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蒼穹のフリューゲル31

エノクです!

アリサの
救出から
分かった事

政界
私が連行された
知らない世界

ラグラは
デニッシ族の
社会問題から
政界の
国際問題へと
一転した

今後の
対策として

緊急避難として
擬似ポータルを
ディール先生から
渡され警察からも
緊急連絡先を
教えてもらう

話す様になった
アリサは
私の側で
少しずつ心を
開いてくれた




翌朝

アリサ
「お姉ちゃん
朝ごはん作ろう!」
エノク
「ふあい」

嗚呼

元気あって
宜しい

エノク
「おはよアリサ」
アリサ
「おはよう!」
エノク
「良かった。
元気出て」
アリサ
「材料はどれ使う?」

アリサが
冷蔵庫を開けて
残りの材料を
確認していた
私に似てるのか
キビキビ
動く子だ


エノク
「間に合わせの
レシピね‥フリュ」
フリュ
「おはようございます!」
「これなんかどうすか?」
アリサ
「うん!良い!」
エノク
「決まりね。ちゃっちゃと
作りましょ」
アリサ
「うん!」

昨日とは
大違いだ

学校に向かう
支度もある

アリサを
学校で面倒見て
もらえるか
聞いてみよう

制服に着替えた

エノク
「‥その前に」
「アリサ、この剣
どうして立ってるの?」


アリサ
「ミツルギだよ」
エノク
「ミツルギ?」

ジャイロセンサー
でもついてるのかしら

ミツルギ
「エノクさん
アリサさんを助けて
頂きありがとう
ございます」
エノク
「しゃべ⁈」
「喋るのは良いけど
今それ言うかしら」
ミツルギ
「す、すみません!
アリサさんがようやく
話してくれたので
それに‥」
エノク
「女子寮だもの」
ミツルギ
「 」
アリサ
「お姉ちゃん?」
エノク
「冗談。迂闊に窓も
開けられないわ」
「フリュ、この子」
フリュ
「良く出来てますね
このアンドロイド」
ミツルギ
「ええ⁈僕アンドロイド
なんですか?」

なんだか
愉快な仲間が
増えていく

緊張が高まる中
私は支度を
済ませて
学校へと向かった




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