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第299回、AI少女画像集の作成経過報告


AI画像集を作成している方は、どの様な方法で行っているのでしょうか?

方法も何も、モデルの身体情報と衣装を決めて、生成をするだけだろ。

自分も最初は、そう思って行っていました。
例えば、警察やチアガール、ワンピース等の衣装を決めたら、後はひたすら生成を繰り返して、ある程度の数になったら、まとめて発表をするのです。

何も難しい事を考える必要はありません。
それだけでいいのです。

しかし自分は少し、難しく考えすぎてしまいました。

例えば、学生服の衣装に決めたら、場所はどこにしたらいいでしょうか?
学校、家、ホテル、最低でもこの三種類は、生成をしたい所です。

学校を舞台にするとして、撮影箇所は、どこにしたらいいでしょうか?
教室、校庭、廊下、階段、音楽室、図書室、ets‥

色々とありすぎて、一つに決められません。
だったらこれらの撮影箇所を複数組み合わせて、画像集を作ればいい。
1つの場所につき、10の撮影箇所(シチュエーション)を入れるのです。

これで、学制服の画像に対し、30シチュエーションが出来る事になります。

一口に学制服といっても、制服の種類も様々にあります。
ブラウス、ベスト、ブレザーの三種類は、欲しい所です。

これで、学制服だけでも、相当な種類の画像が生成できる事になります。

これは、なかなかいい流れではないだろうか?

そう思っていました。

ここまでは‥


制服の色は、どうするのか?
オーソドックスな、紺、青、ピンクは、やはり外せないです。

そう思って生成をしていると、黒、灰色、水色、赤、ベージュ等の色も、時々混ざって生成されて、ああこの色もいいなと追加をする事になります。

この段階で、少し雲行きが怪しくなって来ます。

紺色のブレザーで生成していても、紺一色でなく、青、水色のスカート等、かなりの頻度で、微妙な色違いが生成されて来ます。

紺+紺、紺+青、紺+水色‥
青+紺、青+青、青+水色‥
水色+紺、水色+青、水色+水色‥ えっ、水色+白?

こうして、制服の色のバリエーションは、無数に増えていくのです。

「いや、どれか一つの色に絞って、生成をすればいいだろう」
「あるいは、似た色を同系色として、ごちゃまぜでいいんじゃないか?」
皆は、そう思われるかもしれません。

そうです。
ただそうすれば、いいだけなのです。

しかし、自分にはそれができませんでした。

度々説明している、あの謎の拘り特性が、発動してしまっているからです。
「あらゆる色の組み合わせの学制服の画像集を、各々単体で生成せよ」と。

一つの画像集の中に、微妙な色違いの制服が混ざっているのは嫌なのです。
こうして何の違いがあるのかわからない様な、微妙な色違いの制服ごとに、単体の画像集を生成していく事になります。

決して多くの画像集を、生成する為ではありません。
そこには、ビジネス的戦略等、一切ないのです。
ただ心の中にある、謎の拘りに従って、生成をしているだけなのです。

自分は今、学制服の種類と色違いだけで、50種類以上の画像集を作成しています。1種類に50枚以上は画像を使用しているので、50x50で、ざっくりと見積もっても、2500枚以上の画像を使用している事になります。

しかも自分は、これらの画像集を全て完成させてからでないと、販売したくないという拘りも生じてしまっているのです。

いつその作業が終わるのか、考えるだけでも、気が遠くなって来ます。
それだけの時間と労力をかけても、売れるかどうか一切わからないのです。

いや学制服の色違いの画像集が50種類あった所で、需要が見込めないのは、十分わかっています。
そんな方法で画像の販売をしている人等、見た事がありません。
それをわかっていても尚、作業をやめる事ができないのです。


今にして思えば、自分は、AI画像生成に手を出すべきでは、なかったのかもしれません。
それは自分にとっては、やはり悪魔の囁きだったのかもしれません。

それでも今やめてしまえば、何の形も残らないままになってしまいます。
自分は、今作業を行っているAI画像集を販売する所までは、何とかしてやり終えたいと思っています。

そしてその後は、AI画像販売を、やめたいと思うのです。
(あくまでも、今現在での自分の心境です)

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