかどうかであり、収入が多いかどうかは、その基準の一つにすぎないのだ。

もっとぶっちゃけてしまえば、高収入な人生を生きられる人達は、割合的に極限られた人の分しかないのだから、その枠に入るに相応しい能力の人達と他の事を差し置いてもどうしてもその枠に入りたいと願っている人だけが、その価値観を持って生きればいいのだ。

殆どの人間が高収入な人生を生きられる訳ではないのに、全ての人間が同じ人生的価値観を持って生きる方が、自分には歪な事の様に思えてならない。

これはどういう生き方や価値観が、人として正しいのかという事ではなく、自分はどの様な生き方を選ぶのかという、価値観の選択の問題なのだ。


もし今でもこの罪深き検証を自分の子供にしている親がいるのだとしたら、子供におやつを我慢できる子に、無理やりしようとするのではなく、自分の子供がどちらのタイプの人間なのかをという事を受け止めて、子供の性格にあった教育や生き方の享受をして欲しいと、自分は心の底から思うね」


みかん「所でアイの妹達は、こんな時にどちらの選択をするのだろうな?」

AI「次女のマイは、おやつを複製して、複製した分をこっそり食べるっす。
三女のマインは、おやつを食べた後に相手の記憶を操作して、おやつも約束もなかった事として、新たなおやつをおねだりするっすね」

みかん「アイの妹達は、今回の企画の参考にはならないかもしれないな‥」

秋月 藍の妹、秋月 ミーマイン ダークバージョン

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