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mystery gem16

目が覚めた
空腹で
お腹がヤバい

カナ
「 」
トマリ
「カナ!おはよう」

カナ
「ぐぎゅうう」
「 」
トマリ
「はい」

カナ
「あ、ありがとう///」
シーラ
「二人共仲良いですね」

トマリ
「///」
「まぁ、そうかも」
カナ
「///」

魚を頬張る



火が通ってる
美味しい!

塔から出て
やっとの
二度目の食事

シーラ
「お二人には
助かりました」
「この森には
動かない
機械が沢山
あるんです」
トマリ
「そう言えば苔で
緑色になってる‥
いつの時代の
物だろう?」
カナ
「かなりの大昔?」
シーラ
「よく分からないですが
お礼に見せたい
物があるので
後で付いて
来て下さい」

トマリ
カナ
「‥?」

トマリは
私に二匹の
焼き魚を
分けてくれた

なかなかの
ボリューム感

カナ
「ご馳走様でした♪」
「ありがとうトマリ」

トマリ
「///」
「うん。さあ、
移動開始だね」


森は
降りる様に
深い

シーラ
「この森は思ってる
以上に深いんです」
カナ
「どのくらい?」
シーラ
「二人が思う以上に」


ますます
想像出来ない

何かしら?

歩く度
土の違和感を
感じる

トマリ
「土が硬い‥」
カナ
「トマリも?私も
違和感を感じたの
土では無いわ」
「この感じ」
トマリ
「うん、鉄の上だ!」
「僕ら巨大な鉄の
上を歩いてる」


カナ
「 」
トマリ
「 」
「嘘だ‥」
「何だコレ‥‼︎」
シーラ
「トマリさん!
ストップです!」

シーラが
トマリの
前進を
止めさせる


その先は
高所

木の根が
一帯を巻き
付ける様に
聳え立つ

問題は
その奥

目の前に
開ける
圧倒的な
空間を

私達は見た

トマリ
カナ
「 」

言葉を失う

そう

理屈なんて
必要
無かった

見れば
分かる‥

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