mystery gem21

ロボット
「これはこれは
私達に興味が
お有りですか？」
トマリ
「君は、何故自立して
動くの？」
ロボット
「私の事は、テツオと
お呼び下さい」

名前あったのか
動力は
一体何だ？

テツオは
解説する

テツオ
「厳密に量子力学、
真理工学によるもの」
トマリ
「人間に模した
コンピュータ？」
テツオ
「いえ、高次元的な
アップデートを
させて頂いてます」
トマリ
「　」
テツオ
「お困りでしたら
共に解決の道を
推奨しましょう」

凄い

精巧どころ
じゃない

そうだ

トマリ
「私達って事は、
君以外にも？」

テツオ
「もちろん。ところで
彼女達を置き去りに
されてますが」
トマリ
「あ」
テツオ
「此処で待ちます
案内しますから
みんなで参りましょう」

僕はカナと
シーラが待つ
元来た場所へ
向かう

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トマリ
「カナ！シーラ！」
カナ
「戻って来たわ」
シーラ
「置き去りにして
戻って来ないかと」

カナ
「ロボットの彼に
お礼言わなきゃ
ならないわ」
シーラ
「そう言えば私達って
言ってました」
「他にも仲間が‥」
トマリ
「ああ、仲間達の所へ
案内してくれるって！」
カナ
「じゃあ行きましょう」

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テツオ
「お目覚めですか」
「ご無事で良かった」

カナ
「貴方が？」
テツオ
「初めまして。テツオと
申す者でございます」
カナ
「凄い‥助かりました！
私カナって言います」
テツオ
「カナ様。後日的な
石のアップデートが
必要となる場合が
ございます」
カナ
「石に詳しいのね！」
「教えて」
テツオ
「何も知らずに
力を行使されるとは‥
我が身を顧みず」
カナ
「‥馬鹿だって
分かってるの」

テツオ
「そう言いたい
のでは無いのです」
「無茶をなさる」
カナ
「私、分からない
事ばかりで」
テツオ
「では、知る事
学ぶ事に留意
しましょう」

こちらです

そう丁重に
案内する
テツオ

深部へと下る

しばらく歩くと
沢山のロボットが
私達と同じ様に
生活している

テツオ
「私の妻イドです」
妻
「あら」
「この方々は？」

カナ
「えっ？」
「結婚⁈」
トマリ
「あの‥そろそろ
何故こんなに沸いたのか
説明してよ」
テツオ
「やはり興味が
お有りですか」

突然の起動

浮上から一転

彼らの出現

謎は深まる
ばかりだった