mystery gem22

石の
アップデートか‥

一体どうやって
やるのかしら？

テツオの
案内で
栄える
緑色の
街並みは

鉄の
身体を
持つ者達の
生活の場と
なっている

テツオ
「先程のご質問の件」
カナ
「あ、はい」
テツオ
「私達は外の現象を
一切把握して
おりませんでした」
カナ
「　」
「あの揺れや浮遊にも
影響無かったの？
貴方達ずっと此処で
生活してたとか」

テツオ
「仰る通りです
カナ様」

「そろそろ食事に
しませんか？」
トマリ
「食事⁈」
シーラ
「テツオさん！
私達のオイルとか
燃料とか
そう言うのは
無しですよ」

イド
「笑‥貴方達がどんな
有機体かはちゃんと
把握していますわ」

トマリ
「その‥材料とかは
あるの？」
イド
「好みの素材で
レシピが分かれば
可能よ」
カナ
「私、手伝います」
トマリ
「カナ、料理なんて」
カナ
「　」

「貴方にはとびっきりのを
作ってあげるわ」
トマリ
「お、お手柔らかに」
イド
「笑」

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テツオさんから
素材となる
材料を
調達する為
お使いの
小型ユニットを
数体向かわせ
飛び立って行く

カナ
「元気良いわ」
イド
「調理に必要な道具は
こちらで用意します。
他には？」
カナ
「材料次第だけど
あの子達どのくらいで
戻って来るの？」

イド
「早くて10分でしょう」
カナ
「そんなに早いの？」
イド
「お待ち下さい笑」
シーラ
「バーベキューなんて
初めて！カナさん最高‼︎」
イド
「仲良いですね笑」

初めてのハグ

シーラは
自分の事を
まだ話さない

けど

今は
それでも
良い

首元で
輝くこの
石達が
私の運命を
大きく変えて
くれた事を

私は

感謝した