第218回、小説タイムズ・ダイアリーを考案してみた その5
あらすじ
10歳のさきは暗闇に包まれた深い意識の中で、自分を呼ぶ者の声を聴いて、目を覚ました。さきの目の前には、うっすらと明るい光に包まれた、今まで自分が見た事のない女性が立っていた。
だがさきにはそれが誰であるのかを、すぐに理解する事が出来た。
これまでタイムズ・ダイアリーを通して文通していた、14年後の未来の自分24歳のさきに違いないのだ。
やはり大人のさきは、自分の深層意識が生み出していた、心の中にいる存在イマジナリーフレンドだったのだろうか?
例えそうだとしても、1