見出し画像

第169回「少女好き宣言」byさ〇〇〇しをしてみた


ジャニーズの性被害問題
が、連日テレビで取りざたされる度に、自分の中でずっと気になっている言葉がありました。
しかしこの事について触れるのは、極めてナイーブな問題だし、実際に多くの性被害者がいて、苦しんでいる人達が大勢いる中で、下手な発言をする事は、シャレにならない事態を引き起こしかねない事を考えると、発言しても何の得にもならない事に、わざわざ口を出すべきではないのではないかと、文章を書きかけては破棄する事を、何度も繰り返していました。
しかしこの問題に目をつむって、自分は今のブログ活動を続ける事はもはやできないように思い、意を決して書く事にしました。

それは親族による記者会見で、ジャニー喜多川氏を度々性異常扱いをされていた事についてです。
ジャニー喜多川が、もはや弁護をする必要もない程の性加害者である事は、否定できない事だと思います。
しかしジャニー喜多川は、果たして性異常と言える人なのでしょうか?
性異常の異常とは、一体何に対して使われている言葉なのでしょうか?

もしこれが、同性に対する性的関心の事を示しているのだとしたら、これは論外だと言わざるを得ません。
よもやLGBTQの人権問題が叫ばれている時代に、同性の性的関心を示す事を性異常だと言われる事があるとすれば、その発言の方が社会的に問題があるのではないかと自分は思います。
そうでないのなら、未成年への性的関心に対してこの言葉が使われているのだと思いますが、もしそうだとしても、自分はやはり納得できない気持ちがあるのです。

果たして大人が未成年に性的魅力を感じる事は、異常なのでしょうか?
もちろん社会的に好ましくないのはわかりますし、喜多川氏のように実際に未成年に手を出すのは、犯罪行為であるのはまぎれもない事です。
しかしそれと、未成年に性的魅力を感じる事に、異常というレッテルを貼るのは、別問題だと自分は思うのです。

異常という言葉を使うからには、それは他の多くの人達には当てはまらない特異事例である事が前提条件となります。
しかしジャニーズ事務所に属している若者達に性的魅力がないなんて事は、果たしてあるのでしょうか?
彼らは、日本中から集められた選りすぐりの美少年達なのです。
言うまでもなく、性的魅力に満ちているから、芸能人になっていくのです。

もし日本中から集められた選りすぐりの美少女達が、自分の目の前にいたら自分はその少女達に、性的魅力を感じずにはいられない自覚があります。
そしてその感覚が異常であるというのなら、ジャニーズAKB48も存在などできるはずがないのです。

自分は、ジャニー喜多川の擁護をしているのではありません。
法的に犯罪になる事は、当然罰せられるべきですし、人として卑劣な行為をしていた事は、責められてしかるべきだと考えています。
ただ一つ、大人が未成年に性的魅力を感じる事を異常という言葉で片づけて社会がその事実から目を背ける事に関しては、賛同しかねるのです。

テレビの報道で、大人の未成年への性犯罪が取り上げられる度に、加害者は性異常者として取り扱われます。
「彼らは、性異常者だからこんな事を起こすのだ。まともな人間は、そんな事など考えもしない。まともな自分は、性加害者らとは無縁の存在なのだ」と、犯罪者と自分を異なる存在として切り離す事で、自分は犯罪とは無縁の人間である事を強調したがります。

しかしそんな事ある訳がないのです。
ロボットでもあるまいし、相手の年齢によって性的関心の有無がきっちりと分かれるなんて、そんな社会に都合のよい思考回路が、人間に備わっている訳がないのです。
特別に大人が好きで、未成年に魅力を感じない人もいるかもしれませんが、殆どの場合、そんなにはっきりと年齢で関心が分かれる事はないのです。

大人が未成年に性的魅力を感じる事を、異常などという言葉でごまかさずに誰もが関心を示しうる事をきちんと自覚をして、その上で大人はその意識の自己コントロールと、未成年者には、自分が大人にとって性的関心の対象になりうる事を、きちんと自覚をする事が必要なのではないでしょうか?

自分の尊敬する「るろうに剣心」の作者が、少女に性的関心を持っていたとして、まるで犯罪者であるかのような社会的制裁を受けた事がありますが、少女に性的関心を持つ事は、その人の人格を否定されたり、社会的な制裁をされなければならないような事なのでしょうか?
人によりそれぞれ異なるかも知れませんが、少女に性的魅力を感じるからといっても、全ての少女をそういう目で見る訳ではないと思いますし、それは正常者を自負する人達が、全ての成人女性を性的な目で見ている訳ではないのと、何ら変わりはないのだと思います。
ただ女性の魅力を感じる対象範囲が、他の人達よりも広いだけなのです。

だから自分は、ここに「少女好き宣言」を改めて行いたいと思っています。
「自分は、未成年の少女に対しても、性的な魅力を感じる事がありますが、決して少女に手を出す事なく、その魅力を堪能する事だけを誓います」と。

つぼみとて花の魅力のなかりけり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?