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小説攻強皇國機甲13

窓の開いた
そよ風に
ふと
目が覚めた

付きっきりで
看病して
いたのか
リズが
眠っている

僕は
また
倒れて
しまった

「命は投げ出す
ものではない」


アルゴ
「ウナギ」
ウナギ
「早い段階で開眼
出来たが、命も運命も
賭けに出すなら
妥協も覚えておくと良い」
アルゴ
「ありがとうウナギ」
ウナギ
「次は飛び出すな
また会おう」



リズ
「アルゴ?」
アルゴ
「リズ、起こしちゃった」
リズ
「良かった」

ポロポロ
涙を流リズ

もう
あんな
無茶は
出来ない

うさも
ライオも
姿が見えない

何処
行ったん
だろう

閉まっている
ドアから
ノック音

ガチャリと
開くと
買い出しから
戻った
ライオと
うさの姿が

ライオ
「アルゴ、気分は
どうだい?」


アルゴ
「ごめん。心配
かけてしまった」
うさ
「次からは強制退場は
無しよ笑」


お腹が空いた

ライオ達が
買ってくれた
食材に目が行く

アルゴ
「ありがとう」
「あれ?」

「ワン!」

「ワニ!」



アルゴ
「 」
「何で此処に」


うさ
「昨日の敵はってやつ」


ライオ
「君が変えたんだよ」


アルゴ
「僕が?」

仲間が増える

そんな事は
僕には
想定外
だった

ただ一つ
ライオが答える

ライオ
「挨拶で君は変わった」
「リズもね」
アルゴ
「 」

そう

そうかも
しれない

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