mystery gem43
負荷からの
昏睡から
目覚めた
時には
私は
大型船の
個室に
いえ
牢獄
扉は
鍵‥
小さい窓
震える身体
涙
トマリ‥
みんな‥
トマリ
「くそっ!考えろ‥
どうやって助ける」
ジャズ
「強行するか?」
トマリ
「そんな‥戦争する気で?」
「確かにそうだけど」
ビリー
「甘ったれるな」
ビリー⁈
ジャズが
コンテナから
釈放したらしい
トマリ
「 」
「殺す戦いより」
テツオ
「はい。ならば
殺傷能力の無い
実弾など如何でしょう」
イド
「昏倒させれば
皆様撃ち放題ですね」
ジャズ
「良いね!」
ビリー
「嗚呼、お前よりは
賢いな」
トマリ
「 」
「それなら撃ちます」
ビリー
「銃の扱いは?」
トマリ
「まだ‥」
ビリー
「それじゃ直ぐには
助けられねえな」
「上手に当てる練習だ」
ジェシカ
「そうね」
トマリ
「姉さん?」
テツオ
「確実に昏倒
させる為にも頭部に
一撃必要です」
イド
「ヘッドショットです」
ビリー
「生き残りたきゃ撃て」
「無駄な弾は無いと思え」
トマリ
「はい!」
ジェシカ
「ビリー、トマリは
私に任せて」
ビリー
「良いだろう」
「そっちはどれくらい
かかる?」
ジャズ
「出来れば無反動が良い
撃ちやすいぜ」
ビリー
「サイレンサーも必要だ」
テツオ
「かしこまりました」
「プラントにて製造中です」
イド
「ビリー様、私達も
お手伝い致しますわ」
ビリー
「良し。面白く
なって来たな」
トマリ
「ちゃんと当て
られるかな?」
ジェシカ
「照準次第よ」
ジャズ
「ありったけの
武器が必要だな」
テツオ
「それも兼ねて
製造中です」
「あともう一つ」
イド
「まだ何か?」
テツオ
「私のアルゴリズム
では、もう一つ必要な
ものがあるのです」
そう答える
テツオ
程なくして
僕が使う
拳銃が
出来るまで
そうかから
なかった
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