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蒼穹のフリューゲル32

ミツルギを
どうするか

とりあえず自立は
出来ても
学校へ
帯刀する訳には
いかない

しばらく
ベクターBOXに
格納する事にした


エノクです

支度もでき
駅へと向かう



アリサも
付いて行く

アリサ
「学校!」
エノク
「合同学校なの
アリサも
小学生として
通えるわ」
アリサ
「良いな〜」

政界

まだ
こちらの
問題がある

生け贄
何の為に?

エノク
「いつか話して」
アリサ
「うん?」
エノク
「何故生け贄なのか」
アリサ
「祀るんだって」

祀る?
誰を‥

アリサ
「それは分かんない」
エノク
「ありがとアリサ
けど、神様じゃ無いわね」
アリサ
「何だろう」
エノク
「何かしら‥神様は
取引なんてしない」
フリュ
「それよりお姉さん
例のアプリ」
エノク
「ん?出来た?」
フリュ
「これで検索も
解読も出来ます」
エノク
「良かった。あ、タケ!」


タケ
「よ。エノク」
エノク
「出来たわ。例のアプリ」
タケ
「サンキュ!良し
進展したな!」

続々現れ
私は挨拶する

ネグロ
ビオラ
ネネ
マナ



私はフリュに
完成した
アプリを
みんなに送る様
頼んだ

エノク
「検索したい項目を
入力したら
サークルが出るわ」
「書物にかざせば
解読してくれるから」
ビオラ
「お!来た来た」
マナ
「ほう」
ネネ
「レシピあると良いな」
ネグロ
「ありがとうエノク
これで古代図書館で
沢山読めるよ」
タケ
「これで内包者を
調べられるな」
エノク
「ゼンキも調べ
たがってたの」
タケ
「ゼンキ?同じ
クラスのか?」
エノク
「ええ、後で紹介するわ」

私は
ゼンキにも
アプリを送信
すると
ホームに
停車した
モノレールに
乗り込んだ



学校
教室

ディール
「おはようエノク」
「連れて来たの?」
エノク
「はい先生!
早いですね?」
ディール
「有事の際には
迅速に対応したいでしょ?」
エノク
「手数かけます」
ディール
「早く来たのは
‥分かるでしょ?」
エノク
「はい、実は‥」




ディール
「生け贄に祀られし者」
「何かしら?
信仰する神でも?」
エノク
「神は取引しません
他のものです」
ディール
「他に何か分かった
事があったら
教えてくれる?」
エノク
「匂いが」
ディール
「匂い?」
エノク
「あの世界‥死臭が
酷くて」
アリサ
「 」

そこまで
答えると
アリサの表情が
青くなる

エノク
「ごめんなさい
これ以上は」
ディール
「そう、分かったわ」
「それじゃ始めましょう」

先生の
手拍子を合図に
授業が始まった

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