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mystery gem20

私‥

また
昏倒して

どうしてこう‥

トマリ
「カナ!」
カナ
「トマリ‥シーラ」
シーラ
「カナさん、もう
昏倒の心配は
ありませんよ」
カナ
「‥?どう言う事?」

トマリの
説明によれば

変わり果てた
森から
現れたロボットから
端末を渡され



石のアップデートを
完了させたからと
言っていた

私が昏倒
している間に
そんな事が

シーラ
「それだけじゃ
ないんです」
「実はゴニョ‥」
カナ
「‥石を理由に
首元から手を
突っ込もうとした⁈」

シーラが
そそくさ
撤退する

後を追って
言い訳
しようとする
トマリの肩を
ガッチリ掴み
ボソッと
呟いた

カナ
「今度は私が
起きてる時に
改めて再現
してくれる?
二人きりで」

トマリ
「め‥滅相もござ」

「‥はい」

シーラ
「最低です
鼻血垂らして」
カナ
「そ、それでも
命の恩人だし」
「///」

良くも
悪くも
彼が
好きだからと
シーラに
伝える

その頃には


トマリは
ロボットが
立ち去ったで
あろう方角へと
駆け出し
去っていた

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