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蒼穹のフリューゲル26

エノクです

制服も
乾いていた

タケからの
連絡
無事退院
したと言う

エノク
「古代図書館に
行ったわ。解読書も
手にしたの」
タケ
「早いな!」
「これからどうするんだ」
エノク
「まず解読書の
理解から。そこから
何名か解読チームを
結成して調べ上げる
事になるわ」
タケ
「俺が倒れた間に‥
進展したな!」
エノク
「ええ!タケ‥私」
タケ
「分かってるだろ?
俺も混ぜてくれ!」
エノク
「ありがとうタケ!」



一通り
タケの
退院後
着信を切ると
放課後の
仲間達に
伝達する


エノク
「古代図書館を
関係者限定で
解放する事に
なったの」
「これから
解読チームを
編成するから
協力出来れば
私か学長、先生に
連絡して」

真っ先に
読書好きの
ネグロが
名乗り出た

ビオラとネネも
興味深々に
聞く

ネグロ
「僕にも解読
出来るかな?」
エノク
「難解文字だけど
考えたら読めないの」
「私が解読書で
読み方を教えるわ」
ビオラ
「何だか面白そうだわ
私も良いかい?」
マナ
「魔導書とかあれば
興味あるわ。私も!」
エノク
「創世記からの記述だから
調べたいものは全て
管理されてるわ」

とりあえずは
こんなものか

フリュに
解読チーム専用の
名簿に彼らを
登録して行く

すると
ゼンキが
寄って来た

ゼンキ
「俺は内包者について
調べたいな」
エノク
「ゼンキ‥?」


「タケも言ってたし
ねぇ、フリュ」
フリュ
「とりあえず間に合わせの
即席解読なら制作アプリで
できそうですね」
エノク
「まずはこちらで解読
してくから少し待ってて」
ゼンキ
「おう」
ネグロ
「面白くなってきたね」
ゼンキ
「デニッシの野郎
最近オラついてるからな
ノイルを守ってやる
くらいはしたいぜ」
エノク
「今度タケを紹介するわ
少し待っててね」




帰りに
学校を出る

タケの姿

タケ
「待ってくれたのか?」
エノク
「ん?古代図書館の
解読チームの編成名簿を
まとめて学長に報告
してたのよ。タケ」



タケ
「サンキュー!解読
出来そうか?」
エノク
「単語はいくつか」
「フリュに解読や
検索アプリを
制作してもらう方向で
行くつもりよ」
タケ
「デニッシ族に対抗
出来るくらいは
なりたいからな」
エノク
「クラスの何人か
決めたからまた
紹介するわ」
タケ
「ああ!」


タケが
先生の所へ
行くそうなので
私も同行した

同じ当事者
なので

ディール
「不測の事態もあるわ
これからはこちらの
連携も考えないと」
エノク
「はい、連絡先は
こちらで良かった
ですか?」
ディール
「解読に専念したい
気持ちは分かるけど
あまり夜更かしは
やめなさいよ」

私は特に
すっ飛ばして
無理するからと
先生は言う

私は先生に
一礼して
タケと
学校を後にした

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